日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 怖~い、お話 *

2009年11月19日 | 雑感

 

しずかなしずかな里の秋  おせどに木の実の 落ちる夜は

ああ かあさんと ただ二人 栗の実にてます いろりばた

大好きな唱歌である  特にこの季節自分の頭の中でこの歌詞を歌うと 子供の頃の
ふるさとの風景が浮かんできて 次々と浮かんできて 涙が出そうになる

老いを増した夫や私の実家の母たちの顔が浮かんできて、お世話下さる兄夫婦たちの顔が浮かんできて
有難いというか 申し訳ないというか分からない感情に 涙が出てくる

と言うかそんなにしんみりとしている訳ではなくて・・。
夏の頃は6時半に降りて行き主婦開始だったが、最近はラジオ体操が終わって下へ降りるようにしている。 
身体が硬くなっているし、足が今一なのでラジオ深夜便を聞いている流れでラジオ体操をするようにしている。
第一と第二の間の首の運動のときのピアノ伴奏が、里の秋なのだ。
わずかなこの時間、敬虔な気持ちになり、まさに里を思い出すやさしい大切な時間のような気がして。
このラジオ体操の解説を聞きながらなら次の動作が分かるが、なんとなくのとき動作が出てこないときがある。
それに、朝やらない日は日中思い出してしようとするとき(え? 次は?あれ?)次も次も思い出せない!
子供の頃からの、変わらないラジオ体操なのに・・、これって怖いよね~。
たまに昨日ってどんな一日だったかと思い出すとき、それに昨日晩御飯何だったかとか、時間がかかる。

「○○さん、携帯やっと買うんやね」 「母さん何言ってんの、それって今言うたやん」苦笑いしながら娘が言う。
「分かってるって」(そうよさっき言ったよ、でも本当にそれを知っていてまた言うたんやろか?)
「母さん最近特に、今言うたこと初めてうちに話すように言うんやもん、ぼけたんと違うかって怖くなるわ」
「そっか、はははは」 いや、ははははではない、母母には違いないが怖い話なのである。