日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 八幡屋公園の帰り道 *

2010年03月06日 | 花や木

今日は雨、昨日のお天気が嘘のような・・八幡屋公園の桜も濡れているよね 。
昨日歩いて良かった・・そんな満足感で昨日の八幡屋公園の帰り道を思い起こす。

みなと通りを渡りきって、なつめが抽選に洩れた保育園・・あ!!
門の扉のそばにハクモクレンが・・・空に向って満開の花。  
花嫁さんの白無垢のような、とてもやさしい感触の花びらで清々しく咲いていた。
「きれいでしょう!」園の先生が、お迎えのお母さんに笑顔で自慢。 
心が洗われるってこんなこと。

撮らせて下さいねとお断りしたし、本当はもっと撮りたかったけれど、園児もいるしね。
団地に沿い花畑を眺めながら歩いていると、(え~! もう咲いてるやん!)
この団地の一本の大きな桜の木は、毎年何処よりも早くピンク色の花をつけていて有名なんだけど。
このところの暖かさ・・”三日見ぬ間の桜・・”と言うが、本当に早い桜の開花。

西の空に夕日がまぶしい。 桜の木の下・・逆光。 

一軒のお家には枝垂れ梅、桜も咲いていて・・あぁ・・き・れ・い。

池島公園の中には、名前も知らない花たちが色鮮やかに咲いていた。
ここのさまざまなは、ご近所さんの花の好きな方たちがこぞって植えておられていてね、
通る人たちを和ませているのだ。 それは写真の無い時に載せるとして・・

「お久しぶり!」って呼び止められた。 
年賀状は続いているが、年に二三度位しか会わなくて会っても立ち話ないくつも年配の方。
この辺は団地が多いが、中でもこの方の団地の花壇が一番草取りがきれいにしてあって
色々な花の勢いが何処よりもあって、お世話される方の心が感じられて気持ちがいのだ。
「草取りしすぎて、肩が痛くて、七十近いのに五十肩だって」「私は六十なんだけど」
「六十でも七十でも五十肩って言うんだって」 「そうなんですか」 「花撮って、撮って!」

私を花壇へ引っ張り花の説明やら、子供さんのことやら延々・。
降ろせばいいものをいただいた水仙の鉢、重いのに持ったまま降ろせず話し込んで・・笑えてしまう私。
だって「今度いつかお茶でも飲みましょ」と言いながら、別れ際に話しはじめたんだもの、私も肩が痛い。

自転車だったら、止めてこんなに写真撮れなかった、きっと。 歩けばこそ、花もいただいたし。
玄関にいただきものの香り水仙、つぼみはまだ硬いがとっても勢いがいい。

 


* 八幡屋公園を歩く 《沈まぬ太陽》日本アカデミー賞 *

2010年03月05日 | 花や木

暖かい陽射しが差して、お昼間気温は上昇している。 
次女はなつめを連れて保育園の制服の採寸をしに、園へいった。  
「可愛いわ~」とデジカメ画像を見せてくれた。 制服を着たなつめがぐっと大きくなったような気がした。
また5歳の子供のことを思い出した。 

セイ君が「お母さんが行かれる公園、綺麗に花が咲いていましたよ」と言っていたものだから、
ウォーキングにと一応理由をつけて歩いて家を出た。

年の初めに咲いていた冬桜はまだ咲いている。 大阪プールを背景に。

 スノーフレークやユキヤナギが咲いている。 (え~・・)

もう遠くから甘い香りを放つ、沈丁花。 我が家にも咲いている。
夫が4階の「部屋の観葉植物に水をやったぞ」(雨が降るわ)「沈丁花が満開やったでしょ」「はぁ?」
「屋上で水を汲んだんでしょ、匂わへんかったん? 大きな鉢植えに満開やのに」(全くもう~)

季節にはさまざまな花たちが市の職員さんによって、コーディネートされて目を楽しませてくれる。
種から育てているのだろうか、まさか苗を買っているのではないよね、そして植え替える時に、
前に植えていた花、無造作に引き抜かれるが、その行き先は・・まさか処分? いつも疑問に思っている。

公園にはあちこちと人のかたまりが、花を眺めながら楽しげだ。 暖かくなり人も増えてきた。

真っ赤な椿が緑に際立って鮮やか。 山茶花と違って落ちるときには花ごとぽろりと落ちるのでドキっとする。
暖かい陽射しの中で、老夫婦が会話している。 まさに春の到来。

 一端に鮮やかな濃いピンクの寒緋桜が咲いている、(え・・いつの間に!!)驚きと色の美しさにしばし見とれる。
公園の内周を歩く人たちも、ここに来ると足を止め眺めて行かれる。
「もうちょっとしたら満開じゃのう」スピッツを連れた、犬顔のおじさんが声をかけてきた。
この公園には、犬を飼っている人たちが沢山集まって犬友さんになっている。
不思議に、犬を見て飼い主を見上げると良く似た顔だから面白い。 似てくるのかなぁほんと不思議。

グリーンヒルズに向う階段を登って行った。
先月には冬枯れの春を待つ木々の多かったのに、花と言えばボケの花くらいだったのに、

 いつの間に・・先日来の異常な暖かさが、春を風に乗せて運んできたみたい。
丘陵にはアセビや沈丁花、水仙。

この黄色い花は・・名前が思い出せない。 聞けば(あ~そうや)と思うんだけど。

頭を悩ましながらも、(やっぱり春はいいなぁ・・) ぐんぐんと木々や花々が芽吹き育ち咲くのだから。
暖かい陽射しに包まれていると、悲しいことは悲しいけれどそれだけで幸せな気がしてくる。
暖かい陽射しのもとで、やさしい光の中でかけっこさえ出来なかったんだろうなぁ・・、すぐに悲しい場面を思ってしまう。
どうかどうか・・安らかに・・そうも言いにくいけれど、天国で美味しいものいっぱい食べて
暖かいものを飲んで、暖かい人たちの中で眠って・・ね。 

映画”沈まぬ太陽”が第33回日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞された。
そして主演の渡辺健さんが、最優秀主演男優賞を受賞された。
昨年の11月14日、夫と観たが内容の濃い途中休憩時間が入ったが、3時間を越える大作で感動だった。
つい最近までパソコンのデスクトップは、サイトにある画像をダウンロードして設定していた。
自分が観ただけに、とても嬉しかった。 

花見がてらのウォーキングの帰り道、花はまだまだ私を楽しませてくれたよ。 


* 子供は親を選べ・・ない・・のに・・ *

2010年03月04日 | 雑感

なつめのお雛さまに目をやりながら、昨夜の賑やかな時間を思い出しながら朝、台所にたった。
たいそうかな・・、時々愛ちゃんには申し訳ないかなと思いながら。

つつましくとも季節の行事やお祝い事には、いつも心をこめてしてくれた母の子育てだったけれど、
そんな母の生きざまは、都会で核家族で子育てする私には有り難い後ろ姿だった。

「母さん、母さん聞いて聞いて」降りてきた次女が開口一番「あのね、奈良の5歳の子がね・・
なんでよ・・あまりにかわいそう過ぎる。 どんな神経をしてるん・・、可愛くないのかな、自分で産んだのに」
私はまだ知らなかったので、娘の話を聞いて絶句した。 それから何度もニュースで聞いた。
5歳・・両親がいながらにして食事も与えられないで・・なぜ・・こんな食の溢れた時代なのに。 
信じられなくて受け入れられなくて、涙があふれた。 なんで・・・なんで・・。
資格がなくても親にはなれる、しかし自分のおなかを痛めた子なのに。 
親って言う字は・・立ち木を見るって書く。 育って行く子供を見守って行く義務があるのよ。
自分は育ててもらって来たならばこそ、今を生きているのに。 

今日がかんたの11ヶ月だからと、雨の中を自転車の前後ろに2人を乗せ傘をさし出かけて行った娘。
5歳で6キログラムって・・、かんた11ヶ月、9・45キログラムだったのに・・。 涙が止まらない。
毎日両親をどんな目で見ていたんだろう、どんな気持ちで。 ママって言ったはず、食べ物を欲しがったはず。
この世にせっかく生を受けながら・・愛されずに命を絶った、食べ物も与えられず。
楽しいことあったかな、甘えたかっただろうな、抱いて欲しかっただろうな、子供は親を選べない・・のに・・。 

当たった訳ではないのに、椿の花がぽろりと落ちた。
悲しい目をして両親を見る5歳の子供の顔が浮かぶ、何をしていても。 


* ひな祭り ゆいちゃんの初節句 *

2010年03月03日 | 料理・その他食

ひな祭りはやっぱり青空、暖かくて最高のお天気である。
10時、仕事前の息子にゆいちゃんをみてもらい、愛ちゃんと買出しに行く。 何しろ大人8人、子供2人分。
11時前息子が出かけて、さぁ二人で料理の開始。 
私が作ったのでは意味無いから、横から「次はこれね、調味料は・・」等と言い基本的には愛ちゃんが作る。
我が家の台所ではカウンターテーブルが置いてあるし、二人たつといっぱいでしてもらうことがなくて。

2人並んで料理するなんて、初めてかな。 一緒にやっているとちょっとした事等、アドバイスできる。
核家族な私には娘とは日々やっていても、初めて作るお嫁ちゃんとのこんな事柄親として大変に嬉しい。
料理を教えて欲しいと前から言っていたが、息子同様に辻調卒手際がいいし盛り付けも上手だ。
ゆいちゃんが泣き出すと私が抱っこ、お昼を食べるのも忘れるくらい間に合うかなとか言いながら、
「大丈夫、出来るよ」 ひろとのお迎えの4時半には愛ちゃん盛り付けを終えた。

初ひな祭り、家の雰囲気にひろとも嬉しそう。

ゆいちゃんに着せてみた、なつめの祝い着。 なつめは7ヶ月の時だったがゆいちゃんもうすぐ3ヶ月。
なつめのがみんな間に合うし、ひろとの服はかんたがもらって本当に経済的。
「ひろとのゆいちゃ~ん!」

 6時半みんながやって来て、撮影会。
 

「ゆいちゃんおめでとう!」でおなかもすいていて、いただきましょう。 
息子もいたかっただろうし、歯痛に花粉症の展君2人不参加で10人。

なつめもひな祭り、ゆいちゃんと2人に長女夫婦からケーキ、いえ「ひろととなっちゃんのん」表向きは!
次女が桃の花を添えてくれて雰囲気、雰囲気。 

ウィークデーなので、ひろとは明日も保育園、時間が気になりながらも賑やかなひとときの中にはまる。
愛ちゃんも一日お疲れ~、兄弟人数が多いと大変な思いをさせると思うけれど、その分楽しくやりながら、
子育ても出来るし・・これが我が家なんだしね。

良き日3月3日、ゆいちゃん来年はよちよち歩いているね。
なつめは4月から保育園、ゆいちゃんは14日で3ヶ月、娘3人も頑張っているし、私も一応女の子、
♪~今日はめでたいひな祭り~♪ 無事終了。


* 弥生(三月)は去るなんて思わずに決めてみよう・・ *

2010年03月01日 | 雑感



「三月って色で言うと何色と思う?」 一日の朝、返ってくる言葉を想定してニヤニヤと娘に聞きました。
「ピンクやなぁ」そうピンク。 満開の梅のピンク、桃の節句のピンク、桜の開花のピンク。
春は名のみの・・そんな風の冷たさから少しづつ開放されて、待ち遠しかった春への季節変わり。
冬を耐えた木々は芽吹き、心まで華やかにしてくれそうな気がする弥生三月であります。

一月は往ぬる、二月は逃げると言いますが今まであまりに過ぎる日々の早さに、もうこの月にして、
(わ~早~い)損をしたように反省ばかりしていたような私だったように思います、昨年までは。
今年の私は少しは違います、自己満足? (家族はなんら変わってないと言うかも知れませんが
全てにおいて・・ではないのですが、主婦としては母としては・・(妻・・う・・ん、これはどうか・・な)
気づきを行う、後回しにするよりとにかく動こう、そんな一年の心の計に逆らわずに私、いるのです。
これは快感です。 こんなに心地いいのに、なんで今まで色々なことを横着三昧してきたのでしょうね。

暮れに還暦を迎えた時、昔のように老いた感はないのですが、全くの健康体でもない自分は
あと何年生命の時間を与えられているのでしょう、周りを見渡しそう思うと気持ちが変わりました。
少しでも時を生かして少しでも悔いを残さないように、こんな気持ちがなぜか初めてぐっと胸に来たんです。
人生と言うのは生きた長さではなく、どう生きたかであると、そんな言葉を聞いたことがありましたから。
年度の終わりです、新しい年度へ向けての前哨戦でもある訳で、身近にも色々な変化のある三月。
決めてみようではない? さぁ、そんな気分をピンク色の季節に乗せて今月もゆっくりまったり歩きます。

おいでいただく皆さまの今月のご健康とお幸せを願いながら・・お出会いを楽しんで行きますので、
足跡なんて気になさらずに、どうぞよろしくお願い致します。