雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

活字中毒者の禁断症状。

2011-01-22 14:19:39 | books&magazine
今日は例によって週末引きこもりの1日になりそうです。基本的性格が引きこもり気質(?)なのに加え、寒いと思うとますます外に出るのが億劫になってしまいます。夕方ぐらいに近所のスーパーと本屋さんぐらいは行こうと思っているのですが、それより遠いところに出かける根性は全くありません。ここ数週間、近所のわりと大きい本屋さんに行くのですが、なかなか読みたいと思う本に出会えずにいます。「ヒューマン・ファクター」を再読して以降これといった本を読んでいないので、そろそろ活字中毒者の禁断症状が出始めております。活字を読んでいないと落ち着かないというか、気持ち悪いというか。ワタクシの場合、若い頃に比べると格段に読む量が減っているのは事実ですが、それでも平均すると週に1冊のペースで読んでいると思われます。

よく「活字中毒の人間は菓子箱に入っているしおりまで読む」と言われますが、ワタクシに限って言えば本当です。昔、実家の母に「暇があると手当たり次第に活字を読んでいる子どもだった」と笑われたものですが、別に意識してそうしていたわけではなく、本人は無意識のうちに活字を読んでいたというのが正解です。もちろん、今でもいただきもののお菓子のしおりも読んでいます。ただ、年とともに嗜好が極端に偏る傾向がひどくなっているので、本も手当たり次第には読めなくなってきました。自宅のスペースと持ち運びの関係上文庫本しか買わないので、実は、敬愛する村上春樹の「1Q84」もまだ未読のままだったりはするのですが、ひたすら文庫になるのを待っている状態です。ただ、出版社も心得たものでベストセラーは文庫になるのが遅いのですよ。なので、今は新潮社と我慢比べをしているところだったりもするのですが。