↑ 2019/11/14 撮影
2019/11/19 撮影
[ キク科モミジハグマ属の多年草 ]
日本では、
北海道南部~九州にかけて、
山地の木陰に多く自生します。
草丈は、10~20cm。
地下茎は細長く這い、茎や葉の両面に毛があります。
葉は、長い柄を持ち、長さ幅とも1~3㎝で変異が大きく普通は5角形または3角状円形となり、
浅く3~9裂し、茎の下部に5~10個の葉が互いに接して、互生します。
花期は、9~10月。
葉の集まりの中心から花軸を伸ばし、
上部に3個の筒状小花からなる頭花を多数総状花序状に付けます。
花冠は白色で長さ7~10㎜、先が深く5裂し、裂片は反曲します。
総苞は狭い筒形で長さ1〜1.5㎝です。
小花は閉鎖花を結びます。
果実は長さ約4.5㎜の痩果で、1個の頭花に果実が3個付き淡褐色、
茶褐色羽毛状の冠毛が付きます。
名は、葉が亀甲の型で、花が白熊(ヤク)の尾毛に似ていることから、
ハククマ、転じてハグマになったそうです。
「春の山草展」で、キッコウハグマの苗と出会いました。
名前だけは知っていましたが、
花を見たことはありませんでした。
珍しい形の清楚な可愛い花を一輪付けてくれました。
閉鎖花を多数付け、茶色の冠毛になっています。
2019/05/05 撮影
2019/07/20 撮影
2019/08/13 撮影
2019/11/13 撮影
2019/11/14 撮影
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2019/11/16 撮影
2019/11/18 撮影
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2019/11/19 撮影
〃…閉鎖花
〃…閉鎖花
2019/11/24 撮影
2019/11/27 撮影
2019/11/29 撮影
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< 2020 年 > 2020/11/07 撮影…閉鎖花