↑ ハマトラノオとカマキリ
いつも「しをり戸」をご覧くださいまして、
ありがとうございます。
もっとスローペースで、しばらくの間、
草庭の草花たちをひと月に1~2回ほど、
ご紹介させて頂ければと存じております。
残念ですがご訪問させて頂く回数も少なくなり、
心ならずもコメントのご返事も
失礼させて頂くことが多くなると思います。
体調が思わしくないので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
デルタ株がますます猛威を振るっております。
皆様どうぞお健やかな日々をお過ごしになりますよう、
お祈り申し上げます。
2021年8月24日 みなみ…トウテイラン
2021/08/23 撮影…レンゲショウマ
↑ ナンバンギセル
朝7時前、青空の庭に出て、
先ずは咲き初めた花を撮って、
気になっていた水遣りを始めました。
草花たちは待っていたかのようです。
ちょっと見ない間に、雑草は実を結んでいました。
蝉の声・虫の声をききながら、
草取りから始めなくては‥‥。…タマノカンザシ‥夜に開きます
…ニラ
…ベコニア‥次々に花を
…シモバシラ
…サクラタデ‥淡紅を帯びるのに
…カラスビシャク‥今ごろ花が
…ホソバギボウシ
…リンドウ
…テンニンソウ‥今年は早いです
…ヤブラン‥終わりです
…ギンミズヒキ
…オミナエシ‥盛りです。
…ススキ‥もう穂を付けて
…テイカカズラ‥今ごろ花が
↑ 2021/08/16 撮影…レンゲショウマ
この度の大雨により被災された皆様に 謹んでお見舞い申し上げます
一日も早く復興がなされますことを心よりお祈り申し上げます。
しをり戸をご訪問くださいまして、ありがとうございます。
ささやかな庭の草花たちをご覧いただければ幸いでございます。 2021/05/01 撮影…チシマウスユキソウ
2021/05/14 撮影…ベニバナヤマシャクヤク
2021/06/01 撮影…ミヤコグサ
2021/06/14 撮影…ハマユウ
2021/06/15…スジギボウシ
2021/07/01 撮影…キレンゲショウマ
2021/07/15 撮影…オミナエシ
2021/08/01 撮影…キンミズヒキと空蝉
2021/08/16 撮影…レンゲショウマ
◉ 木芙蓉 (ふよう)・白芙蓉 (しろふよう)・紅芙蓉 (べにふよう)・花芙蓉 (はなふよう)・酔芙蓉 (すいふよう)
反橋の小さく見ゆる芙蓉かな ・・・・・ 夏目漱石 [漱石全集]
朝な梳く母の切髪花芙蓉 ・・・・・ 杉田久女 [杉田久女句集]
おもかげのうするゝ芙蓉ひらきけり ・・・・・ 安住敦 [古暦]
古く中国から渡来したと言われる花木で、
観賞用として庭木などに植えられ、秋になるとよく見かける花です。
掌状の大きな葉に、淡い紅色の大きな五弁花を開きます。
楚々として艶やかで美しい花は、しばしば美女にたとえられ、
詩歌や絵画などの題材として親しまれています。
朝に開き夕方には萎んであっ気なく落ちてしまう風情にも、
美人薄命を感じます。
一日花ですが、次々と咲いて花期は長いです。
白い花の「白芙蓉」、
咲き始めは白で次第に紅色に変わる「酔芙蓉」などがあります。
* 芙蓉の実(仲秋)・枯芙蓉(三冬)
[ アオイ科フヨウ属の落葉低木、中国原産 ]
お手前の始まる前の白芙蓉 ・・・・・ みなみ
フヨウ (芙蓉)
古く渡来した栽培種が野生化し、
自生したものと言われています。
本州関東以西~沖縄の、
暖温帯の川原などにやや稀に野生化しています。
古くから観賞用に栽培され、関東以西では庭木・公園樹として用いられています。
樹高は、1〜4m。
幹は直立し、また分枝し、星状の毛で厚くおおわれています。
葉は、長い柄を持ち、長さ幅とも10〜20cmで掌状に浅く3〜7裂します。
裂片は三角状卵形で先は尖り、基部は心臓状で、縁には鈍い鋸歯があり、互生します。
葉の表面は、星状毛や微毛があってざらつき、
裏面や葉柄は、星状毛や腺毛が多く生えています。
花期は、7〜10月。
枝の上部の葉腋に、径10~14㎝の淡紅色または白色の5弁花を付けます。
花弁は5個で、基部は互いにくっっき、回旋状に巻いて、縦に脈があります。
多数の雄しべは単体雄しべとなります。1個の子房の上の花柱は長く飛び出し、
柱頭は5つに分かれます。
花の下部に小苞葉が10枚あります。萼は鐘状で5片に裂けます。
果実は、さく果でほぼ球形で毛があり、5片に開裂し、子に毛があります。
白花の品種や八重咲きの品種があります。
名は、芙蓉は漢名の木芙蓉に由来し、芙蓉の音読みとのことです。 2021/08/20 撮影