ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
マイノリティによるブログタイトル通りのカオスなブログですw

Sofia Isella - I Can Be Your Mother(アルバムレビュー/感想)

2024-11-14 18:56:10 | 音楽レビュー/感想 2024
音楽レビュー/感想 2024


アメリカ出身のクラシックの教育を受けた
ヴァイオリニストでソングライターでプロデューサー「Sofia Isella」の、
息苦しいまでの緊張感と痛々しいまでの生々しさと
見てはいけない物を見た時のような高揚感がある、
先鋭的でエモーショナルで繊細でリアルで痛々しくて妖艶で芸術的な
エクスペリメンタル/アルトポップ/インダスリアル/R&B作品。



◆Sofia Isella - I Can Be Your Mother
息苦しいまでの緊張感と痛々しいまでの生々しさ。
その二つが奇跡的なバランスで同居していて、
聞いていると引き込まれていくというか、
見てはいけない物を見た時のような独特の緊張感や高揚感、
自動車事故から目を離せない人のような
強迫的な好奇心のような物も感じるように、
エモーショナルで繊細で生々しくてリアルで痛々しいと同時に
先鋭的で強迫的で妖艶で芸術的で孤高の美に溢れていて実に素晴らしい!

意図的に息を吸う音や吐く音含めて
口から出る音の全てをマイクに入れているのもあり、
高圧的というか押しつけがましい感じがありますし、
息苦しさみたいなものもあるのですが、
それが独特の緊張感や生々しさに繋がっていますし、
時に官能的ですらある感情的で表現力溢れる歌は
息を吞むような説得力とリアリティがあるし、
曲は基本的にはピアノと歌を軸にしつつ
インダストリアル要素やエクスペリメンタル要素が加わる感じの
ダークで変拍子に加え変なリズムで自由な感じで、
歌詞はアート的で詩的で官能的で社会的でもあるような
難解で不思議な感じで素晴らしいように、
全てに置いて圧倒的なまでの才を感じる…


ただ今作はデビューEPという事もあり
全体的に見ると発展途上感があるというか、
現時点でもかなり凄い作品とはいえ
まだ試行錯誤している感じでゴールではない感じがあるように、
もっと凄いものを作れそう感があるので、
全てが合致した時は更に凄い物が出来そうですし、
「Tori Amos」と「Björk」と「Nine Inch Nails」辺りが好きで、
「Billie Eilish」と「FKA twigs」辺りも好きな人は
要注目のアーティストかと。
なお彼女はまだ19歳くらいのようです。
その若さでこの才気とかこれから楽しみ過ぎる…

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メタルメモ7 (2024) | トップ | 当ブログの概要 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

音楽レビュー/感想 2024」カテゴリの最新記事