日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 文化の日・・ *

2009年11月03日 | 雑感

「歩いたんか?」 夕食を済ませたころ、打ちっぱなし、呑み、麻雀コースから帰宅した夫は言った。
「歩いたよ」 「さっさと歩かなあかんのやで」(偉そうに) 「さっさと歩いたよ~」 (カメラ持ってだけどね)
「ちょっとの時間でもええから、毎日歩きや」(あんたは医者かい)「お父さんかて歩かなあかんのやよ」

それ以上突っ込まなかったが、夫が痛風になって以来一緒に歩くことやめてしまった。
私にはやいやい言うが、ぐいぐい誘ったら「しゃあないなぁ」と歩くのではなかろうか、誘って欲しいのか。 
それこそなんで「一緒に歩いたる」でもええから素直に言わへんのやろ、歩いたらええと思うてるはずやのに。 

土曜は三田でゴルフ、8人中べべただった。 未だかってない成績で納得いかず面白くなかったはずの夫。
翌日曜、必ず打ちっぱなしに行っている友人に「都合で行きまっさ」と言いながら、行かなかったもの。
一日TV見ながらパソコンやったりごろごろ、一歩も家から出なかったから分かりやすい。
今日は心身復活したのか、さっさと朝食をすませたら出て行った。

お昼過ぎ(もう咲いてるよね)そう期待しながら公園へ歩いて行くとやっぱり! 十月桜が咲いていた。
バーベキューグループ、親子連れがあちこちで青空と色づき始め変身した木々の秋の中で楽しげに遊んでいた。

グリーンヒルズには、凧揚げや犬の散歩、子供たちの戯れ以外に、ウォーキングしている人は5、6人。
頂上から見下ろす景色は格別だった。 昨日が木枯らしが吹き荒れて、無残な寒いお天気だったから。



文化の日、親から子へ、子から孫へ、孫から曾孫へ・・ふるさとから続く家族の流れ。
母が生きている間に、もっと安心し喜んでもらえるように、そう思うと自分の健康が一番大事かも知れない。
”いいものは伝え、そうでないことは消去していく、みんなが助け合って仲良く、そうしながら一生が努力よ”
いつもそう言う母、86歳になった今も。 母はそれを遺言としているのかも知れない、そう思うようになった。

文化の日、満月の夜。 寒空に煌々と静かに輝く白い月に母の顔が見えて声が聞こえるような気がした。
「がんばろうで!」 いつも電話の終わりに言う言葉が。