↑ 2022/03/21 撮影…キクザキイチゲ
春分の日をやはらかくひとりかな ‥‥ 山田みづえ
春分は24節気の1つで、陰暦2月中、太陽の黄経0度、
太陽暦のおおよそ3月21日頃です。
太陽の中心が春分点に達し、真東から昇り真西に沈み、
昼夜の長さがほぼ等しくなります。
この日を境にして徐々に昼がながくなります。
彼岸の中日で、仏事・法事などを行うことが多いようです。
かつては春季皇霊祭の日でしたが、今は春分の日といい、
自然をたたえ、生物を慈しむための国民の祝日となっています。
この頃から冬の名残がなくなり、気温は上がって、
春の到来を感じるようになります。
2022年の春分は3月21日(月)です。
昨日は東京で、平年より4日早い桜の開花発表がありました。
最高気温は15.5℃ 、最低気温は4.1℃でした。
今年も新型コロナウイルスの影響で宴席自粛のお花見になりました。
春分の今日は、
雲が出ている時間が多く、日中に晴れ間がありました。
最高気温は14.1℃ 、最低気温は6.2℃ほどになり、
風もなく平年並みの穏やかな過ごしやすい一日でした。
スギ花粉の飛散量は非常に多く、ヒノキの花粉も飛散し初めています。
春分の日の草庭
二輪車や延齢草・丹頂草・山瑠璃草・連福草・菫などが咲き始め、
菊咲き一華・雪割草・春蘭・福寿草・蒲公英・千本槍・旗竿薺などは、
花の数が多くなり見ごろとなりました。
雪割一華の花は終わりを迎え、梅花黄連・節分草は実を付けています。
また白糸草・薇・海老根・稚児百合・筑紫唐松・一ッ葉升麻・衝羽根草・
山吹草・擬宝珠などが芽を吹き始めました。
日ごとに山芍薬の蕾はふくらみ、目立つようになりました。
黒文字や白文字の花はまだ咲かず、土佐水木は盛りがもう終わりそうです。
白蝶や蜆蝶の姿を今年はまだ見かけません。
ようやく春になりました。
早く平和が訪れますことを願っております。
< 春分の芽生えや蕾・花 など 2022/03/21 撮影 >
…エビネ
…ユキザサ
…メイゲツソウ
…イタドリ
…ギボウシ
…スズラン
…シライトソウ
…ヒトリシズカ
…ギンミズヒキ
…イチャクソウ
…アズマイチゲ
…ハルノトラノオ
…イカリソウ
…ヤマブキソウ
…ワレモコウ
…ソバナ
…イチリンソウ
…ヤブレガサ
…ヒメイチゲ
…ヒトツバショウマ
…クワガタ
…ヤマエンゴサク
…ヤマドリゼンマイ
…チゴユリ
…シロバナイワシャジン
…イワシャジン
…イワギリソウ
…ヤマシャクヤク
…オキナグサ
…キバナオキナグサ
…サクラソウ
…タンチョウソウ
…サンショウ
…ヒメウツギ
* 春分の花たち (2) へ続きます。