屋上へ洗濯物をとりに行ったら、夕日がまぶしく輝いているような・・
「歩いてこう、夕日撮れるかもよ~」 ウォーキングふぁが、更新すべき材料がない夫に協力しようと言う魂胆あり。
5時出発。 「早く~、夕日落ちちゃう!」 早足、夫と競うように。
体育館の前から、横道で一気に頂上へ向かう・・ 「あ~ぁ、落ちちゃったね~残念~」
ぐるぐる回って、「天保山まで行こうか!」 と夫が言う。 (やる気やん! 嬉しい!)
これは撮っておかなあかんでしょう。
三度目だ、二人で歩くのは。 「夢見たいやね」 何度、この言葉を言ってしまうだろうか。
オーバーコートの襟を立てて寒そうに歩く人たち、(お!メタボが二人歩いてるやん!)
そんな目線よりも、寒そうな人たちには悪いが、こっちはぬくぬく・・汗ばむくらい・・優越感に浸っているのだ。
天保山までは行かなかったが、左へ方向転換! ついて行くのもいいものである。
あれ~、いつの間にかリードされている!? 誘っても無抵抗だし。
夫の為に写真撮って・・と思いながら、うまく撮れずにいると、夫はずっと先を歩いている!(あかん!)
暗がりでこっちを向いて立ち止まり、待っているのが見えた。 (早く行かねば!せっかくの機嫌が!)
1時間10分ほど。 これだけ歩いてもまだこんな時間しか経っていないね・・と言う時間、不思議な位。
時間短縮とばかりすぐに自転車に乗るが、そんなに細やかに気遣うほど一日をきれいに使っているかな、
1時間の重みこれだけのことが出来る・・何か分からないが貴重なウォーキングと思えてきた。
この道は どんな道ですか
昨日 歩いてきた 道ですか
今日 歩いている 道ですか
明日 歩いていく 道ですか
その道には
四季の 色が 輝き
四季の 香が 漂い
四季の 音が 響く
・・・・
ほんとうに いいですね
笠原 道夫
この道は
昨日でもなく今日初めて歩くこの道は
きっと明日からも歩くであろう道
そう・・ 明日へと続く道
春色の花の香り 心地いい春の音がして
夏色の空と雲 爽やかな汗の匂いがして
やがて街は変身する 鮮やかな秋色に彩られる
そしてまた静かに 冬色へとステージを変て・・
そんな四季を わたしたちは するりと通り抜けて歩く
そのうち笑顔で 出来れば余裕の笑顔で
そんな楽しい未来を描きながら
今日も歩く道 明日へと続く道
と、そんな夢を描きました、返詩です。
笠原さんのほとばしる詩に、いつも感服です。
ありがとうございます。