↑ 2020/04/04 撮影…ヒメカンスゲ・白覆輪
2020/03/26 撮影
2020/04/14 撮影
[ カヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草 ]
北海道西南部~九州にかけて、
山野の林内のやや乾いたところに自生し、叢生して大株となります。
草丈は、20~50cm。
葉は、根生し、線形で幅2~4㎜、先端は狭く尖り、
表面は平坦からゆるいM字形、質はかたくやや光沢があって暗緑色、縁はざらつき、
基部の鞘は暗渇色で、多数密生します。
花期は、4~5月。
葉の間から多くの花茎をたて、
茎頂に矮性で長さ3~4㎝、赤褐色の雄小穂を1個付けます。
多数の葯が伸び出て花粉を散らします。
その下方に短い円柱形で長さ約2.5㎝の黄褐色を帯びた雌小穂を3~5個付けます。
苞は短い葉状で太い鞘があります。
雌花鱗片は長さ4㎜で褐色を帯びます。
果胞は無毛で反り返り、広卵形で長さ約3㎜、先が急に細くなって嘴状で2歯があります。
白い柱頭は3個です。
直立し、成熟期には反り返ります。
観賞用に白い斑入り葉のシマカンスゲが栽植されています。
名は、草状がカンスゲに似ていて、より小さいことから付いたそうです。
初めて手掛けるヒメカンスゲです。
寄せ植えに加えたり、鉢植えや露地植えにしてみました。
水やりの後の葉は、いっそう美しいと思います。
2020/03/27 撮影
2020/04/04 撮影
2020/04/07 撮影
〃
2020/04/14 撮影
2020/04/19 撮影
2020/04/21 撮影
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2020/05/09 撮影
2020/05/17 撮影
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< 2021 年 >
2021/03/17 撮影