↑ 2011/02/04 撮影
春とは名ばかりで、
名残りの寒さはまだ厳しく、
空気は凛としています。
それでも立春の陽光に
大地は眠りから覚め始め、
蕗のとう・福寿草が顔を出し、
白梅がほころぶなど、
春の息吹を感じさせます。
紅梅や黒文字・馬酔木(あせび)・沈丁花(じんちょうげ)などの蕾も
いくらか膨らみを増したようです。
山芍薬はしっかりとした紅い芽を出していますが、
他の草花たちはもう少し土の中にいたいようです。
鳥の声も力強く感じられ、
ささやかな水場は
ヒヨドリ・目白・四十雀などの
水浴びのひと時、
賑わいを見せています。
先月に引き続き
寒椿・侘助・水仙などの花が咲き継いでいます。
2011/02/01 撮影
2011/02/04 撮影…白梅
〃…紅梅の蕾
〃…フキノトウ
〃…山シャクヤク…芽生え
〃…クロモジ
〃…アセビ
〃…ジンチョウゲの赤
〃…ジンチョウゲの白
2011/02/08…コバイモ
2011/02/17撮影…バイモ
〃…アサツキ
2011/02/26 撮影…フクジュソウが咲き出しました
〃…セツブンソウの芽
2012/02/24 撮影…カンノンソウの実
2012/02/26 撮影…セツブンソウ
〃…オキナグサの芽
〃…フクジュソウの芽
↑ 2011/03/04 撮影
寒暖の差の大きい日が続きますが、
それでも3月の声と共に
寒気がゆるみ、
切れるように冷たかった
蹲踞(つくばい)や水甕・目高のいる古火鉢・水道などの水が手に優しく、
温もりを感じます。
柔らかに輝く光に、水草も目高も生き生きと動き出し、
片栗・熊谷草(くまがいそう)・大文字草・女郎花(おみなえし)なども芽生え、
山吹草・靭草(うつぼぐさ)・連福草(れんぷくそう)・捩花(ねじばな)・
猩猩袴(しょうじょうばかま)などの葉も確りしてきました。
日陰躑躅(ひかげつつじ)の花芽が膨らみ、
馬酔木(あせび)・沈丁花(じんちょうげ)なども咲き出しました。
白梅は散り始め、紅梅が見ごろです。
福寿草も丈を伸ばして花の盛りを迎え、
椿は変わらず咲き継いでいます。
< 2011/03/04 撮影 >
2011/03/04 撮影…アセビ
〃…ジンチョウゲ
〃…ヒカゲツツジの花芽
〃…ノイバラ
〃…クマガイソウ
〃…ダイモンジソウ
〃…オミナエシ
〃…レンプクソウ
〃…ヤマブキソウ
〃…ウツボグサの冬を越した葉
2011/03/05 撮影…フキノトウ
〃…サンズンアヤメ
〃…ミセバヤ
〃…オダマキ
〃…ユキノシタ
〃…カタクリ
〃…フシグロセンノウ
〃…ヒメカンゾウ
〃…ネジバナの冬を越した葉
〃…ゲンノショウコの冬を越した葉
〃…ショウジョウバカマの冬を越した根生葉
〃…コウバイが見頃
2011/03/06 撮影
2011/03/06 撮影…ナガホシロバナワレモコウ
〃…イブキトラノオ
…バイモ
〃…ニリンソウ
〃…ツルボ
〃…カントウタンポポの冬を越した葉と花芽
< 2011/03/08 撮影 >
2011/03/08 撮影…シコクカッコソウ
〃…イヨベニカッコソウ
〃…シロバナカッコソウ
〃…ミヤコワスレの冬を越した葉
〃…シュンランの花芽
2011/03/11 撮影…シロバナタンポポ
〃…イソギク
〃…オドリコソウ
〃…シロホトトギス
〃…タイワンホトトギス
〃…キバナノホトトギス
〃…アマチャ
〃…シモツケ
〃…キョウカノコ
〃…カントウカンアオイ
〃…コバノタツナミ 〃…シロバナコバノタツナミ
2011/03/14 撮影…ジンチョウゲ見ごろになりました
2011/03/15 撮影…ギョウジャニンニク
〃…サクラソウ
〃…ボタン
2011/03/18 撮影…フクジュソウ
2011/03/20 撮影…キクザキイチゲ
2011/03/23 撮影…フッキソウ
〃…フキの花
〃…イチリンソウ
〃…ヤマブキソウ
〃…カワラナデシコ
〃…トサミズキ
〃…ヒイラギナンテン
〃…ユキヤナギ
2011/03/25 撮影…ギボウシの芽生え
〃…フウチソウ
2011/03/27 撮影…ミスミソウ
〃…ホソバヒメタムラソウ
〃…キランソウ
2011/03/28 撮影…シャガ
〃…シロバナタンポポ
〃…シュンラン
〃…エンレイソウ
〃…ミヤマカタバミ
〃…カタクリ
2011/03/31 撮影…ナズナ
〃…レンゲショウマ
〃…レンプクソウ
〃…オオミスミソウ
〃…ショカツサイ
〃…クロモジの花
〃…アケビ
2012/03/18 撮影…オキナグサ
2013/03/09 撮影…ウメ
↑ 2010/04/17 撮影…ウラシマソウ
明るさと
あたたかさとが日々に増し
ひとつひとつの草花が、
控えめながら生き生きと
生命力に溢れます。
日陰躑躅(ひかげつつじ)が咲き始め、
一輪草が続きます。
節分草が実を結び
早くも弾けて零れます。
種が乾かぬそのうちに、
早く埋めてあげましょう。
たどたどしげな鶯の
声が聞こえてまいります。
いつの間にやら庭隅に
浦島草(うらしまそう)が釣り糸を
静かに垂らしておりました。
< 2011 年 >
にわかに彩が豊かになった草庭を
飛び石伝いにぶらぶらしながら、
春を告げる草花の写真を撮ります。
気を付けないと
見過ごしてしまいそうな小さな花たちが、
次々と咲き出します。
黄色の花は、
日陰躑躅・山吹・山吹草・関東蒲公英・木香薔薇・土佐水木・黒文字…
白の花は、
白花蒲公英・白花郭公草・一輪草・二輪草・山芍薬・梅花碇草・
丹頂草・菫・鳴子蘭・雪柳・白山吹…
紫の花は、
片栗・白根葵・菫・四国郭公草・ムスカリ・シャガ・苧環・小葉の立浪草・碇草・
花大根・キランソウ・紫ケマン…
それ以外の緑や赤の花などは、
貝母・連福草・エンレイ草・翁草・伊予郭公草・春蘭・熊谷草・
浦島草・アケビ・躑躅…
今年は紅枝垂 (カエデ類の園芸品種) が、
小さな花を付けたのを見つけました。
お隣の紅枝垂もやはり
珍しく花を付けたそうです。
今年はまだ鶯の声が聞こえてきません。
< 2010 年 >
2010/04/08 撮影…チングルマ
2010/04/11 撮影…カタクリ
〃…ニリンソウ
2010/04/15 撮影…キランソウ
2010/04/18 撮影…ニホンサクラソウ
2010/04/19 撮影…バイカイカリソウ
〃…ヤマシャクヤク
2010/04/20 撮影…ミヤマオダマキ
〃…ヤマブキソウ
2010/04/21 撮影…シャガ
2010/04/14 撮影…ヒカゲツツジ
2010/04/18撮影…アケビ
2010/04/19 撮影…シロヤマブキ
2011/04/24 撮影…ツツジ
〃ヒラドツツジ
2010/04/11 撮影…セツブンソウの袋果
2010/04/13 撮影
< 2011 年 >
2011/04/03 撮影…オキナグサ
2011/04/06 撮影…エンレイソウ
2011/04/07 撮影…ショカツサイ
2011/04/08 撮影…タチツボスミレ
2011/04/09 撮影…スミレサイシン
2011/04/10 撮影…シラネアオイ
2011/04/11 撮影…スミレ
2011/04/11 撮影…シコクカッコソウ
2011/04/11 撮影…カッコソウ「伊予紅」
2011/04/12 撮影…カッコソウ「白花」
2011/04/13 撮影…ムスカリ
2011/04/13 撮影…タンチョウソウ
2011/04/16撮影…カントウタンポポ・シロバナタンポポ
2011/04/16 撮影…ヒゴスミレ
2011/04/16 撮影…ボタン「玉扶蓉」
2011/04/19 撮影…丸葉スミレ白
2011/04/20 撮影…サクラソウ
〃…シバザクラ
2011/04/22 撮影…ニオイイリス
2011/04/24 撮影…ボタン「連鶴」
〃撮影…イチリンソウ
〃撮影…イカリソウ
2011/04/24 撮影…コスミレ紫
2011/04/25 撮影…コバノタツナミソウ
2011/04/27 撮影…ニリンソウ
2011/04/29 撮影…ユキザサ
〃…クマガイソウ 〃…ジャーマンアイリス
2011/04/11 撮影…クロモジ
2011/04/13 撮影…ヒサカキ
2011/04/17 撮影…サンショ
2011/04/18 撮影…ドウダンツツジ
2011/04/20 撮影…モッコウバラ
2011/04/24 撮影…ベニシダレの花
2011/04/20 撮影…二輪草と碇草
< 2012 年 >
2012/04/13 撮影…ヒトリシズカ
2012/04/22 撮影…アズマシャクナゲ
2012/04/26 撮影…ボタン
↑ 2010/05/01 撮影…アオハダ:モチノキ科の落葉高木
2014/05/28 撮影
いつも目覚めの遅い青肌は、
ようやく梢の先まで若葉が出揃いました。
新緑の清々しさ、
みずみずしい生命力、
はれやかな5月は、
聖五月とも呼ばれています。
時折の心地よい風に
ついそのまま居続けて、
草を取ったり、
椿の毛虫を探したり、
時の経つのを忘れます。
新緑の生気をいただき、
心身がリフレッシュするひと時です。
ニオイイリスの花の香に包まれる楽しみも終わり、
大ムラサキ・更紗ドウダン・紅シタン・姫ウツギや
都忘れ・丁子草・舞鶴草・カザグルマ (クレマチス) ・エビネ類などが
見ごろとなりました。
先月から、碇草・二輪草・一輪草・蒲公英・小葉の立浪・シャガ・
雪笹・苧環(おだまき)などが咲き継いでいます。
2010/05/01 撮影…チゴユリ
〃…ミヤコワスレ
〃…マイヅルソウ
2010/05/03 撮影…チョウジソウ
2010/05/04 撮影…ヤクシマイワキンバイ
2010/05/04 撮影…エビネ
2010/05/08撮影…ツクバネソウ
2010/05/07 撮影…ヒメカンゾウ
2010/05/08 撮影…カザグルマ
2010/05/09 撮影…ヒメシャガ
2010/05/09 撮影…ヒツジグサの浮葉
〃…アサザ
2010/05/10 撮影…アマドコロ
2010/05/14 撮影…サンズンアヤメ
2010/05/16 撮影…フタリシズカ
〃…ニワゼキショウ
2010/05/17 撮影…ヒメヒオウギ
2010/05/19 撮影…ユキノシタ
2011/05/19 撮影…シラン
〃
〃
2010/05/22 撮影…ツキミソウ
〃…クリンソウ
2010/05/26 撮影…ガンセキラン
〃…ウツボグサ
〃…ヒメヒオウギ
2010/05/28 撮影…ホオズキの花と青い果実
2010/05/01 撮影…サラサドウダン
2010/05/02 撮影…ヒメウツギ
2010/05/02 撮影…青い梅の実
2010/05/07 撮影…オオムラサキツツジ
2010/05/08 撮影…ハナユ
2010/05/09 撮影…ノイバラ
2010/05/14 撮影…テイカカズラ
2010/05/17 撮影…トウオガタマ
2010/05/19 撮影…スイカズラ
2010/05/21 撮影…アオハダの雄花
2010/05/26 撮影…アマチャ
2010/05/29 撮影…シモツケ
2010/05/029 撮影…ソヨゴ
< 2011 年 >
2011/05/04 撮影…エビネ
〃…スズラン
2011/05/11 撮影…サルメンエビネ
2011/05/15 撮影…シロバナコバノタツナミ
2011/05/27 撮影…ドクダミ
2011/05/04 撮影…ハナイカダ
2011/05/18 撮影…ウケザキオオヤマレンゲ
2011/05/31 撮影…イヌツゲ
2011/05/11 撮影…ベニシダレの翼果
< 2012 年 >
2012/05/04 撮影…キンラン
2012/05/12 撮影…セッコク
2012/05/15 撮影…八重咲きのヒメシャガ
2012/05/27 撮影…バイカウツギ
↑ 2011/07/01 撮影…ハンゲショウ
2010/06/02 撮影…手前から、キョウカノコ・アマチャ・シモツケ
梅雨入り前の草庭は、
まるで緑のシンフォニーの只中にいるようです。
色とりどりの皐月(さつき)が咲き揃い、
姫百合・京鹿子・河原撫子(かわらなでしこ)・下野草(しもつけそう)・
岩煙草・捩花(ねじばな)・下野(しもつけ)などが咲き、
一年の中でもっとも華やぐ時期と言えそうです。
青梅雨のみずみずしい草庭は、
やさしく降る雨の中にしっぽりと鎮まっています。
窓際の椅子に背を凭せ、
鳥の声に耳を澄まし、
木々を飾る水晶のような雫を眺めていると、
慣れ親しんだ雨の庭は、
静かな安らぎを与えてくれます。
五月雨桔梗(さみだれききょう)や擬宝珠(ぎぼうし)・紫陽花( あじさい )・
小紫(こむらさき)などなどの青い花が趣をそえています。
黐( もち )・冬青( そよご )・木斛( もっこく )などの
青い実も目に付くようになりました。
2010/06/05 撮影…ドクダミ
2010/06/07 撮影…サツキ 〃…ヒメユリ
2010/06/11 撮影…イブキトラノオ
2010/06/15 撮影…ホタルブクロの白
2010/06/16 撮影…イワタバコ
2010/06/17 撮影…キキョウ
2010/06/19 撮影…ツユクサ
〃…ヒツジグサ 〃…シモツケソウ
〃…ヤブコウジ
2010/06/25 撮影…ハマオモト
2010/06/30 撮影…ギボウシ 〃…コクチナシ
2010/06/02 撮影…クロガネモチ
2010/06/15 撮影…ナンテン
2010/06/21 撮影…ビヨウヤナギ
2010/06/28 撮影…ノブドウ
2010/07/02 撮影…コムラサキ
< 青い実 2010/07/02 撮影 >
…ソヨゴ …ユズ
…ツゲ …モチ
…クロガネモチ
…モッコク …アセビ
…サラサドウダン
2010/06/20 撮影…ヒツジグサの蕾の上にカマキリの子
< 2011 年 >
2011/06/20 撮影…カワラナデシコ
〃…ヤブレガサ
〃…ユキノシタ
2011/06/22 撮影…ホタルブクロ
2011/06/26 撮影…ヒメワレモコウ
2011/06/29 撮影…ヒメサユリ
〃…ネジバナ
2011/06/30 撮影…ハンゲショウ
< 2012 年 >
2012/06/05 撮影…ハマボッス
2012/06/29 撮影…イワナンテン
< 2013 年 >
2013/06/19 撮影…ヤマオダマキ
↑ 2011/07/22 撮影…ユリ
木々は活力に満ち、
葉の緑が光沢を増して
豊かにあふれます。
こっそり大きく育った雑草を抜くと、
籠はたちまち草の匂いで一杯になり、
大きなビニール袋が出来上がって、
あっと言う間に午前中が過ぎます。
本格的な夏となり、
焼けつく空、
直射日光のもと、
打ちしおれた草花たちは
まどろんで粘り強く、
地温が下がるのを待っているかのようです。
それぞれの様子を見ながら、
夕方に水遣りをします。
節黒仙翁(ふしぐろせんのう)・百合・禊萩 (みそはぎ)など朱赤の花が咲き、
浜木綿(はまゆう)・梔子(くちなし)・白花節黒仙翁(しろばなふしぐろせんのう)
などの白い花も咲いています。
2010/07/06 撮影…ガクアジサイ
2010/07/10 撮影…シロバナフシグロセンノウ
〃…キキョウ
2010/07/23 撮影…ベコニア
2010/07/10 撮影…オオバジャノヒゲ
2010/07/26 撮影…ハマユウの子カマキリ
< 2011 年 >
2011/07/02 撮影…ハンゲショウ
2011/07/03 撮影…ヒマワリ
2011/07/21 撮影…ホタルブクロ 〃…キキョウ
2011/07/22 撮影…イブキトラノオ
2011/07/23 撮影…ミソハギ
2011/07/25 撮影…フシグロセンノウ
2011/07/25 撮影…レンゲショウマ
↑ 2010年 撮影
立秋を迎えても燃えるような暑さが続き
日中は木々も草花たちもいささかぐったりしていましたが、
ここ2・3日の雨で何とか元気を取り戻しました。
花の少ない8月の草庭を彩るのは
女郎花(おみなえし)で、
ぽつぽつと咲き始めた黄色い花のまわりを
小さな虫たちが一日中飛び交っています。
今年は例年より遅く朝顔(あさがお)が咲き始め、
蓮華升麻(れんげしょうま)も咲き出しました。
沢桔梗(さわぎきょう)はこれからです。
みんみん蝉やつくつく法師が力強く鳴き、
毎年、十日頃には蟋蟀や鉦叩などの虫の声も聞こえ、
処暑のころになると
雀や目白・四十雀が群れて来るようになります。
先月に引き続き
桔梗(ききょう)・仙翁(せんのう)・吾亦紅(われもこう)・小鬼百合(こおにゆり)・
山苧環(やまおだまき)・下総(しもつけ)・水引(みずひき)・撫子(なでしこ)・
月見草(つきみそう)などが
咲き継いで楽しませてくれています。
2010/08/01 撮影…女郎花の花
2010/08/01 撮影…右手前は、女郎花(中部)です。
2010/08/06 撮影…アサガオ
2010/08/08 撮影…レンゲショウマ
2011/08/10 撮影…ホトトギス・青竜
2010/08/12 撮影…サワギキョウ
2010/08/18 撮影…ミョウガの花
2010/08/25 撮影…カワラナデシコ
2010/08/26 撮影…ナガボノシロワレモコウ
2018/08/28 撮影…シュウカイドウ
2010/08/29 撮影…ホソバヒメタムラソウ
2010/08/30 撮影…ゲンノシウコ
2010/08/26 撮影…カマキリ
< 2011 年 >
2011/08/01 撮影…キキョウ
〃…キキョウ 「白花 」
2011/08/03 撮影…ミソハギ
〃…ミズヒキ
2011/08/09 撮影…ハコネギク
2011/08/12 撮影…ヒメタデ
〃…ヨメナ?
↑ 2011/09/22 撮影
例年と違い
今年(2010年)は9月に入っても一向に暑さが収まりませんが、
それでも秋空となり、
朝夕にはやっといくらかの爽気を
感じるようになりました。
早朝の水撒きのあとなどに、
透明感のある清爽な空気が
心地よく肌にひんやりとします。
蚊に刺されるのは閉口ですが、
自然の生態系に配慮した庭を心がけ、
なるべく殺虫剤などを使わないようにしていますので、
仕方のないことと思っています。
そのおかげでしょうか、
昼夜をとわず虫の声がしています。
虫刺されには、
手作りの枇杷の葉酒をすぐに付けると良く効きます。
先月とあまり変わり映えしませんが、
藍の花がほころび始めました。
これから宮城野萩や白萩が咲き出し、
それに秋海棠・紫苑・白花曼珠沙華 ( しろばなまんじゅしゃげ )なども
咲き始めます。
徐々に秋の趣が出てくるのが楽しみです。
2010/09/1 撮影…オミナエシ・咲き継いで今も盛り
2010/09/19 撮影…アイの花・盛り
2010/09/03 撮影…オジギソウ
2010/09/11 撮影…ハギ
2010/09/14 撮影…シソ
2010/09/18 撮影…タマスダレ
2010/09/21 撮影…ヤブラン
2010/09/29 撮影…シロバナマンジュシャゲ
2010/09/04 撮影…ムカゴ
< 2011 年 >
2011/09/09 撮影…ツルボ
2011/09/14 撮影…ホソバヒメタムラソウ
2011/09/19 撮影…タイワンホトトギス
2011/03/27 撮影…シュウカイドウ
< 2006 年 >
2006/09/27 撮影…ヒガンバナ
↑ 2014/10/14 撮影
2010/10/03 撮影…ミヤギノハギ
高い空はひろびろと青く、
時折りの爽やかな風。
このところのやさしい雨に、
草木は生き生きとしています。
藍の花に、10羽ほどのスズメがとまっては
種を啄ばんでいます。
虫の音も一段と賑やかになり、
庭仕事に最適な季節。
蚊遣りをつけ、
虫の好きそうな草を少し残して草取をします。
暑さが続いたので遅めなのでしょうか、
萩の硬い蕾がほころび始めました。
例年でしたら彼岸に咲く彼岸花(白)が今見頃、
彼岸花(赤)はようやく花茎20cm前後になり蕾を付けました。
秋が深まるにつれて
冬青(そよご)や木斛(もっこく)などの
木の実が色づき始め、
苔も元気になってきました。
女郎花・桔梗・繍線菊(しもつけ)・杜鵑草(ほととぎす)青竜・現の証拠・
月見草・玉簾・朝顔・藪蘭・水引などは、
先月とさしてかわらず咲き継いでいます。
2010/10/02 撮影…フイリヤブラン
〃…ヒガンバナ
2010/10/05 撮影…ミズヒキ
〃…キンモクセイ
2010/10/06撮影…ススキ 〃…ハナトラノオ
2010/10/08 撮影…ヒガンバナ 〃…タラの花
2010/10/09 撮影…コスモス
2010/10/10 撮影…ウスギモクセイ
2010/10/12 撮影…シモバシラ
2010/10/14 撮影…カワラナデシコ・きれいな色なので...
〃…アキチョウジ
2010/10/17 撮影…ミヤギノハギ
2010/10/19 撮影…ホトトギス・白秋
〃…キバナノホトトギス
〃…バラ
2010/10/25 撮影…ササリンドウ
〃…ホトトギス・東雲
2010/10/10 撮影…盛りを過ぎたオミナエシとカマキリ
< 2011 年 >
2011/10/14 撮影…ツリバナ
〃…シモバシラ
2011/10/17 撮影…シオン 〃…フウラン
〃 …フウチソウ 〃…シロバナホトトギス
2011/10/24 撮影…シロバナサリンドウ
2011/10/26 撮影…ホトトギス
↑ 2010/11/26 撮影…ドウダンツツジ
夏から一足飛びに
冬がやって来たかと思うほどの
気温の下りかたでしたが、
ここ数日、
まるで春のように
穏やかな空が広がっています。
小鳥の声に誘われて
庭に出ると、
柔らかな日差しに
季節はずれの皐月の花が咲き出し、
やさしい風のそよぎに
一羽の黄蝶が輝きながら
石蕗の黄い花に止まると
紛れて姿が分からなくなります。
まだしばらくは
秋が立ち止まっているようです。
11月になると、屋根の低い餌台に、
小鳥の好きな向日葵の種などを出し始めます。
四十雀・河原鶸、それに雀もよく啄ばんでいます。
虫や草の実の少なくなった狭庭は、
餌台を中心に小鳥たちが飛び交い
楽しませてくれます。
笹竜胆(ささりんどう)・吉祥草が見頃を迎え、
少し遅れて白花笹竜胆や石蕗(つわぶき)も咲き始め、
千両や藪柑子(やぶこうじ)などの実も赤く色付きました。
先月に引き続き、桔梗・繍線菊(しもつけ)・杜鵑草(ほととぎす)・
河原撫子・秋海棠・秋丁子などが
咲き継いでいます。
2010/11/01 撮影…キチジョウソウ
2010/11/06 撮影…ササリンドウ
〃…シロバナササリンドウ
2010/11/12 撮影…ツワブキ
2010/11/16 撮影…ダイモンジソウ
2010/11/24 撮影…イソギク
2010/11/12 …チャの花
2010/11/15 撮影…サザンカ
実
2010/11/03 撮影…センリョウ 〃…ヤブコウジ
2010/11/16 撮影…マンリョウ
2010/11/03 撮影…ナンテン 〃…ベニシタン
〃…ソヨゴ 〃…クロガネモチ
〃…ツゲ 〃…ハギ
〃…ユズ
2010/11/12 撮影…モチ
2010/11/21 撮影…ノイバラ 〃…シロヤマブキ
2010/11/27 撮影…ノブドウの実
紅葉
2010/11/22 撮影…ベニシダレ
2010/11/26 撮影…ドウダンツツジ
2010/11/24 撮影…ツリバナ
2010/11/01 撮影…カマキリ
< 2011 >
2011/011/08 撮影…ハマギク
〃…カンツバキ
2011/11/16 撮影…ヤブコウジ
2011/11/26 撮影…キミノセンリョウ
2011/11/01 撮影…モッコク
↑ 2011/12/10 撮影…色褪せた紅枝垂
やわらかく暖かな日差しは、
冬青草にとってもありがたく、
陽だまりの裸木には雀が群れて止まり、
短い昼の時間は、あわただしく過ぎていきます。
小杉苔や黄金杉苔・緑峰苔・砂苔などの
ゆたかな苔の緑は目にやさしく心が和みます。
5・6種類の苔の中でも、
とくに砂苔は暑さ寒さ乾燥にも強く、
日向でも育つ丈夫な苔で、
青々と陣地を広げています。
杉苔などで何度か苔庭に挑戦しましたが、
2~3年で消えてしまうなど
なかなか上手くいきませんでしたが、
砂苔のおかげで
何とか小さな苔庭らしくなりそうです。
風知草や碇草・苧環(おだまき)・丁子草・擬宝珠(ぎぼうし)などの
草花が枯れ色となり、
楓や七竃(ななかまど)の紅葉の色も褪せ始め、
黒文字や青肌・土佐水木などが冬芽をつけて、
徐徐に冬の風情がでてきました。
花の少ないこれからの季節に、
今たくさん蕾を付けている寒椿や侘助が咲き始めます。
先月に引き続き、
石蕗(つわぶき)・磯菊・大文字草・撫子・山茶花などが
咲き継いでいます。
2010/12/01 撮影…クロモジの冬芽
〃…トサミズキの冬芽
2010/12/03 撮影…オオバジャノヒゲ
2010/12/06 撮影…今頃タツナミソウがあちこちに咲いています。
2010/12/09 撮影…カンツバキ 〃…ボタンの芽
2010/12/10…タンポポ
2010/12/20…シロミノマンリョウ
2010/12/29 撮影…ワビスケ
草庭のコケ < 2010/12/01 撮影 >
…左・コスギゴケ、 右・スナゴケ …古くから自生しているビロードのようなコケ
…黄金スギゴケ …スナゴケ
…コスギゴケ …リョクホウ
…? …?
…? …?
2010/12/01 撮影…顔を見せたカマキリ
2010/12/03 撮影…カマキリの卵嚢(らんのう)
< 2011 年 >
2011/12/12 撮影…イソギク
2011/12/20 撮影…カンアオイ
〃…ジンチョウゲ
2011/12/10 撮影…ベニシタン
〃…ヤブコウジ
〃…キミノセンリョウ
2011/12/20 撮影…アセビ
2011/12/12 撮影…ユズ
2011/12/16 撮影…センリョウ
2011/12/16 撮影…マンリョウ
< 2012 年 >
2012/12/31 撮影…ハボタン