日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 休日二日・・・ *

2007年02月13日 | 絵 他

銀行ではないが、おまとめ何件・・最近はこんな形が多くなった。 
屋上でもう一ヶ月以上咲いては散り、また咲き続けている花。 
名前・・う・・ん、思い出せない! 葉はさつきの葉と似ている。 華やかな屋上の演出者。

2月11日( 建国記念の日

夫は綿密に計画を立てて行動すると言うより、どちらかと言うと行き当たりばったり的な所がある。
でもそれが結構ぐいぐい行く性格で、もぅ~と思いながら後で良かったと言うことが結構ある。
今日の場合は私。 私はB型、思い立ったらマイペースで・・そんなところも(大いにある)
ご近所さんから去年もらっていた、京都国立博物館のチケット2枚、1月28日までと思っていた。
掃除がてらウォールポケットを整理していたらなんと2月18日までではない!(いい加減やわ私!)
「お父さん! まだ行けたよ京都行こ!」 打ちっ放しにでもと思っていた夫興味なさ下だが「おう」
展くんのお母さんの誕生日プレゼント持参の予定だった次女夫婦、お母さんの都合が悪くなり
急遽一緒に行くことに。 それも午後1時を過ぎていたけれど、まぁ明日も休みだし。

駐車場無料!空き待ち。 「あんたどうせあちこち撮りまくるんやから降りて先に行ってき」
(そんな~)待ち時間20分だった。 娘夫婦は向かいの三十三間堂あたり散策へ。
初公開とあってかなりな人である。 年齢層の高い夫婦連れが目立つ、どこへ行っても。
(そこの紅いジャンパーの夫君邪魔!) 私を一枚も撮らないのに、いつも自分は写ろうとする。



館内ではヘッドフォンで音声ガイダンスに添って。 老眼では絵の説明を読むのに難儀するから助かる。
鑑賞は別々、お互いに興味が違うから同じようには進めない(って言うか、入って5分もう夫は見えない!) 
桓武天皇が日常を過ごされた御常常御殿や御学問所等、どれだけの枚数の障壁画だったろうか。
まだ当時の絵師たちによる、当時を偲ばせる御殿の儀式や祭り、人々の生活や様子などが伺える。
1000年もの年月を経たものでも、今でもり立派に当時を再現するようで、保存のすごさを感じる。
一生懸命観たので、外へ出たときの空気と梅の香にほっとする。

晴れたり曇ったり、時に雨粒も。 京都だから・・しかし京都市内は嬉し懐かし。
大阪市の変貌とはかけ離れ、30年以上経っても驚くほどのことでもないと感じるのは古都京都だから?
4時を過ぎていたが北野天満宮へ寄ろうよと言うことに。 5時で閉門!
菅原道真公、学問の神様なので今の時期多い。  本殿へは行列が長くて並ぶのを断念。

私は結婚する前の5年は京都、2年は駅の近く後の3年は北野天満宮へ歩いて15分位の所にいた。
ショックだったのは、20年以上も久しく訪れたのはいいが、良くここを通って千本通りの市場に
買い物に行っていたのに。 境内をあちこち歩いても中々当時の感覚が戻らないのだ。
こんなんだったかな・・え~、こんなところにこんなのあったかな。 あ・・記憶が・・。
25日には梅花祭があるが、境内は結構咲いていたが梅林の梅はまだ。 

駐車場にあったさざれ石。 国歌『君が代』 ♪~さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで~♪

短い時間だったが、独身時代の懐かしい場所に心もすがすがしく、夫とデートした時を思い出す。
(夫は覚えていない!!)
食事をして家についたのが9時前だった。  


2月12日(
 振り替え休日


昨日何をするにも睡魔に勝てず10時には寝てしまった。 当然ながら3時頃に目覚めた。
寝るのも惜しいので熱い珈琲を入れ、なんとなくブログサーフィンをした。
あるところに目が止まり、と言うのも絵を描いておられる方だったのでカテゴリの絵をみていた。
最新記事に、弟さんが梅田の阪急百貨店9階の画廊で第8回油彩展を開かれていると、なんと13日まで。
ご自分の書いた絵と、もう一枚は写真だと思ったら弟さんの絵だった。 見事な写実な絵である。
(よし、行ってみよう!) 夫は打ちっ放しと飲み会。 「行ってきなさい、どこへでも」投げやり。
思ったら即、熱しやすいそんな私の性格分かっているから。
行こうと思ったら帰ってきた。 「行きたい?」「いや」「じゃぁ干してるお布団入れてもらえるかな」
「布団くらいよう入れるわ」(入れたことないくせに・・)

バレンタイン商戦でデパート内には人がいっぱい。 
画廊には20点くらいだったろうか。 写実な油彩と水彩画、実に細やかなタッチなので感動。 
そして明るくて穏やかな絵。 筆遣いがすごいのでずっと近寄ってみていたら、
「油絵は離れて見た方が・・」「はぁ、あまりに細やかな筆使いだったもので・・」一枚一枚丁寧に見ていたら
「どなたかお友達の紹介ですか?」「いいえ、実は初めてお兄さんのブログを拝見して知りました」
「あぁ、《僕の菜園日誌》でしょ」とにっこり。 ご兄弟揃って絵画、おまけにハンサム。

写真には撮れないが、絵は目に焼きついている。 
素晴らしかった中司満夫さんの油彩画展、かくして私の休日は鑑賞の日々となった。  
デパートも久々にうろうろ出来たし、気分はすかっと爽やか。 女ってやはりね!
行き当たりばったり的、夫のことをそう書いたが、実は私もそうかも。