2014/06/02 撮影
2014/06/02 撮影
[ バラ科シモツケソウ属の多年草 ]
原産地は日本ですが自生地は不明と言われます。
新潟県~福島県にかけて自生するコシジシモツケソウの改良種、
またはシモツケソウとの雑種、という説もあります。
古くから観賞用として庭園などに植えられてきました。
草丈は、60~100cm。
全株無毛です。
太く短い根茎から出た茎は、
直立して紅紫色を帯びた緑色、
茎に付く数枚の葉は互生します。
葉は長い柄を持ち、羽状複葉で、
側小葉はないか、まれにあってもごく小さく、
頂小葉だけが目立ちます。
頂小葉は掌状に深く5~7裂し、
裂片は狭い長卵形で先が鋭く尖り、縁に鋸歯があります。
花期は、6~7月。
茎頂に小枝を分枝して、
径6~7mmの5弁薄紅紫色の小花を
集散状散房花序に密集して付けます。
花弁は卵状長楕円形または卵状円形、
雄しべは多数で花弁より長く、
雌しべは3~5本、独立して立ち、
短い薄紅紫色の花柱があります。
果実は、瘦果で楕円形、粗い縁毛があります。
白花を付ける1品種をナツユキソウ(夏雪草)と呼びます。
名は、京都で染めた鹿の子絞り(京鹿の子)に、
咲いている花が似ているので付いたそうです。
20年ほど前に園芸店で求めたものです。
丈夫で何回植え替えても
元気に愛らしい花を咲かせます。
2015/03/13 撮影…芽生え
2015/03/15 撮影
2015/03/23 撮影
2015/03/26 撮影
2015/03/31 撮影
2015/04/09 撮影
2015/04/15 撮影
2015/04/29 撮影
〃
2015/04/30 撮影
2015/05/02 撮影
2015/05/04 撮影
2015/05/05 撮影
2015/05/06 撮影
2015/05/07 撮影
2015/05/09 撮影
2015/05/11 撮影
2015/05/13 撮影
2015/05/14 撮影
2015/05/16 撮影
2015/05/19 撮影
2015/05/23 撮影
2015/05/24 撮影
2015/05/25 撮影
2015/05/28 撮影
2015/05/29 撮影
〃
2015/05/31 撮影
2015/06/01 撮影
2015/06/02 撮影
2015/06/04 撮影
2015/06/05 撮影
< 2014 年 >
2014/05/25 撮影
2014/05/26 撮影
2014/05/28 撮影
2014/05/30 撮影
2014/06/01 撮影
2014/06/02 撮影
2014/06/04 撮影
2014/06/06 撮影…雨が降ったり止んだり
〃
2014/06/10 撮影
2014/06/11 撮影
2014/06/13 撮影
2014/06/14 撮影
2014/06/15 撮影
2014/06/17 撮影
2014/06/18 撮影
2014/06/19 撮影
2014/06/21 撮影
2014/06/23 撮影
2014/06/26 撮影
< 2010 年 >
2010/05/26 撮影…つぼみ
2010/06/02 撮影
〃
〃
2010/06/06 撮影
2010/06/08 撮影
◉ …
野草園に漂ひごころ京鹿の子 ・・・・・ 山口素子
京鹿の子咲きて遠流の行在所 ・・・・・ 中西克喜
京鹿の子母の忌来れば花こぼす ・・・・・ 吉田清
6月に紅紫色の小枝を分枝し、
美しく優しい淡紅紫色の小花を密集して咲かせます。
細かい花びらが、
掌の形をした鮮緑色の葉の上にこぼれている様子にも
趣があります。
古くから観賞用として庭園の下草に植えられ、
また茶花にも用いられるなど、親しまれて来ました。
原産地は日本ですが自生地は不明と言われています。
歳時記によっては
載せているものといないものがあります。
[ バラ科シモツケソウ属の多年草 ]
京鹿の子ひねもす雨のこまかなる ・・・・・ みなみ
キョウガノコ (京鹿子)
原産地は日本ですが自生地は不明と言われます。
新潟県~福島県にかけて自生するコシジシモツケソウの改良種、
またはシモツケソウとの雑種、という説もあります。
古くから観賞用として庭園などに植えられてきました。
草丈は、60~100cm。
全株無毛です。
太く短い根茎から出た茎は、
直立して紅紫色を帯びた緑色、
茎に付く数枚の葉は互生します。
葉は長い柄を持ち、羽状複葉で、
側小葉はないか、まれにあってもごく小さく、
頂小葉だけが目立ちます。
頂小葉は掌状に深く5~7裂し、
裂片は狭い長卵形で先が鋭く尖り、縁に鋸歯があります。
花期は、6~7月。
茎頂に小枝を分枝して、
径6~7mmの5弁薄紅紫色の小花を
集散状散房花序に密集して付けます。
花弁は卵状長楕円形または卵状円形、
雄しべは多数で花弁より長く、
雌しべは3~5本、独立して立ち、
短い薄紅紫色の花柱があります。
果実は、瘦果で楕円形、粗い縁毛があります。
白花を付ける1品種をナツユキソウ(夏雪草)と呼びます。
名は、京都で染めた鹿の子絞り(京鹿の子)に、
咲いている花が似ているので付いたそうです。
2014/05/07 撮影
2014/05/04 撮影
[ イワウメ科イワカガミ属の常緑多年草 ]
北海道~九州にかけて、
山地や高山の岩場・草地などに自生します。
草丈は、10~20cm。
茎は短く、地面を這います。
葉は、長い柄を持ち、円形で長さ幅ともに3~6㎝、
基部はわずかな心臓形、革質で表面に光沢があり、
縁には低い尖った鋸歯があって、根ぎわに束生します。
花期は、 4月~7月。
花は、葉の間から花茎を伸ばし、先端に総状花序を出して、
淡紅色の花を3~6個付けます。
花冠は径1~1.5㎝、基部は筒状で先が5裂し、花弁の縁は細かく裂けます。
雄しべは5個、萼片は5個で光沢があります。
果実は、さく果です。
変種のオオイワカガミ(大岩鏡)は、
北海道南部~東北地方・中部地方の日本海側に分布し、
葉が大型で多数の尖った鋸歯があります。
高山に生え、葉が小形で縁の鋸歯が目立たない種をコイワカガミ(小岩鏡)と
呼ぶこともあります。
名は、 光沢のある葉を鏡に見立てて付いたそうです。
葉の光沢が輝き、
薄紅色の花を引き立てます。
栽培はきわめて難しいそうです。
残念ながら
上手に育てられませんでした。
2014/04/25 撮影
2014/04/26 撮影
2014/04/27 撮影
2014/04/30 撮影
2014/05/01 撮影
201405/02 撮影
2014/05/03 撮影
2014/05/04 撮影
2014/05/07 撮影
2014/05/24 撮影
2021/03/10 撮影
2014/06/14 撮影
2014/06/14 撮影
[ ユリ科ユリ属の多年草 ]
ミチノクヒメユリは、ヒメユリの変種で、
東北地方の山地に自生し、
日当たりの良い草原などを好みます。
草丈は、30~50cm。
球根は円錐形、よく分球して増えます。
葉は、線形で長さ5~10cm、密に付きます。
花期は、6~7月。
茎頂に花柄を直立させ、
漏斗状で朱がかった赤色の花を上向きに付けます。
花被片には同色で濃い斑点があり、
雄しべの葯は朱赤で花被片と同じ色をしています。
名は、東北地方にみられ、
花が小さく可憐なことから付いたそうです。
以前、園芸店で求めたものです。
毎年よく増えますが、
今年は花が小さく、
花の付きもよくありませんでした。
2014/06/13 撮影
〃
2014/06/14 撮影
2014/06/15 撮影
〃…朝
〃…夕
2014/06/16 撮影
2014/06/17 撮影
2014/06/18 撮影
2014/06/19 撮影
2014/06/20 撮影
< 2011 年 >
2011/05/26 撮影
2011/05/31
2 2011/06/04
〃
2011/06/10 撮影
2011/06/15 撮影
< 2010 年 >
2010/06/07 撮影
〃
< ヒメユリ(姫百合) >
日本では、
本州東北地方南部以南~九州にかけて、
山地に自生します。
観賞のための栽培もされています。
草丈は、30~80cm。
鱗茎は白色卵球形で数個集まって付き、
鱗片葉は広披針形です。
茎は直立し、緑色で無毛です。
葉は、線形または線状披針形で長さ約5cm、
互生します。
花期は、6~7月。
茎頂に花柄を直立させ、
径3~4cm、漏斗状で朱赤色の花を上向きに付けます。
2014/05/30 撮影
2014/05/23 撮影
〃
[ アヤメ科ラペイロージア属の多年草 ; 南アフリカ原産 ]
(アノマテカ属に分類されることもあります。)
球根植物で、秋植え球根として扱われています。
草丈は、15~20cm。
葉は線形、緑色です。
花期は、5~9月。
細い花茎を伸ばし、その先に径約3cmの6弁花を付けます。
花被片の色は白・淡紅・朱などがあり、
6個の花被片の下3個には基部に深紅色の斑点が入ります。
果実は果です。
タネから1年くらいで花が咲き、
強健で、野生化したものも見られます。
名は、葉が檜扇の葉に似ており、
小さいので姫が付いたそうです。
別名 ; アノマテカ
朱色の花の方は
友人から一鉢戴いたもので、
白い花の方は、
以前に園芸店で求めたものです。
丈夫で毎年よく咲き、
朱や白の花が目立ちます。
2014/05/23 撮影
〃
〃
〃
2014/05/24 撮影
〃
2014/05/24 撮影
2014/05/25 撮影
2014/05/26 撮影
2014/05/28 撮影
2014/05/30 撮影
〃
2014/06/01 撮影
2014/06/02 撮影
2014/06/10 撮影
2014/06/15 撮影
2014/06/17 撮影
< 2010 年 >
2010/05/17 撮影
2010/05/26 撮影
2014/06/17 撮影
2014/06/15 撮影
2014/06/15 撮影
[ メギ科ナンテン属の常緑低木、中国原産 ]
茎が木質化した幹の切り口は、
白い色をしています。
葉は黄葉します。
日陰に植わっているので、
元気がないように思っていましたが、
それでも実を付けてくれました。
白い実には、
上品な趣があります。
「6月の花たち・南天」参照
2014/06/11 撮影
2014/06/13 撮影
2014/06/14 撮影
〃
2014/06/15 撮影
2014/06/16 撮影
2014/06/17 撮影
〃
〃
2014/06/18 撮影
〃
2014/06/19 撮影
〃
2014/06/20 撮影
〃
2014/06/21 撮影
〃
2011/11/24 撮影
〃
2014/05/30 撮影
2014/05/25 撮影
2014/05/30 撮影
[ ユキノシタ科イワガラミ属の蔓性落葉低木 ]
北海道~九州にかけて、
暖地の丘陵や山地の林内などに自生します。
樹高は、約15m。
太い幹のものは、径8cmほどになり、
茎から気根を出して、大樹や岩などをはい上がります。
葉は、長い柄を持ち、広卵形または卵円形で長さ5~15cm、
先は鋭く尖り、基部は心臓形です。
縁に大きくまばらな鋸歯があり、対生します。
花期は、6~7月。
枝先に平たい集散花序を出し、
白い小さな5弁の両性花を付けます。
雄しべは10本。
花序の周囲に、花弁状の白いガク片1個からなる装飾花を数個付けます。
ツルアジサイ(ツルデマリ)と似ていますが、
ツルアジサイは4個のガク片からなる装飾花を付けます。
名は、気根で岩に絡みつくことから付いたそうです。
別名 ; ユキカズラ(雪蔓)
毎年5月末頃になると、
散歩道の石塀に
太い幹のイワガラミが
見事な花を付けています。
2014/05/16 撮影
2014/05/25 撮影
2014/05/28 撮影
2014/05/30 撮影
〃
〃
2014/06/01 撮影
〃
2014/06/06 撮影
2014/04/28 撮影
2014/04/29 撮影
[ シュロソウ科シライトソウ属の多年草 ]
(ユリ科で分類されていることもあります)
日本では、
本州秋田県以南~九州にかけて、
山地の林下や谷沿いなどに自生します。
草丈は、15~50cm。
根茎は太く短く、
根生葉はロゼット状に展開し、
柄を持ち、長さ8~14cmの倒披針形、無毛で、
縁は細かい波状をしています。
ロゼットの中心から出た花茎はやや直立し、
柄のない線状披針形の葉を付けます。
花期は、5~6月。
茎頂に長さ10~20cmの総状花序を出し、
白色の細かい花を多数付けます。
花被片は6個で、
上側の4個は先が太い線形、
長さ8~12mmの糸状で、真直ぐ放射状に付きます。
下側の2個はごく短く、雄しべ6個も同様に短く、
両方とも花茎に密着します。
花は下から順に咲きます。
果実はさく果、長さ約3mmの楕円体で胞間裂開します。
花が終わり実になる頃には白い花軸も緑色に変化します。
名は、細くて白い花被が付いた花の姿から付いたそうです。
繊細な花の変化する様子を
長く楽しみました。
2015/03/04 撮影
2015/03/09 撮影
2015/03/20 撮影
2015/03/27 撮影
2015/04/04 撮影
2015/04/18 撮影
2015/04/19 撮影
2015/04/25 撮影
< 2014 年 >
2014/04/14 撮影
〃
2014/04/15 撮影
2014/04/16 撮影
2014/04/17 撮影
2014/04/18 撮影
2014/04/20 撮影
2014/04/21 撮影
2014/04/22 撮影
2014/04/23 撮影
2014/04/24 撮影
2014/04/25 撮影
2014/04/26 撮影
〃
2014/04/27 撮影
2014/04/29 撮影
2014/04/30 撮影
2014/05/01 撮影
2014/05/02 撮影
2014/05/03 撮影
2014/05/04 撮影
2014/05/07 撮影
2014/05/09 撮影
2014/05/10 撮影
2014/05/11 撮影
2014/05/12 撮影
2014/05/14 撮影
2014/05/19 撮影
2014/05/22 撮影
2014/05/23 撮影
2014/05/24 撮影
〃
2014/05/26 撮影
2014/05/28 撮影
〃
2014/06/04 撮影
〃
2014/06/06
〃
2014/06/09 撮影
2014/06/14 撮影
・アズマシライトソウ(東白糸草)は、
関東地方に分布し、
花被片の上側4個の長さが2~3.5mmです。
・チャボシライトソウ(矮鶏白糸草)は、
本州の愛知県と紀伊半島・四国・九州の山間部に分布します。
まばらな総状花序に淡緑黄色または淡紫色を帯びた花を付けます。
上側の花被片4個は糸状で細く長さ1~1.5cmです。
2014/05/11 撮影
2014/05/11 撮影
[ ボタン科ボタン属の多年草 ]
日本では、
北海道~九州にかけて、
山野の落葉樹林内などに自生します。
草丈は、30~50cm。
根はよく分かれ、紡錘状に肥厚します。
葉は、2~3個互生し、2回3出複葉、
小葉は長さ6~12cm、倒卵形~長楕円形で先が尖ることが多く、
質はやや柔らかで全縁、通常裏面に軟毛があります。
花期は、5~7月。
茎頂に、淡紅色で、径4~5cmの花を1個、上向きに付けます。
花弁は5~7枚、半開に咲きます。
雌しべの柱頭は5個で長く、先が外曲します。
果実は袋果で、やや弓状に湾曲します。
紅色の濃い品種もあります。
名は、花が淡紅色で山地に生え、
姿が芍薬に似いるので付いたそうです。
先日神代植物園に行った折求めました。
まだ苗で、柔らかな草丈が10cmほど、
今年の花を諦めかけていましたが、
ある日、思いがけず小さな蕾を見つけました。
どんな花を付けるのか、
楽しみにしながら写真を撮りました。
2015/04/04 撮影
2015/04/09 撮影
2015/04/12 撮影
2015/04/15 撮影
2015/04/18 撮影
< 2014 年 >
2014/04/14 撮影
2014/04/15 撮影
2014/04/16 撮影
2014/04/17 撮影
〃…つぼみ
2014/04/18 撮影
〃
2014/04/21 撮影
2014/04/23 撮影
2014/04/24 撮影
〃
2014/04/25 撮影
〃
2014/04/26 撮影
〃
2014/04/27 撮影
〃
2014/04/29 撮影
2014/05/01 撮影
2014/05/03 撮影
2014/05/07 撮影
2014/05/08 撮影
2014/05/09 撮影
〃
〃
2014/05/10 撮影
2014/05/11 撮影
〃
2014/05/12 撮影
〃
2014/05/14 撮影
2014/05/16 撮影
2014/05/19 撮影
2014/05/24 撮影
2014/05/30 撮影
2014/06/06 撮影
2014/07/17 撮影
2014/08/31 撮影
2014/09/09 撮影
2014/09/11 撮影
2014/09/12 撮影
2014/09/14 撮影
2014/09/24 撮影
2014/09/27 撮影
2014/10/04 撮影
2014/10/06 撮影
2014/10/11 撮影
2014/10/24 撮影