↑ 2021/07/25 撮影
〃
[ サボテン科クジャクサボテン属、中南米原産 ]
クジャクサボテン類の一品種です。
高さは、5m。
茎は緑色、扁平で棘が無く葉状、縁は波状をしています。
花期は、7~11月。
径約20㎝の芳香のある大きな白い花が夜に開きます。
花筒は細長く花被片より長く、
花弁と雄しべは多数です。
3日ほど前、大きな蕾に気付きました。
いつ咲くかしらと楽しみにしていましたら、
満月の夜、10時過ぎからゆっくり開き始めました。
真っ白なクジャクサボテンの花に一晩付き合ってしまいました。
この株は野草の会の方から戴きました。
2021/07/22 撮影
2021/07/23 撮影
2021/07/024 撮影
〃…午後10時半ごろ咲き始めました
2021/07/25 撮影…日付が変わりました
〃
〃
〃
〃…午前3時半ごろ
〃…午前7時半ごろ閉じていくところ
〃
〃…午前9時半ごろ
〃…12時半ごろ
〃…閉じて下向いて
2021/07/25 撮影…午前0時を過ぎて、これから開花
2021/09/10 撮影
〃
〃
↑ 2021/07/02 撮影
2021/06/30 撮影
2021/07/12 撮影
[ ラン科セッコク属の常緑多年草 ]
八丈島、四国、九州、沖縄の、
常緑樹林内の樹幹や岩上に多数の根を出し着生します。
草丈は、15~30cm。
茎は節があり、節間に縦筋が入り、ふつう下垂し、束生します。
葉は、披針形で長さ3~7㎝、数個が互生します。
花期は、7~11月。
茎の上部の節から細い花茎を垂らし、薄黄色の花を3~8個付けます。
萼片は3個で長さ1.5㎝、淡緑色、側花弁は2個でやや短く淡緑色、
唇弁は長さ1.3㎝、淡黄緑色で舷部の基部近くに紅紫色の斑紋があります。
花柱の先端には3つの鋭い突起があります。
側生する花序は葉のある茎にも付きます。
よくできた株では1mに近いものがあるそうです。
名は、黄色い花の石斛の意味から付いたそうです。
元気がなく、今年は花を見られないと思っていましたが、
思いもよらず細いジグザクの花柄を出し、蕾を付けていました。
初めての花は、6月30日に緑を帯びた黄色で咲き始め、
だんだん薄い黄色になって、7月11日まで咲いて、7月12日に色褪せました。
気温が上がった13日の昼ごろ、芳香が漂ってきました。
黄花石斛の次々に咲き始めた株の方からの初めての香りでした。
長いこと優しい花を咲かせ、楽しませてもらいました。
2021/06/26 撮影
〃…つぼみ
〃
〃
〃
〃…葉
2021/06/28 撮影
2021/06/30 撮影…初めての花
〃
〃
2021/07/01 撮影
2021/07/02 撮影
〃…今日咲いた花
〃
2021/07/04 撮影
〃…咲き出しました
2021/0705 撮影
〃
〃
2021/07/07 撮影
〃…遅く咲いて、早く終わりました
〃
2021/07/09 撮影
2021/07/10 撮影
〃
〃…咲き出しました
2021/07/11 撮影
〃
〃
〃…新芽
2021/07/12 撮影
〃
〃
〃…咲き出しました
〃…咲き出しました
〃
〃
2021/07/13 撮影
〃
〃…昼頃に芳香
〃
〃
2021/07/15 撮影
〃
〃
〃
2021/07/17 撮影
〃
〃
〃
〃
2021/07/19 撮影
〃
〃
2021/07/21 撮影
〃
〃
〃…新芽が枯れています (置き場所を変えたことと、この所の暑さ ? )
↑ 2021/07/05 撮影
〃
[ ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草 ]
北海道~九州にかけて、
山地の渓流沿いや湿った林内に自生し、群生します。
草丈は、40~80cm。
全体に無毛で柔らかです。
茎は直立して分枝し、なめらかで多汁質で、節はふくらみます。
葉は、柄を持ち、長楕円形で長さ4~8㎝、先端は鈍形、
質は薄く柔らか、縁には粗い鋸歯があり、互生します。
花期は、6~9月。
葉腋から細い花序柄を出し、淡黄色で長さ3~4㎝の花を3~4個下垂します。
基部に萼があり、その左右に大きな花弁があり、
距は膨れて後方に突出し彎曲しています。
花弁の内面に赤褐色の斑紋があります。
雄しべは5本で葯は連なっていて、雌しべは1本です。
果実は、蒴果で細長く両端が尖っていて、
熟すると果皮が勢いよく巻きかえり種子を飛ばします。
この種は初めに閉鎖花を出します。
園芸店ではあまり見かけない黄釣舟が、
野草展の頒布会で1ポット100円でした。
一年草で、すごく殖えるそうです。
増えすぎても困りますので、鉢植えにしました。
ぽつぽつと涼し気に咲き継いでいます。
2021/05/17 撮影
2021/06/11 撮影…閉鎖花
2021/06/13 撮影
〃
2021/06/15 撮影
2021/06/23 撮影
〃
2021/06/24 撮影
〃
2021/06/25 撮影…花後の花柄
〃…開いた花(落ちた花)
2021/06/28 撮影
〃
2021/06/29 撮影
〃
〃
2021/06/30 撮影
〃
2021/07/01 撮影
〃
〃
〃
2021/07/02 撮影
〃
〃
2021/07/03 撮影
〃
〃
2021/07/04 撮影
〃
〃
〃
2021/07/05 撮影
〃
〃
〃
〃
2021/07/07 撮影
〃
〃
2021/07/08 撮影…花後
〃
〃
2021/07/09 撮影
〃
〃
2021/07/10 撮影
〃
2021/07/20 撮影
↑ 2021/07/02 撮影
〃
[ アジサイ科キレンゲショウマ属の多年草 ]
(ユキノシタ科で分類されていることもあります)
1属1種の遺存種と言われています
本州紀伊半島・四国・九州の限られた地域において、
深山の林内や湿った石灰岩地などに自生します。
草丈は、80~120cm。
短い肥厚した根茎をもつ。
茎には毛が無く、葉には伏毛があり、
基部に葉状の托葉があり、互生します。
葉は、長さ幅とも10~20cmの円心形で先が尖り、
基部は心臓形で伏毛がありす。
縁は掌状に浅く裂け、裂片は三角状で鋸歯があります。
やや光沢のある暗緑色で対生します。
茎の下部の葉には長い柄があり、上部の葉は柄が短くなります。
花期は、7~8月。
茎の先包の腋から花柄を出し、
円錐状の集散花序を出し、
黄色の鐘形の花をやや下向きに付けます。
花弁は5枚で、長さ2~3cmの長楕円形、
先がやや尖り、質が厚く、基部は螺旋状に並びます。
雄しべは15本、花柱3~4本で長さ約2cm、淡緑色の角状です。
花柱3~4本で長さ約2cm、淡緑色の角状です。
萼は半球形で先が浅く5裂し三角状になります。
果実はさく果で、長さ約1.5cmの広卵形、熟すと3裂し多数の種子を出します。
名は、花が黄色で蓮華升麻に似ているところから、付けられたそうです。
・絶滅危惧種・
毎年蕾を持っては、落ちてしまっていましたが、
昨年はあと一息で開花しそうになりました。
今年の黄色い蕾は、
雨の中どんどん育って開花しました。
今年の気候が良かったのでしょうか、
やっと初めて咲いた花を見る事が出来ました。
2021/06/25 撮影
2021/06/28 撮影
〃
2021/06/30 撮影
2021/07/01 撮影
2021/07/02 撮影
〃
2021/07/03 撮影
〃…ちょっと触れて落ちた花
〃…花の落ちた萼
2021/07/06 撮影…次の花が咲きました
〃…たくさん蕾をつけて次々に咲きそうです
〃
2021/07/11 撮影…3番目の花が咲きました
〃…2番目の花
< 2020 年 >
2020/05/28 撮影
2020/07/22 撮影
2020/07/26 撮影
〃
〃
2020/07/29
2020/08/01 撮影
2020/08/02 撮影
2020/08/03 撮影
2020/08/10 撮影
< 2019 年 >
2019/07/22 撮影
〃
2019/07/31 撮影
< 2018 年 >
2018/06/14 撮影…a
2018/06/29 撮影
2018/07/04 撮影
< 2015 年 >
2015/04/12 撮影
〃
〃
2015/04/16 撮影
2015/04/18 撮影
2015/05/29 撮影
〃
〃
2015/05/31 撮影
〃
2015/06/01 撮影
2015/06/02 撮影
2015/06/04 撮影
2015/06/05 撮影
2015/06/07 撮影
2015/06/16 撮影
2015/06/21 撮影
〃…(B)
2015/06/30 撮影
2015/07/15 撮影
〃
〃…(B)
2015/08/13 撮影…(B)
〃…(B)
2015/08/14 撮影
〃…(B)
< 2014 年 >
あまりの暑さにか?
残念ながら
初めて持った蕾が育ちませんでした。
2014/08/11 撮影
↑ 2019/04/03 撮影
〃
[ メギ科サンカヨウ属の多年草 ]
日本では、
北海道~本州中部地方以北にかけて、
深山の林内に自生します。
草丈は、30~60cm。
古い茎の基部がつらなり、下にひげ根をだします。
全体に短毛が生えていて、1株に1本の茎が直立します。
根生葉は、長い柄を持ち、下の葉は大きく楯状に付き、広腎円径で幅は20~35㎝、2深裂し、
縁には不揃いの鋸歯があります。
上の葉はほとんど柄が無く、形は下の葉とほぼ同形ですが、
やや小さく、基部は深心臓形です。
花期は、5~7月。
茎頂に散形状の花序を出し、径2㎝の白色の6弁花を数個付けます。
花弁は広倒卵形で長さ1㎝です。
雄しべは6本で、雌しべには子房が1個あり、花柱は短いです。
萼片は6個で早落性です。
果実は液果で球状、緑色から紫黒色に白粉色を帯びます。
名は、深山に植生し、蓮の葉に似た葉形を持つことから荷葉、
と名付けられたそうです。
白い花びらが霧や雨に濡れると透明になるという、
透明になるのには長い時間がかかるそうな...。
残念ながら見ることは出来ませんでしたが、
優しい白い花と緑色の大きな葉、
食べられるという美しい紫色の実に、
楽しみ癒されました。
2020/04/19 撮影
〃
〃
< 2019 年 >
2019/03/25 撮影
〃
〃…つぼみ
2019/03/29 撮影
2019/03/31 撮影
2019/04/03 撮影
2019/05/05 撮影
↑ 2019/07/29 撮影
2018/08/08 撮影
[ ラン科マメヅタラン属の常緑多年草 ]
本州(宮城県以南)~九州にかけて、
暖地の林内の樹幹や岩上に自生し、群生状に着生します。根茎は横に這い、まばらに分枝し、
偽球茎(バルブ)を付けます。
偽球茎は長さ5㎜の卵形で緑色、麦粒状をしていて、無毛です。
その先端に葉を1枚つけます。
葉は、長さ1~3㎝の卵形、肉厚で革質です。
3年ほどで枯れて、偽球茎となり、約5年で偽球茎も茶色く枯れます。
5月ごろ小さな芽を出し、葉を展開して基部が膨らんで新偽球茎となり、
糸のように細い根を偽球茎から伸ばして着生します。
花期は、6~7月。
偽球茎の基部から短い花茎を出し、
その先に黄白色の花を半開状に1個付けます。
萼片は卵状楕円形長さ約3㎜、
側花弁と唇弁はやや短く、縁に毛があります。
淡緑色筒状の部分は子房、その下に2個の膜質の苞があります。
名は、偽球茎を麦粒に見立てたことから付いたそうです。
去年、麦蘭を水苔で庭石に付けました。
12月の初めごろ、しっかりと付いた方がいいと思い、
ケト土で押さえてみました。
活着しましたが、
日蔭なので、お花を見るのは少し難しいようです。
2019/07/27 撮影
2019/08/27 撮影
< 2018 年 >
2018/08/08 撮影
2018/12/10 撮影
↑ 2019/07/22 撮影…ヤクシマケイビラン
〃…雄花
〃
[ キジカクシ科ケイビラン属の多年草 ]
(ユリ科に分類される場合もあります)
ヤクシマケイビラン (屋久島鶏尾蘭)
九州屋久島の永田岳・黒味岳の頂上付近の岩や崖上に自生していて、
白い花を多数付ける屋久島の固有種で小型のものと言われています。
ケイビラン (鶏尾蘭)
日本の特産で1属1種とされていますが、
2種からなるとする説もあります。
本州の紀伊半島・四国・九州の、
山中の崖に自生します。
草丈は、20~40cm。
根茎は短く、下方に粗く大きいひげ根があります。
根生葉は、左右扁平で2列に互生し、鎌状の広い線形で長さ10~30㎝、
先端は鋭突し、下方に向かって次第に狭く、質は厚く、
表面は艶があって緑色、裏面は薄い緑白の線が数条あり、縁は全縁です。
雌雄異株で冬に地上部は枯れます。
花期は、7~8月。
葉の間から狭い翼のある花茎を伸ばします。
頂にまばらな円錐花序を出し、短い花柄を持ち、
鐘形で白く外面が淡紅褐紫色を帯びた径3㎜の花を多数付けます。
花被片は6枚で雄花は長楕円形、雌花は楕円形です。
雄しべは6本、花柱は1本です。
果実は、さく果で小球形、3裂し、種子には毛があります。
名は、葉の様子が雄鶏の尾に似ているので付いたそうです。
名前を聞いたことはありましたが、
花を見たことはありませんでした。
外面の薄紅色が印象的な花で、
育てやすいと思いました。
2019/03/28 撮影
2019/05/06 撮影
2019/06/25 撮影
2019/06/30 撮影
〃
2019/07/06 撮影
〃
2019/0713 撮影
2019/07/18 撮影
〃
2019/07/29 撮影
2019/07/31 撮影
〃
2019/09/09 撮影
〃
↑ 2019/07/18 撮影
2019/07/24 撮影
[ ラン科エビネ属の常緑多年草 ]
日本では、
北海道~九州にかけて、
丘陵帯から山地帯の渓谷や沢の周辺などやや湿った落葉広葉樹林内に自生します。
草丈は、20~40cm。
偽鱗茎(バルブ)は卵球形で2~3個が連なっています。
葉は、長さ10~30㎝の楕円形で、先端ぱ鋭く尖り、基部は次第に狭くなって柄となります。
淡緑色で縦にひだがあつて、光沢がなく、3~5枚束生し、越年生です。
花期は、7〜8月。
葉腋から頭を垂れながら花茎を伸ばし、径2㎝内外の淡紫色の花を総状に多数まばらに付けます。
細い花柄を持ち、苞は長さ1~2㎝の披針形、
萼片3枚は卵形で先が尖り、
側花弁は細く弓状に曲がります。
唇弁は長さ約1.5㎝で、基部で深く3裂し、
中裂片は大きく縁に鋸歯があり、先が突っています。
側裂片は小さく鈍頭です。
距はありません。
名は、日本のエビネ属の中で、夏に花が咲くので付いたそうです。
・ 絶滅危惧種 ・
昨年は蕾を付けたのですが咲かず、
花を見ることが出来ませんでした。
今年は思いがけず、涼しげな花を見ることが出来ました。
気温の低い日が続いたからなのでしょうか…
2019/06/25 撮影
2019/06/30 撮影
2019/07/06 撮影
2019/07/09 撮影
2019/07/13 撮影…aの花
〃
2019/07/18 撮影
〃
2019/07/20 撮影…aの花
〃
〃
〃
〃
2019/07/24 撮影…aの花
2019/07/27 撮影
< 2018 年 >
2018/05/10 撮影
2018/06/23 撮影
2018/06/24 撮影
2018/06/25 撮影…a株
2018/06/29 撮影…b株
2018/07/04 撮影
< 2017/ 年 >
2017/09/25 撮影
↑ 2018/07/07 撮影
2019/07/18 撮影
2018/07/20 撮影
[ チシマゼキショウ科チシマゼキショウ属の多年草 ]
(ユリ科で分類される場合もあります。)
栃木県、山地の湿った岩壁などに自生します。
草丈は、10~30cm。
根茎は短小、根は細い線状です。
走出枝(ランナー)を出します。
葉は、根生し、はかま状で2列に並び線形状~鎌形で先が尖り、
草質で緑色、縁は全縁です。
花期は、7~8月。
葉の間に1本の花茎を高く伸ばし、
頂に総状花序を出して、白い小花をまばらに多数付けます。
花被片は6枚、線状のへら形です。
雄しべは6本、葯は黄色。
長い花柄は糸状、苞葉は小さくて目立ちません。副がくは3裂します。
果実は、蒴果(さくか)です。
名は、野州(栃木県)に産し、ハナゼキショウによく似ていることから付いたそうです。
今年は雨の日が多いのですが、
順調に育っています。
一昨年は、日差しが強すぎたようで、
葉が黄色を帯びてしまい、
蕾は付きましたが、開きませんでした。
昨年は、半日陰に移した株に、
清楚な花を見る事が出来ました。
2019/07/18 撮影
< 2018 年 >
2018/05/18 撮影
〃
2018/05/25 撮影
〃
2018/05/28 撮影
2018/06/05 撮影
〃
2018/06/10 撮影
2018/06/15 撮影
2018/06/24 撮影
〃
2018/06/29 撮影…a
〃
2018/07/04 撮影…a
2018/07/07 撮影…a
〃
〃
2018/07/08 撮影
〃
2018/07/09 撮影…a
〃
2018/07/11 撮影…a
2018/07/12 撮影…a
2018/07/14 撮影…a
2018/07/15 撮影…a
2018/07/16 撮影…a
2018/07/17 撮影…a
2018/07/18 撮影…a
2018/07/20 撮影…a
2018/07/22 撮影
< 2017 年 >
2017/06/12 撮影
〃
2017/06/18 撮影
2017/06/20 撮影
〃
< 2016 年 >
寒中に植え替えましたが、
枯れずに冬を越してくれました。
2016/04/10 撮影
2016/05/22 撮影
2016/05/29 撮影
↑ 2019/07/13 撮影…ノリウツギ「ミナヅキ」
2018/07/22 撮影…上=aの花、中=bの花、下=アジサイ
[ アジサイ科アジサイ属の落葉低木 ]
(ユキノシタ科で分類されていることもあります)
ミナヅキ(水無月)
ノリウツギの花序が装飾花(中性花)ばかりになった品種で、
古くから栽培されています。
樹高は、2~5m。
葉は、長めの柄を持ち、楕円形で先が鋭く尖り、
縁には鋸歯があって、対生します。
開花は、7~9月。
花は、白い大きな円錐状で
ピラミッドアジサイとも呼ばれています。
名は、旧暦の6月「水無月」のころに咲くので付いたそうです。
ノリウツギ (糊空木)
日本では、
北海道~九州にかけて、
山地の林縁や低木林など明るい場所に自生します。
樹高は、2~5m。
樹皮はふつう灰白色で縦に浅く裂けてはがれます。
葉は、柄を持ち、長さ5~15㎝、幅3~8㎝で卵形~楕円形、先端が尖って、
縁には鋭い鋸歯があり、対生します。
表面には最初毛を散生するがやがて無毛になり、裏面は脈上に毛があります。
花期は、7~9月。
枝先に8~30㎝のピラミッド形の円錐花序を出し、
小さな5花弁の両性花を多数付け、
その周りに萼片4枚の花弁状の装飾花を付けます。
白色から淡く赤色を帯びます。
枯れた装飾花が冬まで残ります。
果実は、そう果で長さ4~-5㎜、種子は線形で両端に短い翼があります。
名は、幹の内皮で製紙用の糊をつくるので付いたそうです。
別名 : サビタ(北海道で呼ばれている)
白い美しい花ですが、
蕾の時は淡緑色なので、
気付くのが遅くなってしまいます。
紫陽花の後に咲く、優しい花です。
2019/07/13 撮影
< 2018 年 >
2018/06/19 撮影…aの花
2018/06/18 撮影
2018/06/22 撮影
2018/06/24 撮影
2018/06/29 撮影
2018/07/02 撮影
2018/07/07 撮影
2018/07/08 撮影
2018/07/10 撮影
2018/07/19 撮影
2018/07/20 撮影
2018/07/22 撮影
2018/07/26 撮影
2018/07/31 撮影
2018/08/10 撮影
2018/08/30 撮影
< 2006 年 >
2006/07/16 撮影
↑ 2019/07/13 撮影
[ イネ科オカメザサ属の常緑竹類 ]
日本原産ですが自生地は不明です。
庭園や生垣などに栽培されている小型の竹で、
密集した群落を作っています。
稈(かん)の高さは、1〜2m。
根は横に這い、稈は半円筒状で細く直立し、節が高く、節間は6~10㎝です。
枝は各節から5本出て、とても短く、その先端に1~2枚の葉を付けます。
葉は、長楕円形ないしは披針形で長さ7~12㎝、先は鋭く基部はやや鈍く尖っています。
ときに縁が外に巻いて長さ1㎝の柄となります。
質は薄く、表面は滑らかで黄緑色、裏面は白っぽく軟毛が密生しています。
大部分の葉には葉鞘がありません。
花期は、初夏(まれ)。
花はまれに開花し、花穂は柄が無く束生し、小穂には3個の花があります。
雄しべは3個、花柱は3個です。
タケノコは4月~5月上旬に出て、扁平です。
名は、東京浅草の酉の市で「おたふく」の面をこの竹竿につり下げたことから付いたそうです。
別名 : ブンゴザサ(豊後笹)・ゴマイザサ(五枚笹)・メゴザサ
以前はオカメザサを低く刈り込んで
グリーンカバーにしていましたが、
今は鉢植えにして楽しんでいます。
2019/07/13 撮影
< 2018 年 >
2018/12/16 撮影
↑ 2018/12/26 撮影
〃
[ サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木 ]
日本では、
本州関東東北南部~九州沖縄県にかけて、
暖地の沿海から低山の日のあまり当たらない林内に自生します。
樹高は、20~50cm。
樹皮は茶褐色で、茎は直立して分岐しません。
葉は、柄を持ち、披針形で長さ8~18㎝、幅1.5~3.5㎝、先は細く尖って、
光沢があり、質は厚く濃緑色、縁に低い波状の鋸歯があって、互生します。
茎の中程から上部に葉が付きます
花期は、7月。
葉腋から花柄を出し、その先に散形状に白色の小花を数個下向きに付けます。
花冠は径7~8㎜の浅い皿状で深く5裂します。
裂片は狭卵形で反り返ります。
がくは5裂し、裂片は長楕円形で先は鈍形です。
雄しべは5本、雌しべは1本です。
果実は核果、球形で径6~7㎜、11月頃に赤く熟し、翌年の4月頃まで残ります。
白実や黄実の品種もあり、
正月の縁起植物として鉢植えや庭木に用いられます。
別名 : ヒャクリョウ(百両)
鉢から下して、日陰になる庭石の前に植えました。
この場所が気に入って、
万両や千両のように増えますように‥。
以前植えたものは、
残念ながら4・5年で消えてしまいました。
2018/12/26 撮影
↑ 2018/07/13 撮影
2019/07/29 撮影
2018/07/14 撮影
[ ラン科サギソウ属の多年草 ]
日本では、
本州~九州にかけて、
低地や山麓の日当たりのよい湿地などに自生します。
草丈は、15~40cm。
地中の球茎は径約1㎝の楕円形で、その上方に細い根茎を出します。
地下茎匐枝を伸ばし、その先端に新しい球茎を作ります。
秋には地上部と古い球茎と根が枯れ、
新しくできた球茎が残ります。
葉は、柄が無く、長さ5~10㎝の広線形で先端が尖り、
基部は葉鞘になって茎を抱きます。
茎の下部に3~5枚の葉を付け、
上部には鱗片葉があって、互生します。
花期は、8月。
花は、直立した花茎の先に、径約3㎝で純白の花を1~4個付けます。
萼片3枚は緑色で背萼片は側萼片より小さく、卵状披針形で先が尖ります。
側花弁2枚は白色、菱形状卵形でずい柱をおおうように立ちます。
唇弁は大きく3深裂し、
側裂片は扇状に展開して、多数の細かい切目が入ります。
中裂片は線形、
後部には長さ3~4㎝の距が垂れ下がります。
葯は直立し、その基部は唇弁の基部近くの両側前方に突き出ています。
斑入り葉なども、観賞用に栽培されています。
名は、シラサギが翼を広げたような花の姿から付いたそうです。
・準絶滅危惧種・
昨年も一昨年も蕾を持ったのですが、
そのまま開きませんでした。
今年は、13日の朝蕾でしたのが、
思いもよらず夕方に咲いていました。
15日の朝、写真を撮る時に、
甘い香りが漂ってきました。
一輪の白い優美な花は、最高の贈り物でした。
2018/04/30 撮影
2018/07/01 撮影
〃
2018/07/02 撮影
2018/07/04 撮影
2018/07/10 撮影
2018/07/13 撮影
2018/07/14 撮影
2018/07/15 撮影
2018/07/16 撮影
2018/07/17 撮影
2018/07/18 撮影
2018/07/20 撮影
2018/07/22 撮影
< 2017 年 >
2017/07/07 撮影
〃
< 2016 年 >
2016/04/25 撮影
2016/05/02 撮影
〃
2016/07/28 撮影
〃
〃
…ラベル
↑ 2018/06/22 撮影
〃
〃
2020/07/11 撮影
[ キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草 ]
本州長野県・群馬県・福島県など、
山地の落葉広葉樹林内や林縁、半日陰の湿った草地などに自生します。
草丈は、70~150cm。
茎は直立し、上部で多数分枝して、紫色を帯び無毛です。
葉は、大形の2回3出羽状複葉で、互生します。
下部の葉には柄があり、上部の葉はだんだんと無柄になります。
柄の下部はやや膨らんだ短い鞘となり、
縁は淡緑色の膜状になります。
小葉は小さい柄を持ち、通常卵形または広いくさび形で、
基部は円形またはやや心臓型、
縁は全縁または先端が浅く3裂します。
花期は、7~8月 。
茎の先で多数分枝し、大きい円錐花序を出して、
紅紫色の花を多数付けます。
花弁状の萼片は長楕円形で長さ約6㎜、4~5個あります。
雄しべは多数で輪状に並び、花糸は糸状、葯は黄色の長楕円形です。
果実は、痩果で長楕円形、稜があって、先に柱頭が残存しています。
名は、美しい紫色の花の様子から付けられたそうです。
花を見たいと思って植えてから3年目です。
前日の様子からは、
今朝花を見られると思ってもいませんでした。
ここ2~3日の気候が合ったのでしょうか。
淡紅紫色の萼片と黄色の雄しべの目立つ可愛い花です。
2018/04/20 撮影
2018/05/28 撮影
2018/06/13 撮影
2018/06/14 撮影
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2018/06/18 撮影
〃…少し下
2018/06/19 撮影
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2018/06/22 撮影
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2018/06/24 撮影
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2018/06/25 撮影
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2018/06/26 撮影
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2018/06/27 撮影
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2018/06/29 撮影
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2018/07/01 撮影
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2018/07/02 撮影
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2018/07/04 撮影
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2018/07/07 撮影
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2018/07/08 撮影
2018/07/09 撮影
2018/07/19 撮影
2018/07/26 撮影
2018/08/24 撮影
< 2019 年 >
2019/03/25 撮影
2019/03/29 撮影
↑ 2017/06/17 撮影…富士娘ナデシコ
2017/06/26 撮影
2017/06/16 撮影
[ ナデシコ科ナデシコ属の多年草 ]
富士娘ナデシコはハマナデシコ(浜撫子)の園芸品種とされています。
ハマナデシコ (浜撫子)
日本では、
本州~沖縄にかけて、
海岸の砂地や付近の崖に自生します。
草丈は、20~50cm。
茎は数本叢生して直立し、無毛です。
茎葉は、長さ2~8㎝の卵形~長楕円形で先端は短い鋭形、
質が厚く光沢があって、両面無毛で縁には毛があり、対生します。
根出葉は、重なり合って付き、しばしば長大です。
花期は、7~10月。
茎頂に集散花序をだし、
径1.5㎝、紅紫色の5弁花を密に多数付けます。
花弁は倒卵形で、先端に歯牙があり、長さ約6㎜、基部は長い爪部となります。
がくは円筒形で先端が5裂し、がくの下の小苞は先端が尾状に尖り、長さはがくの半分程です。
雄しべは10本、花柱は2個。
苞は3対、長楕円形で先に5~6㎜の草質の尾が付きます。
果実はさく果、円筒形で先端は4裂します。
名は、海辺に生えるので付いたそうです。
別名 ; フジナデシコ(藤撫子)
藤色よりも紅色のかった、
可愛い花を咲かせ、
なめらかな優しい葉を付けます。
2017/04/21 撮影
2017/06/12 撮影
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2017/06/17 撮影
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2017/06/18 撮影
2017/06/20 撮影
2017/06/26 撮影
2017/06/29 撮影
2017/07/04 撮影
2017/07/10 撮影
2017/07/19 撮影
2017/07/29 撮影
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