しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

キイウマノミツバ ( 紀伊馬の三葉 )

2017-06-26 |  4月 の花たち

                                         ↑ 2017/05/30 撮影

2014/06/05 撮影 

[ セリ科ウマノミツバ属の多年草 ] 

手持ちの図鑑で調べましたが
載っていませんでしたので、
ネットからの抜き書きと見た目からの雑感です。

日本固有種。
和歌山県の、山地林内の日陰に自生します。
草丈は、5~30cm。
茎は細長く分枝します。
根生葉は、多数で長い柄を持ち、掌状に全3裂します。
茎の上部に付く葉は深く3裂し、対生します。  
花期は、4~5月。
茎頂の小枝の先に小型の複散形花序を出し、
白や青紫色の小花を付けます。 
名は、紀伊に生え、三つ葉に似ていますが食用とならず、
馬に食べさせる程度の三つ葉ということから付いたそうです。

杉並「春の野草展」に
青紫色の可愛い花が出品されていました。

その花を手がけてみたいと思い所望しました。
野草の会の方から育て方など色々と教えて頂き、
さっそく図鑑でも調べてみましたが、載っていませんでした。
こぼれ種で増えるそうですので、来年が楽しみです。

 

2017/05/30 撮影     〃

 

2017/06/05 撮影        〃  〃

 

2017/06/07 撮影

 

2017/06/12 撮影

 

2017/06/17 撮影

 

2017/06/18 撮影

 

2017/06/26 撮影

 

2017/06/29 撮影

 

2017/07/04  撮影

 〃

 

 

コメント (4)
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ササバギンラン ( 笹葉銀蘭 )

2017-06-26 |  4月 の花たち

                          ↑ 2017/05/3 撮影

2017/05/03 撮影

2017/05/06 撮影 

[ ラン科キンラン属の多年草 ]  

北海道~九州にかけて、
山地の落葉樹林下や丘陵地などに自生します。
草丈は、30~50cm。
茎は細長く直立します。
葉は、広披針形で長さ7〜15cm、幅1.5〜3.0cm、
先が尖り、基部は茎を抱き、縦脈10条ほどが目立ちます。
茎全体に葉が付き、互生します。 
裏面と縁に白色の短毛状突起があります。 
花期は、5~6月。
茎頂に穂状花序を出し、長さ約1.3㎝の白い花を半開、
上向きに数個つけます。
花序下部の1〜2個の包は葉状で長く伸び、
花序と同長か、やや長くなります。
外花被片は広披針形、内花被片は少し小形です。
唇弁は3裂し、中裂片は心形、基部は短い距となって突出します。 
ずい柱は立ってその先端に葯があり、2個の花粉塊があります。
共生菌の存在が生育には必要なので、
庭で育て ることは難しい蘭の一つです。
名は、笹の葉のように細長い葉で、銀蘭に似ていることから付いたそうです。

半開の花は撮るのが難しく、
なかなか思うように
写せませんでした。
問題は腕にあるのですが…。

 

2017/04/16 撮影

 

2017/04/18 撮影

 

2017/04/21 撮影

 

2017/04/23 撮影

 

  2017/04/29 撮影

 〃

 

2017/05/01 撮影

 

  2017/05/02 撮影

 〃

 

  2017/05/03 撮影 

 

  2018-7/05/06 撮影

2017/05/08 撮影

 〃 

 

2017/05/09 撮影

 

2017/05/10 撮影

 

2017/05/11 撮影

  〃

 

2017/05/12 撮影

 

2017/05/14 撮影

 

2017/05/15 撮影

 

2017/05/24 撮影

 

2017/06/12 撮影…1つ残して置いた実

 

 


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ジュウニヒトエ ( 十二単 )

2017-06-13 |  4月 の花たち

                                ↑ 2017/04/16 撮影

2017/04/21 撮影

[ シソ科キランソウ属の常緑多年草 ] 

日本固有種です。
本州・四国の、
やや明るい林内や林縁・野原・道端などにに自生します。
草丈は、10~25cm。
全体に細い白毛を密生し、茎は地際で分かれ、ほぼ直立します。
茎の基部には鱗片状の葉があり、
茎葉は、柄を持ち、長さ3~5㎝、幅1.5~3㎝の倒披針形で、
縁に波状の粗い鋸歯があり、対生します。
花期は、4~5月
茎の先端に長さ4~6㎝の花穂を出し、
淡紫色または白色の小さい唇形の花を多数付けます。
花冠は長さ約9㎜、
上唇は小さく卵形で浅く2裂し、
下唇は大きく3裂し、中央の裂片は大形です。
雄しべは4本でそのうち2本が長く、
がくは先端が5裂し毛が生えています。
外来種に、濃い青紫色で葉に光沢のあるセイヨウジュウニヒトエがあり、
庭に植えられて半野生化したもと言われています。
名は、花が幾重にも重なって咲く様子を衣装の十二単に見立てて付いたそうです。
・絶滅危惧種 ・

静かに咲いている奥ゆかしい姿が、
在来種のよさを表し、 
素敵な名前が付いていますね。

 

2019/05/05 撮影

 

<  2017 年  >

 2017/03/21 撮影

2017/03/22 撮影

 2017/04/16 撮影

 〃 

 

 2017/04/18 撮影

 

 2017/04/29 撮影

 

<  2016 年  >
 2016/11/29 撮影   〃   〃

 


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