♪ 『 三線欲張り修行日記 』 ♪  

沖縄バンド「みいはいゆ」ちゃくらのブログです。

2020年の目標 どうしようかと考え中です。☺️♫

三線古典修行日記 8 ~「恐るべしかぎやで風」~

2007年02月25日 | 修行日記
  

     ・・・初稽古の衝撃から数日後・・・。


  ・・・「かぎやで風」 の工工四を前に、全く手がつけられん私です・・・。


とにかく録音した唄を聞いても、唄の全体像が全くつかめんがです。

普通、ポップスのような耳慣れた歌には、サビがあったり、憶えやすい
フレーズがあったりするがですけど、古典には、そんな、聞く人に優しい
配慮はまるでないがです・・・・。

例えると、どこまでもクールで、どこまでも正体不明型人間のような感覚です・・

「俺についてきたい奴はどうぞ!でも俺は待たないよ!」

そう言うと、さっさと一人で歩き出すクールな二枚目俳優のイメージです。

「これは、手ごわいわぁ・・・」



二枚目の前だとしどろもどろになってしまという 「男前苦手意識」 のある私は

これじゃいかん!とアプローチ方を変えてみることにしました。

「とにかく工工四を手がかりにしみるか・・・」

ところが、これがまた 「??????」 ながです。


古典の工工四には、三線の楽譜だけじゃなく、もうひとつ「歌の楽譜」がつきます。

一見親切に感じるけど、歌の楽譜がある、ということは、
歌の形もカチッと決められちゅうということながです。

その上、歌と三線が全然違う動きをするがです。

例えたら

「ドレミファソラシド~♪」 と、唄いながら

「ドシラソファミレド~♪」 と、三線を弾く感覚です。

「これは聖徳太子にならんといかんなぁ」


「唄」 と 「三線の手」 を別個のものに考える・・・

こうして 「ミスターダンディかぎやで風」 との距離を近づける私なりの

アプローチ方は決まりました。

題して・・・

『頭と体は別々やき絶対出来るちや!作戦』 スタートです!









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