しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

コオニユリ ( 小鬼百合 )

2011-07-18 |  7月 の花たち

                              ↑ 2011/07/18 撮影

[ ユリ科ユリ属の多年草 ]

日本では、
北海道~九州にかけて、
平地や山地の日当たりの良い適湿なところに自生します。
草丈は、1~1.5m。
鱗茎は広卵形で白色、
茎は直立して円柱形です。
葉は柄が無く、線状披針形で長さ8~14cm、幅0.5~1.2cm、
先端が尖り、茎を抱いて、鮮緑色、多数互生します。
花期は、7~9月。
茎先に総状花序を出し、径7cm内外、橙赤色の花を2~10個下向きに付けます。
花被片は6枚で披針形、上部がそり返り、内面に紫黒色の斑点があります。
雄しべは6本、葯は暗赤色になります。
果実はさく果、長楕円体状円柱形で少し鈍い稜があります。
オニユリに似ていますが、全体が小さく、葉腋に珠芽(むかご)が付きません。
鱗茎は大きく、苦味が少ないので食用として用いられ、 栽培されています。
名は、オニユリに似ていて、全体が小さいので付いたと言われています。

何年か前、
植えた覚えがないのに
1枚の葉がひょっこり顔を出しました。


2011/05/26 撮影
2011/06/10 撮影
2011/06/24 撮影
2011/07/03 撮影
2011/07/14 撮影
2011/07/18 撮影
2011/07/18 撮影
2011/07/19 撮影
2011/07/20 撮影
2011/07/20 撮影


2011/07/22 撮影…別の花

 


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ヒマワリ ( 向日葵 )

2011-07-03 |  7月 の花たち

                   ↑ 2011/07/03 撮影

[ キク科ヒマワリ属の1年草・北米原産 ]

古く渡来し、
記録は寛文6年(1666)にみられます。
草丈は、1~3m。
茎に剛毛が生え、
長柄のある広卵形の大きな葉を互生します。
花期は、7~10月。
花は、径10~30cm、大型の頭状花で、
中心の管状花は紫褐色、
まわりの舌状花は鮮黄色です。
種子は、やや扁平・倒卵円形、
灰白色で大きく、油脂を含んでいます。
種子は炒って食用とし、
油は料理用・工業用などに利用します。
野生種・観賞用種・栽培種(油料用)の3種に分けられ、
うち鑑賞用種は含油量が少なめです。
最近は品種改良が盛んに行われ、
花形・花色・生態など多様なものになっています。
別名;ヒグルマ(日車)・ニチリンソウ(日輪草)

小鳥の餌のヒマワリの種が
零れて育ったものです。
咲き始めからじっくりと見て、
今まで気付かなかった美しさを
発見しました。


2011/07/04 撮影
2011/07/06 撮影
2011/07/10 撮影
2011/07/22 撮影
2011/07/29 撮影
2011/08/03 撮影
2011/08/13 撮影
2011/08/26 撮影
2011/09/01 撮影
2011/09/03 撮影
2011/09/08 撮影
2011/09/09 撮影
2011/09/16 撮影
2011/09/26 撮影


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蜆蝶 ( しじみちょう )

2011-07-03 |  7月 の花たち

                                                          ↑ 2011/07/03 撮影

[ シジミチョウ科のチョウの総称 ]

小形で種類が多く、日本にも60種いるそうです。
草庭でいつも見かけます。
名は翅の模様がシジミ貝の殻の内面に似ているからだそうです。
翅の表面は撮れませんでした。


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ハンゲショウ ( 半夏生 )

2011-07-02 |  7月 の花たち

                                  ↑ 2011/07/02 撮影…半夏生の日の半夏生

2011/07/02 撮影

[ ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草 ]

本州~沖縄にかけて、
山野の水辺などに群生します。
草全体に臭気があります。
草丈は、60~100cm 位。
根茎は太く、横に這います。
葉は、柄を持ち、長さ5~15㎝の長卵形または楕円形で
先が尖り、基部は耳状心臓形、5本の脈があって、互生します。
花の時期に茎頂の葉の下半分が白色に変じます。
花期は、6~8月。
上部の葉腋から、穂状の総状花序を出し、白い小花を多数付けます。
雄しべは6本です。
穂は蕾のうちは下に垂れていますが、開くのにつれて立ち上がってきます。
名は、半夏生(夏至から11日目に当たる(今年は7月2日) のころ葉が白くなるためとも、
葉が半分白くなるので半化粧にあてた
とも言われています。
別名;片白草(かたしろぐさ) ・三白草(みつしろそう) ・半夏生草(はんげしょうそう) 

俳句では、
ドクダミ科のこの花を半夏生草または半夏生、あるいは半化粧と書いて
「はんげしょう」と呼びます。
生える時期が同じく半夏生にあたるカラスビシャクのことを
半夏( はんげ )と言いいますが、サトイモ科の別のものです。

自然教育園で
下記のような立て札を見かけました。

2011/07/08 撮影


2011/06/15 撮影

2011/06/19 撮影

2011/06/24 撮影

2011/06/25 撮影

2011/06/26 撮影

2011/06/30 撮影

2011/06/30 撮影

2011/07/01撮影

2011/07/03 撮影


2011/07/06 撮影


2011/07/10 撮影

2011/07/22 撮影

2011/08/13 撮影

2011/08/17 撮影

2011/08/26 撮影

2011/08/28 撮影

2011/09/01 撮影

2011/09/04 撮影

2011/09/07 撮影

2011/09/09 撮影

2011/09/19 撮影

2011/09/25 撮影

 


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蟷螂の子 ( かまきりのこ )

2010-07-26 |  7月 の花たち

                                  ↑ 2010/07/25 撮影
       
[ カマキリ目の昆虫の総称 ] 

ハマユウの花にカマキリの子がいました。

 2010/07/25 撮影


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ヒツジグサ ( 未草 ) < 9 >

2010-07-08 |  7月 の花たち

< (B)の2番目の花の開花1日目 >  2010/07/04 撮影

…13時25分、開き始めていた
…14時、開花
…15時撮影、開花
…15時30分、窄み始める
…15時50分、だいぶ窄む

 (B)の初花は、4日間咲きましたが、この(A)の2番目の花は3日間でした。


< (A)4番目の花>  2010/07/06 撮影

 …16時撮影
…16時、(A)4番目の花の開花1日目
…16時、(B)2番目の花開花3日目

 咲き終わった花を摘んだのが良かったのでしょうか、また咲き出しました。


< 3花咲く >

2010/07/09 撮影

 3日目の花がまだ咲いているのに次の花が咲き出しました。

 

 


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ヒツジグサ ( 未草 ) < 8 >

2010-07-03 |  7月 の花たち


< (A)の3番目の咲き終わった花の1日目 >   2010/07/02 撮影

…13時、左(B)咲き終わった初花の3日目と右(A)3番目の終わった花の1日目
…15時、(A)3番目の終わった花で、今日から閉じたまま。

 …15時、(A)2番目の終わった花の6日目

 昨日は夕方まで留守にしました。
その間に、未草(A)の3番目の
3日目の花が咲いたようでした。

未草(A)の蕾は水中にありますが、
これまでの蕾に比べて顔を出すペースが遅く、
ちょつと一休みと言うところのようです。
実の方に養分を取られるからなのでしょうか。
それとも疲れたからなのでしょうか。


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ハマオモト ( 浜万年青 )

2010-06-26 |  7月 の花たち

                            ↑ 2010/06/25 撮影

 〃

[ ヒガンバナ科ハマオモト属の常緑多年草 ]

日本では、房総半島南部以南~沖縄までの、
温暖な海岸砂地に自生します。
草丈は、70~100cm。
茎に見えるのは、
葉の付け根が筒状に重なり合った偽茎です。
葉は偽茎の先から広がり、
質が厚く表面に光沢があって、大型の帯状です。
花期は、6~9月。
芳香のある細長い6弁の白花を、
葉の間から伸びた太い花茎の先の散形花序に
多数付けます。
花後、大型の果(さくか)を結び、
種子はコルク状の物質に包まれていて水に浮きやすく、
海流に乗って広がったと考えられています。
名は、葉状がオモトにやや似ているために
付いたとのことです。
別名 : ハマユウ

この浜木綿は、
50年以上前に岩井海岸のTさんに戴いたもので、
父母との思い出の花です。
実家から株分けをして植えてからの色々な思い出も加わり、
特別な花になっています。
大きくなりすぎて
大型の植木鉢に移しましたが、
やはり地植えの時の方が立派な花が咲きました。


2020/06/23 撮影





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