みむたろうのベクトル

心理カウンセリングも大自然も大好き。人の心に思いを馳せてもやもや考えるのも好きなことです。

稚内旅行

2011年09月16日 11時55分18秒 | 旅行

先週8日から稚内に旅行に行ってきました。 稚内はさすが涼しかった!

半袖でOK ですが、風が吹いたり日が落ちたりすると長袖が必要です。 

 

父方の祖父はもともと長野の人ですが、開拓精神があり大正時代に稚内へ。

東京に引き上げた昭和30年までいたので、90代の伯父以外、父も含めて父の兄弟は稚内生まれです。

今回、もう一度生まれ故郷を見たいという80歳を超える伯母と従妹が旅行に行く事に成り、付き添い・・を口実にみちょと私も行った次第です。 

 

足の悪い伯母は、移動に車いすが必要。

空港に「要車いす」 と申しこむと、機内への案内から到着空港でのヘルプまで、とても丁寧に対応してくださいました。機内の座席も出入り口に近いところに変えてくれたみたいです。(ちなみに今回はANA を使いました。とても対応が良かったので宣伝しておきます)

稚内での車いすはレンタルを利用しました。滞在先のホテルに直接送ってくれる民間のサービスがあるのです。

従妹が探して申し込んだので会社名を聞きませんでしたが、三鷹と言っていたのでこれじゃないかな。 有限会社 移動サポート

これは大変ありがたかった。おかげさまで、伯母もあちこち見て周る事が出来ました。

 

 

稚内は北海道の北の先っぽです。羽田からだと2時間で行くのに、札幌から電車では4時間かかります。

観光した場所を地図にしてみました・・・拙い絵で申し訳ない。。

 

 

ホテルの大きな窓より海が見えます。

 

ホテルの朝食は海の幸バイキング。 海鮮取り放題!ご飯がうまー!

 

っと思いますが、こんなにお刺身があると知らず、パン食を既に取っていた・・・。 

翌日はご飯にして、海鮮丼にしました。

 

 

稚稚内は自然エネルギーに力を入れているらしく、風車がたくさんあります。

 

ソーラーパネル地帯も。

 

 

宗谷岬。日本最北端の地です。 この日は午後から雨でかなりひどく降ったのですが、宗谷岬に降り立った時は小ぶりになりました。

父が大変な晴れ男なので、伯母もきっと晴れ女なんですね。

 

ちなみに、私は沖縄の波照間島という有人島最南端の地にも行った事があります。あの時も雨だったなぁ・・・。

みむたろう、けっこうな雨女です。

 

 

宗谷岬にある流氷館。流氷が展示されています。さらに冬の稚内を再現している極寒の部屋があり、剥製が置いてある。

この部屋は-7度だそうです。ピリピリと寒い。

 

父は子どものころ流氷に乗って遊んだと言ってました。

そして落ちた友達を見捨てて逃げたりしたそうですが(別の友達が落ちた子を助けたそうです、ひどい・・)、

潮の流れが変わったのか、今はもう20年くらい流氷は来てないそうです。

 

 

 

2日目の大荒れの天気に代わって、3日目はきれいな快晴!

稚内港 防波堤にて。ドームと言うらしい。ドームは父や伯母が子どもの頃からあったそうです。

 

ググってみた。

昭和6年、当時26歳の土谷実さんと言う方が設計者。

稚内と樺太を結ぶ連絡船の桟橋などの保護、また利用客の便宜のために作られた。

建設後は稚内駅より線路が延長され、稚内桟橋駅が造られた。乗客はドームを歩いて桟橋に待つ連絡船に乗り込んだ。

 

 

現在は北海道遺産の一つになっているそうです。良く昼のサスペンスに出てきて、犯人が逃亡して追い詰められたりしてるらしい。

それを見て伯母が郷愁の念にかられたとか(笑) 

改築されてからドームの上は歩けないのですが、姿は昔のままらしく、伯母も懐かしがっていました。

 

 

 

昭和6年にこの建築。うーん、斬新ですね。市内の建物もおしゃれだったようだし、街全体が洒落ていたんですねぇ。

記念館に昔の写真が展示されていました。大正時代の稚内は、瀟洒なお宅がたくさんあったようです。

 

東京からは遠い街というイメージがありますが、きっと漁業が盛んで栄えたのでしょうね。

 

 

 

 

こちらは 稚内公園より

 

うっすらと見える陸地、あれが樺太です。ここから60キロ、宗谷岬から40キロと聞いています。

東京にいると、すべての事が情報でしかなくて、肌で感じることはなかなかできません。

こんなに近くに見えて、身近に話を聞いたら、あそこは日本だって強く思うかも。。

200カイリの関係で、昔は何十杯もあった船が今は7杯(杯と数えるらしい) しかないそうで、地場産業とも密接に関わっているのですね。

 

 

 

こちらはノシャップ岬より利尻島を望む の図です。くっきりときれいに見えています。

 

ノシャップ岬にあった水族館にて。ちょっとした海遊館になっていて、魚が泳ぐ姿を見る事が出来ます。

幻の魚イトウの養殖などもしています。

 

 

眠そうだね(^^)

 

 

市内の昔住んでいた跡地や、この家は元は誰誰の友達の家だとか、子どもの頃遊んだ神社や菩提寺だったお寺を

伯母と伯母の友達の昔話を聞きながらまわりました。

父も良く稚内で過ごした子ども時代の話をします。

焚火を焚いて海水浴をしたとか、漁師さんが干してる魚を取ったとか、浜辺で貝を掘って焚火に放り込んで食べたとか。

大自然に囲まれて過ごした稚内のこども時代は、よほど楽しかったようです。

伯母の話を聞きながら、父の子ども時代や自分のルーツにも触れるようで・・・ 懐かしいような、不思議な感じ。

 

 

 

旅行は、上は80代から下は30代の女子会でとっても楽しかった。

こういうとき、女子同士だと話が尽きなくて楽しいですね。・・・あ、喋っているのは、たいていみちょだったりしますが(笑)

 

今日は旅行日記でだらだらと すっかり長くなってしまいました。

読んでいただきありがとうございます(^^)

 

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする