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Sofiane Pamart - NOCHE (Deluxe Edition) (アルバムレビュー/感想)

2025-01-20 11:00:50 | 音楽レビュー/感想 2024
音楽レビュー/感想 2024


聞いているといろんな感情が呼び起こされて、
心が揺さぶられる&掴まれるような
深層心理に深く訴えかけてくる感じに加えて、
静かにそっと寄り添ってくれるような優しい感じや
人生の儚さや切なさや美しさなんかも表現している感じがある、
情感豊かで繊細でメロディアスでメランコリック且つ
ロマンティックでディープで切なくて儚くてエモいピアノ作品。



◆Sofiane Pamart - NOCHE (Deluxe Edition)
クラシックがベースにあるフランス人ピアニストの
「Sofiane Pamart」による三作目となる作品で、
過去の作品同様に世界のいろんな所を旅して感じたものを
手紙を書くようにピアノを奏でて音楽に仕上げたような感じに加えて、
今作のメインの旅先である三カ月間のラテン・アメリカの旅の
心象風景を音楽で表現したような感じがあって、
今まで一番「影」や「夜」っぽさがあるのもあり
メランコリックさやノスタルジーを感じますし、
独自の感性を持っているというか
かなり感受性豊かで繊細な心を持っているのもあり、
彼の演奏を聞いているといろんな感情が呼び起こされて
心が揺さぶられる&掴まれるような
深層心理に深く訴えかけてくる感じがあるのですが、
同時に静かにそっと寄り添ってくれるような優しい感じや
人生の切なさや儚い感じもあるという作品になっていて、
情感豊かで繊細でメロディアスでメランコリック且つ
ロマンティックでディープで切なくて儚くて実にエモくて美しい…


今の若手ピアニストの中では繊細な表現技法は随一で、
きめ細やかな強弱&抑揚&緩急の付け方で
心の僅かな揺らぎまで表現している感じがあり、
彼が演奏することで曲に心が宿るというか、
言葉以上に雄弁且つ繊細に気持ちを表現しているような感じがありますし、
酸いも甘いも噛み分けた人間からしか出ないような深みや儚さがあって、
感情を前面に出す系の演奏とは真逆のクール(達観しているよう)な演奏なんですが、
優しく温かい感じもあるように冷たい感じはないですし、
心の底ではメラメラと燃えている的な
青い炎的な「熱さ」を感じるのも良いですし、
「Chopin」をベースにしているような曲もあるように、
技術的にもかなり高い物を持っているので、
曲が良いのに加えて演奏も聞き応えあるんだよね~


人によっては暗い&重く聞こえるかもですが、
MV見ると「死」を連想させるものが多く出て来るように、
彼にとっては死は常に身近なものというか
誰もがいつ死んでもおかしくないという考え…
…生と死は表裏一体的な考えがあって、
だからこそ人生は儚くて切なくて尊くて美しいという想いが
あるように思えるように、
彼の感受性豊かで繊細な心と上記したような考え方が相まって
彼の音楽&演奏をよりエモくて深いものにしている感あるので、
ただの暗い&重い音楽ではないと思いますし、
誰もが聞けば何かしら琴線に触れるものがあるんじゃないかと。良作!





なお以前に日本の「奈良」を旅した時の事を曲&MVにしていたりもします。


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