◉ 多羅の芽 (たらのめ)・うどもどき・うどめ・たらめ・楤摘む (たらつむ)
たらの芽のとげだらけでも喰はれけり ・・・・・ 一茶 [八番日記]
多羅の芽の十や二十や何峠 ・・・・・ 石田波郷 [風切]
楤の芽の仏に似たる瀬のひかり ・・・・・ 角川源義 [ロダンの首]
山野に自生する棘の多い楤木の新芽を「楤の芽」と呼びます。
3~4月頃の若芽はウドに似た香とほろ苦さとふくよかな風味があり、
山菜の王者とも言われています。
天婦羅や茹でて和え物などにして食されます。
[ ウコギ科タラノキ属 の落葉低木~小高木 ]
楤の芽の2番目もしくは3番目は残すように気を付けて摘み、
天ぷらなどにして楽しんでいます。
もてなしの天婦羅にまづの楤の芽を ・・・・・ みなみ
タラノキ (楤木)
北海道~九州にかけて、
山野の林縁や道端、荒れ地などにに自生し、
しばしば群生します。
樹高は、2~5m。
樹皮は灰褐色、幹は棒状で、あまり分枝せず直立し、
大小の鋭い刺があります。刺(とげ)がほとんどないものをメダラといい、
食用に栽培されます。
若木は小葉軸にも刺があります。
葉は、長い柄を持ち基部が大きく茎を抱き、
大型の2回羽状複葉で長さ50~100㎝、枝先に集まって傘のように四方に開き、互生します。
小葉は卵形で長さ5~12㎝、卵形で多数あり、縁には鋸歯があつて、対生します。
表面には粗毛が散生し、
裏面には粗毛がやや密生するものもあつて白色を帯びます。
葉柄や葉軸には粗毛が散生します。
花期は、8〜9月。
幹の頂や枝先に大きな散形花序を出し、総状または円錐状に伸び、
淡緑白色の小さな花を多数付けます。
花序の枝の上部には両性花の花序、下方には雄花の花序の付くことが多く、
花は径3㎜、花弁は5個あります。
雄しべは5個、花柱も5個です。
花序には、両性花と雄花があります。
両性花は雄しべが先に熟し、
花弁や雄しべが落ちてから雌しべが熟します
果実は液果で、径約3㎜の球形、秋には黒紫色に熟します。
新芽は「タラノメ(楤芽)」と呼ばれて独特の風味があり、
天ぷらや和え物にして食されます。
栽培されている山菜の一つです。
民間薬として、木や根の皮をはいで刻み、乾燥したものを煎じて、
胃腸病・腎臓病・糖尿病などに用います。
別名 : ウドモドキ・トゲウド
若芽をタラノメ・タランボ
もうタラの芽ですか?それにしても美味しそうです。
天ぷらにしてビールが最高でしょうね。
食べたくなります。
こんばんは。
春の香りのタラの芽の天ぷら、美味しいですね。
我が家のタラの芽はまだお印くらいで、3月下旬ごろから採取でるようになると思います。
蕗の薹が丁度いい大きさになって来ましたので、まず楽しみたいと思っております。
コメントありがとうございました。
たらの芽いいですね、大好きです。
近くには有りませんが春、ギフチョウに会いに行く山の途中にあるのですが、傾斜のきつい斜面なので採れません。
やはり天ぷらで一杯が最高ですね。
おはようございます。
たらの芽は天ぷらが一番と思います。
今年はギフチョウにお会いできるといいですね。
春の女神の名のようにきっと魅力的な蝶なのでは‥‥と思っております。
コメントありがとうございました。
「たらの芽」いいですね~。
おうちにあるのですか~!!いいですね~。
去年は全然、山菜が食べられなくて、(ウチはデパートで買うしか入手手段がなく、
去年出回る時期はデパートが休業していました~)
今年こそは、たくさん食べようと思っています。
おはようございます。
拙いブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
お琴の素晴らしい演奏や愛猫のコベルちゃん、それに知らない食材のことなど、いつも楽しみに拝見させて頂いております。
裏の方へ棘の無いメダラを2本植えて、ちょっと春を味わっています。
我が家でも居着いた地域猫を可愛がっております。
コメントありがとうございました。
はじめまして。
タラの芽の天ぷらは格別ですね。
以前、タラの芽採りに山へ案内されました。
すごくたくさん採れて大喜び。
天ぷらが美味しくて忘れられません。
俳句は父の影響で始めて2年です。
まだまだ初心者で日々精進中。
よろしくお願い致します。
こんばんは。
タラの芽を採って、作って、美味しくいただいて、
自然の恵みを味わう楽しい時間ですね。
お父様も俳句をなされるのですね。
句作りは細々と続けておりますが、いまだに勉強中です。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございました。