しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

釣忍 ( つりしのぶ ) <季> 三夏

2020-07-30 |  夏の草木・その他 の 俳句

◉ 吊忍 (つりしのぶ)・簷忍 (のきしのぶ)

自ら其頃となる釣忍 ・・・・・ 高浜虚子 [五百句]
すぐ前に塀がふさがる釣忍 ・・・・・ 松本たかし
人知れず暮るる軒端の釣忍 ・・・・・ 日野草城 [花氷]

山地の岩や樹木などに着生する
シノブ科の夏緑性のシダで、
古くから栽培されています。
竹や針金を芯にして山ゴケを巻いたものの上に、
忍の長い根茎を巻き付けて、
舟の形や井桁・毬の形などさまざな形に作り、
軒端などに吊るします。
風鈴を下げたものもあり、すずやかな音色を発し、
青々とした光沢のある繊細な緑の葉は涼感を呼びます。
江戸時代中期ごろに
庭師たちが作り始めたと言われ、
夏の風物の一つです。
  
   [シノブ科シノブ属の夏緑性多年草、シダ植物]

釣忍        ・・・ みなみ
釣忍とどく朝の宅急便 
釣忍届きて夫にまづ見せて 
木洩れ日にしばし華やぐ釣忍 
まらうどに褒められてゐるしのぶ玉 

シノブ (忍)
日本では、

北海道~沖縄にかけて、
深い山の岩や樹幹に着生します。
根茎は太く径3~5㎜、長く横に這い、まばらに分枝し、
淡褐色または暗褐色の線状披針形の鱗片で密に覆われていて、
まばらに根を出します。
葉は間隔をおいて出ます。
細い針金状の葉柄はかたく、長さ5~10㎝、落ちやすい鱗片をまばらに付けます。
葉身は、長さ10~30㎝、幅8~15㎝の三角形または長五角形で、4回羽状に深く分裂します。
羽片は柄があり、最下のものは最大でやや三角形、
他のものは長卵状三角形で光沢があり、質はやや厚い草質です。
小羽軸には裂片が流れて翼状となります。
裂片は線状頂楕円形で幅1~2㎜、鋭頭、縁は全縁、1本の小脈を持ちます。
小脈の末端に長さ1.5㎜内外の長楕円形で壺形の包膜を持った胞子嚢群を生じます。
胞子嚢群が熟すると長い柄をもった胞子嚢は包膜の入り口から抜け出してきて褐色に見えます。
根茎や根を束ねて球形または船形・井形などさまざまな形に作ったものを釣り忍として、
観賞用に軒下などに吊るし、涼しさを添えました。
名は、土がなくても生育するため、土の無いのに堪え忍ぶということから付いたそうです。


2020/07/22 撮影…しのぶ玉 (店名:萬園)

2020/11/04 撮影

 

 

コメント (4)
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シノブ ( 忍 )

2020-07-30 |  シダたち

                            ↑ 2020/07/22 撮影  

2020/07/22 撮影

[ シノブ科シノブ属の夏緑性多年草、シダ植物 ]

日本では、
北海道~沖縄にかけて、
深い山の岩や樹幹に着生します。
根茎は太く径3~5㎜、長く横に這い、まばらに分枝し、
淡褐色または暗褐色の線状披針形の鱗片で密に覆われていて、
まばらに根を出します。
葉は間隔をおいて出ます。
細い針金状の葉柄はかたく、長さ5~10㎝、落ちやすい鱗片をまばらに付けます。
葉身は、長さ10~30㎝、幅8~15㎝の三角形または長五角形で、4回羽状に深く分裂します。
羽片は柄があり、最下のものは最大でやや三角形、
他のものは長卵状三角形で光沢があり、質はやや厚い草質です。
小羽軸には裂片が流れて翼状となります。
裂片は線状頂楕円形で幅1~2㎜、鋭頭、縁は全縁、1本の小脈を持ちます。
小脈の末端に長さ1.5㎜内外の長楕円形で壺形の包膜を持った胞子嚢群を生じます。
胞子嚢群が熟すると長い柄をもった胞子嚢は包膜の入り口から抜け出してきて褐色に見えます。
根茎や根を束ねて球形または船形・井形などさまざまな形に作ったものを釣り忍として、
観賞用に軒下などに吊るし、涼しさを添えました。
名は、土がなくても生育するため、土の無いのに堪え忍ぶということから付いたそうです。

以前から̪̪シノブに似たシダが生えてきますが、
図鑑と比べて見ても難しくはっきりしませんでした。
この画像は釣忍のシノブを撮ったものですので、
自信をもってシノブと言えます。

2020/07/22 撮影


2020/11/04 撮影

 

 


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再開のお知らせ

2020-07-30 | ごあいさつ 

                      ↑ 2020/07/19 撮影…ヤクシマケイビラン     

     豪雨で被災された皆様には
                心よりお見舞い申し上げます。

   いつも「しをり戸」をご訪問くださいまして、
   ありがとうございます。

   身辺がどうにか落ち着いてまいりましたので、
   投稿を再開したいと存じます。
   どうぞよろしくお願い申し上げます。
   連日雨が降り続いておりまが、
   今年は珍しく、黄レンゲショウマの花が咲きそうです。
   毎年蕾を持っては、突然蕾が落ちてしまって、
   我が家での開花は見られませんでした。
   見ごろな時の草花たちを

   のんびりとゆっくりと、マイペースで、
   時々ご紹介させて頂ければと思っております。
   ご覧いただければ嬉しゅうございます。

   新型コロナウイルスの感染者数が今日も過去最多です。
   ご自愛をお祈り申し上げます。

         2020年7月30日        みなみ


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お休み中ですが‥‥。

2020-07-08 | ごあいさつ 

                            ↑ ギボウシ

    豪雨で被災された皆様には
                  心よりお見舞い申し上げます。
     テレビの画像を見るたびに心が痛みます。
    
一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
   
      
   いつも「しをり戸」をご訪問くださいまして、

   ありがとうございます。

   お休み中ですが、
   春に写した草花たちの写真をご紹介させて頂きたく存じます。
   余り期間がずれない方いいのではないかしらと
思いまして‥‥。
   その草花たち8点をご紹介させて頂きましたら、
   またお休みに入らせて頂きます。
   マイペースなブログでお恥ずかしいのですが、
   ご笑覧いただけますなら幸いと存じます。

   新型コロナウイルスの感染者が日々増えております。
   皆様どうぞ平穏な日々をお過ごしになられますよう、
   お祈り申し上げます。

         2020年7月6日        みなみ


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テッポウユリ ( 鉄砲百合 )

2020-07-08 |  6月 の花たち

                                 ↑ 2020/06/12 撮影

[ ユリ科ユリ属の多年草 ]

九州の種子島・屋久島、沖縄の、
海岸近くの崖地や草原などに自生します。
草丈は、50~100cm。
鱗茎は平頭の球形で径5㎝内外です。
茎は直立し、淡緑色で硬く確りしています。
葉は、柄が無く、長さ10~18㎝の披針形または長楕円形で先が尖り淡緑色
表面には光沢があって窪んだ脈が入り、多数が茎に互生します。
花期は、4~6月。
花は、茎の先に長さ10~12㎝のラッパ形の花を数個側向して開き、
純白で芳香があります。
花被片は6枚で、外側の主脈が強く隆起しています。 
雄しべは6個、黄色の葯は花糸に対してТ字状に付きます。
果実は、蒴果です。
観賞のため切り花用として栽培され、多くの園芸品種があります。
欧米ではイースター・リリーと呼ばれ、復活祭の必需品となっています。
名は、花の形状が昔の鉄砲に似ていることからとも、
鉄砲伝来の地種子島に自生することからとも、諸説あります。
別名 : タメトモユリ(為朝百合)

純白の清らかな大きな花を咲かせ、
雨の日にもすっくと立っている姿には、
品位と存在感を感じます。

2020/05/09 撮影

2020/05/17 撮影

2020/06/03 撮影

2020/06/12 撮影

 

2020/06/15 撮影

 

2020/06/18 撮影

 

2020/06/20 撮影

 

2020/06/23 撮影

 

2020/06/26 撮影

 

 


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シロバナノヘビイチゴ ( 白花の蛇苺 )

2020-07-08 |  5月 の花たち

                         ↑ 2020/06/00 撮影

2020/06/15 撮影

[ バラ科オランダイチゴ属の多年草 ]

本州宮城県~中部地方、九州の、
山深の草地に自生します。
草丈は、10~30cm。
全体に軟毛が生えます。
根茎は短く、紫紅色の細長い匍匐枝を地這うように伸ばし、
その先端に新苗を生じます。
葉は、根生葉を束生し、長い柄を持ち、3出複葉です。
小葉は3枚で長さ2~4㎝、幅1.5~3㎝の倒卵形、
先は鋭形または鈍形、基部は楔形(くさびがた)、
縁には粗い鋸歯があります。
花期は、5~7月。
株の中央から花茎を高く立ち上げ、径2㎝内外の白花を1~5個付けます。
花弁は5個で水平に開出し、萼片よりも長いです。
雄しべ・心皮ともに多数です。
萼片は5個で披針形、先が鋭尖形、  
萼片よりやや長い副萼片は、5個で小さい線状楕円形、先は鋭形です。
果実は痩果で、花が終わると花床はふくらんで、  
球形から卵円形の偽果となります。
肉質で赤く熟すと芳香を放ち、甘くなり食べられます。
その表面に粒状の痩果が散在します。
名は、白花で姿がヘビイチゴに似ることから付いたそうです。
森に生育することから森苺とも呼ばれています。
別名 : モリイチゴ(森苺)

この花を見ると、
草花がお好きで、イングリッシュガーデン風なお庭に、
白花蛇苺を伸び伸びと育てていらっしゃった
亡き友人のことを思い出します。
一緒に園芸店に行ったり、お花を交換したり、
気楽にお庭を行き来し、お茶をしたり、
良き日々を過ごしました。

 

2020/04/05 撮影

2020/05/04 撮影

2020/05/17 撮影

2020/06/15 撮影

 

 


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チシマウスユキソウ ( 千島薄雪草 )

2020-07-08 |  5月 の花たち

                       ↑ 20120/05/08 撮影

2020/05/04 撮影

[ キク科ウスユキソウ属の多年草 ]

日本の自生種、ウスユキソウの中の1種です。
南千島⦅択捉(えとろふ)・国後(くなしり)・色丹(しこたん)・歯舞(はぼまい)⦆に自生します。
草丈は、10~22cm。
茎や葉は白い綿毛で覆われ、その下にさらに細毛があります。
茎は分枝しません。
根生葉は、倒披針形で両面に白い棉毛があり、開花時にはありません。
葉は、披針形で先は鈍形またはやや尖り、基部は細くなつて、縁は全縁、互生します。
花期は、4~5月。(栽培)
茎頂に棉毛におおわれる苞状葉を放射状(径5㎝ほど)に数個生じ、
葉内に灰色の小さな頭花が多数集まって付きます。
小花は、筒状花で、白い毛で覆われています。
丈夫で美しいので、古くから栽培され、増殖苗が流通しています。
果実は、痩果です。
名は、山地の千島に基づくことから付いたそうです。

一目で、すぐに求め、
ミニロックガーデン風にして、
さっそく植えてみました。
エーデルワイスと同じ仲間の、
白い綿毛に包まれている花の姿には、
高山植物らしい趣があります。

2020/04/07 撮影

 

2020/04/15 撮影

 

2020/04/17 撮影

 

2020/04/21 撮影

 

2020/04/26 撮影

 

2020/05/01 撮影

 

2020/05/04 撮影

 

2020/05/09 撮影

 

2020/05/15 撮影

 

2020/05/17 撮影

 

2020/05/26 撮影

 

2020/05/26 撮影

 

2020/05/28 撮影

 

2020/06/06 撮影

 

2020/06/12 撮影


2020/06/15 撮影

 〃


2020/06/23 撮影

 〃


2020/07/11 撮影

 〃

 


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ミヤコグサ ( 都草 )

2020-07-08 |  5月 の花たち

                                          ↑ 2020/04/28 撮影

2020/*05/28 撮影

[ マメ科ミヤコグサ属の多年草 ]

日本では、
北海道〜沖縄にかけて、
日本全土の道ばたの芝地や草地、海岸などに自生します。
草丈は、15~35cm。
茎は束生し、直立したり、斜めに立ち上がったり、地に伏して伸びたりします。
葉は、柄を持ち、3出複葉でほとんど無毛です。
小葉は、長さ0.6~1.3㎝、幅3~8㎜の楕円形または倒卵形で、先は急に小さく尖り、
縁は全縁、互生します。
葉柄の基部に1対の葉状の托葉があります。
花期は4~10月。
葉腋から花柄を出し、先に径1.5㎝、鮮黄色の蝶形の花を2~3輪、散状に付けます。
花弁は5枚で、上の花弁1個は幅が広く大きい旗弁(きべん)1枚、
内側には左右に広がる翼弁(よくべん)2枚、
更にその内側で雌しべ・雄しべを包む竜骨弁(りゅうこつべん)2枚です。
萼は5裂し、先は細く尖って萼筒より長いです。
果実は、豆果まっすぐの線形で長さ約3㎝です。
名は、もともと京都に多くあったことから付いたそうです。
別名 :  コガネバナ(黄金花)・エボシバナ(烏帽子花)

去年、種を戴いたので、さっそく蒔いてみましたが、
花を付けませんでした。(蒔いた日:2019/05/05)
今年は鮮黄色の可愛い花を見ることが出来ました。
種を付けて広がりすぎましたので、強く刈り込みましたが、
また可愛い花を付けています。

 

2020/03/01 撮影

2020/03/05 撮影

 

 2020/04/21 撮影

 

2020/05/28 撮影

 〃

 〃

 

2020/06/03 撮影

 

2020/06/15 撮影

〃…実

 

<  2019 年  >

2019/07/15 撮影…種蒔いた日(2019/05/05)

 

2019/08/15 撮影

 

 


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ハルノタムラソウ ( 春の田村草 )

2020-07-08 |  4月 の花たち

                       ↑ 2020/03/30 撮影

[ シソ科アキギリ属の多年草  ]

本州の紀伊半島、四国~九州にかけて、
山地の谷間に自生します。
草丈は、10~20cm。
茎は四角形で直立します。
根生葉は、ロゼット状をなし、1~2回羽状複葉です。        
茎葉は、下のものには長い柄があり、長さ3~5cmの長卵形または長楕円形で、
羽状に2~3対の小葉に分かれます。
小葉は卵形、楕円形または倒卵形で、縁には鋸歯があり、対生します。
表面にはまばらに毛があります。
花期は、4~6月。
茎の頂に長さ3~6㎝の花穂を付け、小さい白色の唇形花を数段輪生します。
花冠は長さ約8㎜で、短い筒部の先は上唇と下唇に分かれます。
上唇は2裂、下唇は平らに開いて3裂して、中央裂片は大きく先が浅く2裂します。
雄しべは2本、花糸の先はТ字形となり、片方の先に細長い葯を付けます。
柱頭の先は2裂します。
花筒内に毛が散生します。
萼は長さ5~6㎜の唇形で、脈には細かい腺毛があります。
果実は、4個の分果で長さ約2㎜の楕円形です。
名は、なつアキノタムラソウに比べ春に咲くことから付いたそうです。

ナツノタムラソウ・アキノタムラソウがあることを、
山野草の会の方から聞いて知りましたが、
まだ出会っていません。
図鑑によるとハルノタムラソウはその中でも小形です。
目立たなく地味な花ですが、味のある花で、
長い間楽しめました。

2020/03/13 撮影

 

2020/03/30 撮影



2020/04/04 撮影

〃…別のb鉢

 

2020/04/05 撮影

 

2020/04/14 撮影

 

2020/04/17 撮影

〃…別のb鉢

 

2020/04/22 撮影

 

2020/05/17 撮影

 〃

 

<  2019 年  >

2019/05/05 撮影

2019/07/20 撮影

2019/08/13 撮影

 

   


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ミツバツチグリ ( 三葉土栗 )

2020-07-08 |  4月 の花たち

                           ↑ 2020/04/03 撮影 

2020/03/27 撮影

[ バラ科キジムシロ属の多年草 ]

日本では、本州〜九州にかけて、
山地や原野ところなどの日当たりのよいところに自生します。
草丈は、10~30cm。
根茎は短く肥厚してかたく、ひげ根を密生し、
先端部から匍匐枝を出します。
全体に粗い毛があります。
根生葉は、長い柄を持ち、3出複葉です。
小葉は、長さ2~5㎝、幅1~3㎝の倒卵状楕円形または楕円形、
先は円形または鈍形で、基部はくさび形、縁には鈍い鋸歯があります。
托葉は卵形で全縁です。
花期は4~5月。
花茎の上部に径1.5~2㎝の黄色い花を集散状に付けます。
花弁は倒卵状円形で、先が凹形です。
萼片は披針形で先は鋭突形、
副萼片は線形で、萼片より短く細いです。
花が終わると葉は大きくなって、匍匐枝を四方に伸ばし、
その先端から新苗を出します。
果実は、痩果で無毛、表面に皺がよっています。
根茎は硬くて食べられません。
名は、ツチグリに似ていて、3枚の小葉からなることから付いたそうです。

三つ葉土栗は
踏んでも枯れないくらい丈夫と聞きましたが、
その通り丈夫で元気に匍匐枝を伸ばしています。
増えすぎないように鉢に植えています。

 

 

2020/03/01 撮影

 

2020/03/05 撮影

 

2020/03/27 撮影

〃…蕾

 

2020/04/30 撮影…開花後と蕾

〃…蕾

 

 2020/04/03 撮影

 

2020/04/07 撮影

 

2020/04/14 撮影

 

2020/04/17 撮影

 

2020/04/21 撮影

 

2020/05/04 撮影

2020/05/17 撮影

 〃

<  2019 年  >

2019/05/14 撮影

2019/08/10 撮影


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ハルオコシ ( 春起こし )‥‥‥「アネモネ・ネモローサ」

2020-07-08 |  4月 の花たち

                        ↑ 2020/04/04 撮影…ハルオコシ

2020/04/03 撮影

[ キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草、ヨーロッパ北部~アジア北西部原産 ]

手持ち図鑑でしらべましたが載っていませんでしたので、
ネットからの抜き書きと見た目からの雑感です。

アネモネ・ネモローサ
草丈は、5~10cm。
花期は、3~5月。
花色の変異や八重咲きなど多彩な園芸品種があります。
花の中央部が八重咲きとなる「八重咲きイチリンソウ」、
緑色を帯びる八重咲き種の「ハルオコシ」などがあります。
別名 : ヤブイチゲ

アネモネ・ネモローサ 'プレクテアータ・プレニフロラ'
八重咲きで外側の花弁状の萼片が緑色を帯びます。
「グリーンストレンジャー」、「ハルオコシ」の名で、
流通しています。

ハルオコシ
草丈は、10~25cm。
長い根茎を持ち、
葉は、茎の上部に密に付きます。
花期は、3~5月。
花は白色です。
花弁は無く、白色または緑色を帯び花弁に見えるのは萼片が変化したものです。
苞が大きくて目立ちます。
早春に、芽を出して葉を広げ、開花する春植物(スプリングエフェメラル)で、
花が終われば直ぐに実を付けて、夏には地上部が枯れます。
約6月~10月位まで休眠期で、11月頃から根が活動し始めます。

芽出しに気づかず、
気付いた時は蕾を付けていました。
春の訪れを感じる清楚な花です。


2020/04/03 撮影

2020/04/04 撮影

2020/04/14 撮影

2020/04/15 撮影

2020/04/17 撮影

〃…b株

2020/04/19 撮影

2020/04/21 撮影

2020/04/26 撮影

2020/05/04 撮影

2020/05/17 撮影

2020/06/23 撮影

 〃…根茎


2020/11/23 撮影

 

<  2019 年  >

2019/05/05 撮影



2019/08/16 撮影

 


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ヒメジュウニヒトエ ( 姫十二単 )・・・・・「アジュガ レプタンス・チョコレートチップ ? 」

2020-07-08 |  4月 の花たち

                   ↑ 2020/03/30 撮影                     

〃  

[ シソ科キランソウ属の常緑多年草、ヨーロッパ原産 ]

以前に草もの盆栽展で求めました時、
名札には「ヒメジュウニヒトエ」と記してありました。 
手持ち図鑑でしらべましたが載っていませんでしたので、
ネットからの抜き書きと見た目からの雑感ですが、
花の姿から外来種の
「アジュガ レプタンス・チョコレートチップ」のようにも思われます。

アジュガ レプタンス・チョコレートチップ
アジュガ・レプタンス種から作られた小型種です。
草丈は、約10cm。
根生葉は、ロゼット状で冬を過ごします。、
葉は、短い柄を持ち、倒披針形で先は丸みを帯び、
濃緑色で質は厚く、光沢があり、縁は全縁でやや波状となり、対生します。
寒くなると紫色が濃くなってチョコレート色を帯びます。
花の後に匍匐枝は長く伸びて増殖します
花期は、4月。
茎の先端に花穂を出し、
青紫色の小さい唇形の花を多数付けます。
上唇は小さく卵形で浅く2裂し、
下唇は大きく3裂し、中央の裂片は大形で浅く2裂します。
果実は、分果です。
育てやすいので寄せ植えやグランドカバーなどに向いています。
別名 : セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)

姫十二単が在来種でしたら、
露地植えにしたいと思っていたのですが、
違うようですので、鉢植えで育てることにしました。
花色が気に入って、丈夫そうでしたので残念です。

2020/03/01 撮影

2020/03/05 撮影

2020/03/20 撮影

2020/03/21 撮影

2020/03/30 撮影

2020/04/04 撮影

2020/04/15 撮影

2020/04/19 撮影

2020/04/21 撮影

2020/05/04 撮影

2020/05/17 撮影

 

<  2019 年  >

2019/05/14 撮影


2020/06/26 撮影

 〃…匍匐枝

 

 

 

 




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