「ほぼ日刊イトイ新聞」サイトより
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コピーライターで ウエブサイト「ほぼ日」主催者の糸井重里さん。
糸井さんの書く やさしい文章が大好きで 毎日サイトを覗いてるわたし。
さて。
その糸井さんがとても可愛がっていた犬の「ブイヨンちゃん」が 今年亡くなりました。
そして 糸井さんは 69歳というご自分の年齢も考えて もうイヌを飼うことはない と思ったそうです。
ところが ある日のこと。
奥さんで女優さんの樋口可南子さんが 言ったのでした。
「どうしてもダメだというのなら諦めるけど…
またイヌと暮らしてみない?」
本心は もちろんイヌと暮らしたい糸井さん。
そこからはずいぶんと心の葛藤があったようです。
そして ていねいに家族会議をくり返し ついに 再びイヌと暮らすことを決めました。
糸井さんは その時の心境を ブログにこう記しています。
「犬のいない生活は自由でした。
でも… もうその自由はいらないんです。」
わずか2行の言葉。
でも このたった2行には 再び犬と暮らすと決めた糸井さんの覚悟。
そして なによりも喜びがあふれています。
それからほどなくして 糸井家は子犬を迎え入れます。
か…かわゆい〜
犬種は 亡くなったブイヨンと同じ ジャックラッセルテリア。
名前も「ブイヨン」から取って「ブイコ」。
このことからも 糸井さんが ブイヨンをどれだけ愛していたのかが伝わりますよね。
そして 糸井さんが運営されてる 犬や猫好きな人たちのためのアプリ『ドコノコ』で は 糸井家の子犬の様子が毎日アップされるようになりました。
毎日アップされる記事や写真には 今はもういないブイヨンのこともしょっちゅう出てきます。
それを見るたびに
(糸井さんはブイコの中にブイヨンを見てるんだなあ…。
ホントにブイヨンのことが好きだったんだなあ…。)
ヒシヒシと伝わってくるんですね。
そんな糸井さんが 先日書いていた言葉。
『ある程度の年齢にならないと、
犬も「生活のなかの犬」には
なれないものなんですよね。
ブイコもいずれね…。 』
そうそう!
そうなんですよね!
わたしがちゃ〜を飼い始めた頃。
ちゃ〜は 「わたしの生活のなかのネコ」ではなかった。
家に来たばかりのころのちゃ〜。
キンチョーしてます。笑
お互い毎日緊張してた。
距離感を少しずつ縮めようと努力してた。
何が好きで何がキライか わかろうとしてた。
悪さをされると (なんでこんなことするんだろう?)と 途方に暮れたこともあったっけ…。
それが ちゃ〜が家に来て4年。
ふと気づくと お互いの心地いい距離感とかスキキライが いつの間にかわかってるんだよね〜。
そして ちゃ〜は 最初の頃の 「生活に加わろうとしてるネコ」から 気づかないうちに「生活のなかのネコ」へと変化していました。
ブイヨンちゃんがそうだったように きっと糸井さんも ブイコちゃんが「糸井家の生活のなかの犬」になるその日を ワクワクしながら待っているんでしょうね。
今や「生活のなかでリラックスしまくるネコ?!」