日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 節分後、日々雑感・・ *

2007年02月09日 | 雑感

節分の翌日は立春。 
立春を過ぎた頃は決まり文句のように”立春とは名ばかりで、風は冷たく・・”なんてそんな書き出しで、
近況報告の便りを書いていた、本当に毎年そうだった。
今週に入っては毎日が春半ば、そんな暖かい日が続くのでいつもの決まり文句は書けない今日。

そんな暖かい日だと言うのに我が家では、咳や喉の痛みいわゆる風邪の諸症状を味わっている。
空気も乾燥していると、加湿器も絶えず作動しているし、のど飴もなめているのに。
毎朝ひろとの迎えと送りが日課のようになっていた夫は、起こさないでも早起きをするようになった。
(普段会社行くのに、なんでそれだけ余裕持って起きられへんのよ~!全く)と次女と言うのだ。
二日ほどそのお役目がなくなった喪失感? 緊張感がなくなったの?

一昨日夫は帰るなりはぁはぁ言いながら「熱測るわ」 「あらへんあらへん、たいそうに」私と次女。
「37度ある、あ~熱あるわ」 「あら珍しい、良かったやん、でも37度くらいどうってことないよね~」
昨日朝、置いてあった体温計を見たら36度7分、「熱あらへんやん、嘘言うて」私たちは大笑い。
とは言いながら、ひどくなっては可哀そうなので、売薬やのど飴を持たせた。
夕方会社から帰宅するなり「熱測る!今日はあるで」(あったら嬉しいんかい) 
「37度5分あるわ、ほれ」(自慢してどうする) 「あら、良かったやん、おめでとう」(なんちゅう家族だ)

夫は不調なときたいてい(熱測る!)と騒ぐ。 そして微熱でもあるとほれみろとばかりにえらそうにするし、
37度の赤線を越している体温を確認するや否や、急に大病人に変身するくせがある。 いやいつもそう。
しかし今回は自らが病院へ行って来ると言う。 顔を見合わせて(あらまぁ、はいはい)笑う私たち。
本当は笑いごとではなく、四年前咽頭腫瘍で入院したことがあってその時の告知の恐怖に、
少しは懲りているのと、(そんな体質持っているんやから喉の痛みを訴えるとき病院へ行きよ)と言う
家族の強い要望も度々なので、今回は自らかかりつけの耳鼻咽喉科へ行ったのである。
喉が紅いとかなんとか、五種類もの薬を抱えて帰るともう大病人。(そりゃぁ大変やん!)滑稽。 
どれほどしんどいのか分からないが、いつも大げさ、ほんと大げさ。
こんなときはにんにくをいっぱい摩り下ろし料理に入れて食べ、寝て汗をかく、これが夫のベスト治療法。
献立はから揚げ・サラダ・豚キムチと、セイ君お土産のふかひれで初挑戦で作ったスープだったから、
スープには刻んで炒め、豚キムチにもすりおろして食べてもらい、夫は「汗をかくぞ!」と早々と寝た。
案の定夜中、汗をかき一度下着を着替えてまた爆睡。

朝はすっきり! 「もう治った!」 「35度7分やん」 平熱こんなに低かったかなぁ。 
大騒ぎの熱は一夜にして平熱に。 しかし男の人はそう簡単には会社休めないからえらいわ。
オーバーでも、熱を下げて「よし!」って行った夫の後ろ姿を見送りながら、くせなのかユーモアなのか、
そんな子供っぽいところ、一生変わらないだろうなぁこの人は・・と微笑んでしまった私である。

久しぶりに雨が降ったりやんだり・・。 屋上の鉢植えの白梅がもうほとんど開いた。