撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

三博士とタマレス

2024年01月19日 | 国際交流員から

遅ればせながら、¡Feliz Año Nuevo!
(「フェリス アニョ ヌエヴォ」日本語:あけましておめでとうございます)。

今年は日本での初めての「年末年始」でした。ということで、大晦日の鐘の音を聞いたり、初詣に行ったり、鏡餅を飾ったり、「龍」の漢字を書き初めで書いたりと、日本の伝統的なことをしてみました。日本のお正月の伝統を身近に感じることができ、貴重な経験となったと思います。日本の「人日(七草の節句・1月7日)」の前日、メキシコでは「三博士の日」を祝います。このブログでお話ししたいのは、正にこのお祝いについてです。


東方の三博士:メルキオール、カスパール、 バルタザール
(出典:Gettyimages

 

¡Hola! (スペイン語の挨拶)
国籍:メキシコ(México)
氏名:オーランド
職業:国際交流員
趣味:水泳、読書、山登り、ファッション

 

メキシコでは、クリスマスツリーは 1 月 7 日まで飾られたままで、なぜなら子供たちは 12 月 24日の夜(12 月 25 日の朝)と 1 月 5 日の夜(1 月 6 日の朝)の 2 回に分けてプレゼントを受け取るからです。「東方の三博士の日」の起源はキリスト教にありますが、現在では非宗教的な意味合いも持っているため、宗教的でなくても祝うことができます。この祝いはスペインから伝わり、現在では他のヒスパニック諸国でも祝われていますが、メキシコではいくつかの独特な特徴があります。


今ではメキシコを代表する祝いとされ、ほとんどの家庭で祝います。もともと宗教的な伝統では、三博士とは、赤ん坊のイエスに贈り物を届けるために東の地方からやってきた三人の賢者のことです。その理由から、この日は子供たちにプレゼントを贈ることと関連付けられるようになりました。


すべてのヒスパニック諸国で同じように祝われるわけではなく、メキシコでは祝日ではありませんが、家庭や会社、事務所でこの祝いを行うのが一般的です。場所によっては、役者や近所の人々が三博士を演じる行列があります。これらのキャラクターは近所を歩き、近づいてくる子供たちに挨拶をします。この祝いの最も代表的なものは、いわゆる Rosca de Reyes(「ロスカ デ レジェス」日本語:三博士のケーキ)と呼ばれる楕円形のドーナツ状のパン・ケーキで、この日のために特別に用意されます。砂糖漬けした果物で飾られ、以前は「アシトロン」と呼ばれるメキシコ固有のビスナガというサボテンの一種から作られる伝統お菓子で飾られていました。


Rosca de Reyes con chocolate caliente /
三博士のケーキ(ロスカ)とホットチョコレート
(出典:aprende.com


いわゆる「ロスカ」には、さまざまなサイズ、品質、価格がありますが、特別なのは味でも材料でもなく、特に 2 つのことです。 それは、ロスカを他の人(少なくとももう一人)と分け合わなければならないことと、さらに、すべてのロスカの中に陶器かプラスチックでできた小さな人形が隠されていることです。大きさにもよりますが、人形は少なくとも 1 体入っていなければいけません。一般的に、人形の長さは 4 センチです。

ロスカの中の人形
(出典:cocinafacil.com

 

ロスカは通常、夜に家族や友人とホットチョコレートと一緒に食べます。会社では、同僚と一緒にロスカを食べることもよくあります。ロスカの中に隠れている人形を見ることはできないので、ロスカを切り分けて配る時や自分の一切れケーキを食べている時に人形を見つけることができ、とても微笑ましい瞬間となります。人形を見つけることは、心地よい雰囲気になる一方で、大きな責任も伴います。


人形を見つけた人は、2 月 2 日の Día de la Candelaria(「ディア デ ラ カンデラリア」日本語:キャンドルの日)に行われるお祝いの集まりを企画し、招待客に配るタマレス(伝統的な食品)を買わなければなりません。しかし現在では、タマレスを買って配ることは、厳密に守らなければならない義務ではないし、冗談と受け取られることもあります。


Tamales / 「タマレス」スペイン語:トウモロコシをすりつぶし、
ラードなどと合わせて、トウモロコシの包葉に包んで蒸した食品
(出典:staticcookist.akamaized.net

 

家庭では、1 月 5 日の昼間、子供はその夜にやってくる「三博士」のためにお菓子を置いていきます。その日の夜、「三博士」(両親)は、子供が寝静まった後、まだ置いてあるクリスマスツリーの下に子供へのプレゼントを置きます。翌日、子供が「三博士」に残したお菓子は消え、代わりにプレゼント(おもちゃ、ビデオゲームなど)が置かれます。


このような祝いは子供が中心ですが、大人でも恋人や家族に旅行券やデジタル家電など日常生活に必要なものを贈る人もいます。私が子供の頃、他の子供たちと同じように、三博士の存在を本気で信じていましたから、彼らに手紙を書きました。10 歳になったとき、プレイステーションを持ってきてほしいと書いたことを覚えています。翌日、両親は私を店に連れて行き、「これが欲しいゲーム機か」と尋ねました。 私が困惑した顔で両親を見ていると、両親は「その通り、三博士などというものは存在しない」と答えました。その瞬間、私はずっと騙されていたような不思議な感覚に陥りましたが、プレイステーションを手にしたことでその感覚は
すぐに消えてしました。


話を戻しますと三博士の日が年末年始のお祝いに関連する最後の日となります。翌日(1 月 7 日)には、クリスマスツリーや年末年始に関しての飾りはすべて撤去され、大掃除が行われ、通常通りの生活に戻ります。

ロスカ、食べたいモミ~


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ニュージーランドのコインにある図柄とは?

2023年12月26日 | 国際交流員から

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服

 

皆さん、are you keeping warm?(英語:暖かくしていますか?)
ニュージーランド(以下NZ)出身の国際交流員トレースです。
先日、硬貨収集家をしている知り合いがNZの古銭を見せてくれました。久しぶりにNZのコインを触れてみて懐かしかったです。各国のお金には、その国独自の大切なシンボルがデザインされていますので、コインをパッと見るだけでその国の文化や歴史を少し味わえます。
というわけで、今日のブログのテーマはNZのコインにある図柄です!

まず、NZのコインを見るとまず気が付くのは裏面にある女性の顔です。
NZはイギリス連邦の一部ですから、イギリス女王のエリザベス2世の顔です。特に興味深いのはコインが作られた年によって、女王の年齢で顔が違います。


では、各コインの表面のデザインを見てみましょう!

2ドル
2ドルの特徴は、Kotuku・White Heron(マオリ語:コテェウク・英語:ホワイト ヘロン)(白鷺)のデザインです。白鷺は日本とNZを含めて色んな国に在来種となっていますが、NZではとても珍しいのでマオリ文化で白鷺が「一期一会の美」と言われています。


1ドル
1ドルの図柄はNZの最も古典的なシンボルである、Kiwi(マオリ語・英語:キウイ)の鳥です!キウイの周りにも、国立植物であるPonga・Silver Fern(マオリ語:ポンガ・英語:シルバー ファーン)(NZに自生するシダ)が描かれています。そのシダは表面が緑色で、裏面が真っ白ですから、英語で「Silver(銀色) Fern(シダ)」と名付けています。

 

50セント
このコインには、イギリス帝国の海軍士官であったジェームズ・クック氏のエンデバーと言う船と、後ろに富士山とそっくりな山が描かれています。実はこの山がNZの北島にあるタラナキ山で、世界で最も左右対称な火山の一つらしいです。富士山とあまりに形が似ているので、「ラスト・サムライ」の映画では富士山としてタラナキ山が使われたそうです!

 

20・10セント
この2つのコインにはマオリ文化の伝統的なデザインがあります。


20セントには、Pukaki(プーカキ)と言う18世紀マオリ戦士を元にした木像が描かれています。その木像は1836年に作られ、様々な展示会で使用されてから、現在故郷であるNZのロトルア地方で大切に保護されています。

10セントには、Koruru(コルル)という面の彫刻が描かれています。顔にかぶる面ではなく、ほとんどのコルルはマオリの集会場の正面に飾られていて、各部族の重要な祖先の顔を示しているものです。

 

(上記の写真提供:(C) Reserve Bank of New Zealand

プーカキの木像(高さは5メートル以上)
(提供:(C) NPL - DeA Picture Library / G. Sioen / Bridgeman Images

コインの紹介はここまでですが、少しでもNZ文化の勉強になりましたか?

日本でかなり現金主義が強いのはびっくりし、初めて日本に来たとき、1円玉が日に日に余っていって使い道が見つからなかったです。でも、穴が空いている5・50円玉がかっこいいと思ってほしくなりました。
NZでお金を払うとき、現金よりカードをタッチで払うのが一般的になっています。そうなると、細かい現金が少なくなって、バスで20ドル札で払おうとすると運転手さんから断られた経験があります(おつりがないため)。そうならないように、日本にあるコインの出し入れができるATMをNZに輸入してほしいです!

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンからご覧ください!
箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があり、国際交流員の私とオーランドさんがそれぞれの国の文化を紹介しています。

それでは、Meri Kirihimete(マオリ語でメリークリスマス)!

クリスマス・トレース
(今月2日の箕面市農業祭で撮った写真)



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  コインを集めたいモミ~


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異なる味覚、同じ感覚

2023年12月08日 | 国際交流員から

   ¡Hola! (スペイン語の挨拶)
   国籍:メキシコ(México)
   氏名:オーランド
   職業:国際交流員
   趣味:水泳、読書、山登り、ファッション


箕面市とクエルナバカ市との国際友好都市提携の20周年を迎えた今年、クエルナバカ市から4人の研修生が約1ヶ月間、箕面市で過ごしました。その間、研修生は日本文化について多くのことを学び、またメキシコについて様々なことを箕面の人々と共有しました。研修生の交流は、将来的に二国間関係において有益となる国際的な結びつきを作るのに役立つため、とても大切な活動であると思います。

今年10月に箕面市にを訪れた研修生たちは、忘れられない経験をし、今後の人生にきっと不可欠なものになります。経験したことの中には、文化の違いから、しばしば未知の体験であったものもありましたが、それも研修の重要な経験であると思います。文化的ギャップを埋め、文化の懸け橋となるためには、他国の文化をあらゆる側面から理解することが重要であり、その結果、自分の持っている最高のものを他者と共有ことができるようになると私は思っています。

今年のメキシコのクエルナバカ市の研修生

10月14日、メキシコのクエルナバカ市長も出席した「箕面市・クエルナバカ市国際友好都市提携20周年記念イベント Fiesta Mexicana 箕面」を開催し、両市、そして両国の絆の強化に貢献することができました。メキシコにおいても、友好の絆を通じて異なる国や文化との結びつきを強める必要性を示したこのイベントは、非常に意義深いものでありました。友達を作るのは簡単・・・でしょう?

20周年記念式典では司会を務めました

突然の出会いにより友情が芽生えることってありますよね。それが2つのまちが友好都市として友情で結ばれたならばどうでしょう。違う国同士、違う文化同士、お互いの市民にとって新しい発見がたくさんあって、きっと素敵な出会いが待っていると思いませんか。箕面市とメキシコのクエルナバカ市は2003年に国際友好都市提携を結び、それ以来、さまざまな交流を通じて友情を深めてきています。

私が初めて箕面市に来たのは令和5年8月。そのとき、友人の家に行ったときのような親しみを感じた一方で、自分の家とは違うという新鮮な感覚を味わいました。友人の家に行くと、普段とは違う飲み物や食べ物に出会うことがありますよね。そのような新しい出会いは、私のこれまでの体験と結びついて新たな気づきや感覚が生まれ、自分の体験が深めていくのだと思います。訪れた場所の印象など、自分の経験を共有することは、より有意義な関係を築くために重要です。

クエルナバカ市にあるコルテス宮殿/ Palacio de Cortés 
(Maxtreiber, Wikimedia Commons)

たとえば、私がメキシコに住んでいたころは、仕事で疲れたり、運動しすぎたりした後、リラックスして回復するために、ライムを使った冷たい飲み物を飲んでいました。メキシコでは、ライムは伝統的な料理や飲み物、お菓子の材料として広く使われているので、リラックスした気分とその果実の味との間につながりができていました。しかし、日本に来てみると、まだまだ知らない味とたくさん出会うので、リラックスしたいとき、悲しいとき、家で夜を楽しみたいとき、暑いとき、寒いとき、何を飲んだり食べたりすればいいのか、私はその答えを知るのが今から楽しみです!

メキシコの冬の定番の飲み物、シナモン入りアトレ/ Atole con Canela
(Ralf Roletschek, Wikimedia Commons)

来日してからまだ3ヶ月しか経っていませんが、耐え難い暑さから震えるような寒さまで、季節の移り変わりを目の当たりにし、貴重な経験ができました。メキシコでは、寒くなると自然にホットチョコレートを飲み、たいてい甘いパンと一緒に食べますが、数日前、帰宅が遅くなり、駅から歩いて帰ろうと思いましたが、あまりに寒かったので、おでんを売っている小さな店で夕食をとりました。今まで食べたことのない料理だったのですが、口に入れた瞬間、先ほどまでの寒さから解放され、この新しい味に、新しい感動が生まれました。

私は、友情は無尽蔵の経験の源になり得ると信じています。姉妹都市を通じた箕面市との友情は、私にとって無尽蔵の経験の源であり、私はそれを少しずつ皆さんと分かち合いたいと思っています。箕面市での外国人としての経験や、メキシコ文化にまつわること、簡単なことから国際的な話題まで、これからこのブログを通して皆さんにお伝えしたいと思います。このブログで、私の国について、メキシコのお祝い、食べ物、音楽、伝統についてもっとたくさんの人に知ってほしいと思っていますので、次回のブログもぜひ読んでください。


< 一緒に色々探求し、Amigos(「アミゴス」スペイン語:友達)
  になろうモミー!


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ニュージーランドのマオリ語を学びましょう!

2023年11月01日 | 国際交流員から

 

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服

 皆さん、kei te pēhea koe・how have you been?(マオリ語・英語:「元気にしていますか?」)
NZ(以下NZ)出身の国際交流員トレースです。11月になり、日本と季節が反対のNZでは、春になりました。9月の第2週目はNZで「Te Wiki o te Reo Māori」が行われました。・・「Te Wiki o te Reo Māori」とは、何でしょうか?解説します!

「Te(テ)」= 英語の「The」とは関係ありませんが、使い方が似ている
「Wiki(ウイキ)」= 英語の「Week(週)」の借用語
「o(オ)」=「の」
「te(テ)」= 上の「Te」と一緒
「Reo(レオ)」=「言語」
「Māori(マオリ)」= ニュージーランドの先住民族である「マオリ族」!

というわけで、「マオリ語ウイーク」です!
毎年、マオリ語の復活を活動の一つとして、NZではマオリ語ウイークというイベントが行われ、NZの皆さんがマオリ語をもっと話せるように目指す貴重な機会となっています。一週間の間、様々なマオリの文化や言語の取り組みがあります。例えば・・

  • カフェで「マオリ語・NZ手話で注文するフレーズ」の案内が表示され、それを見ながらマオリ語やNZ手話で注文ができる
  • スーパーの中で、野菜などの商品の名前の表示がマオリ語に変わる
  • テレビのCMやニュース番組でマオリ語の音声で英語字幕、または英語の音声でマオリ語の字幕が流れる
  • マオリの伝統芸術や舞踊のパフォーマンスや展示、ワークショップなどのイベントが開催される

普段の日常生活にも様々なマオリ語の単語が混ざっています。英語で話しいてても、よくマオリ語の単語が出てきます。

カフェが使用できる「マオリ語とNZ手話でコーヒーを注文する」案内

 それでは実際にマオリ語を一緒に学びましょう!

「Aotearoa(アオテアロア)」

一番覚えてほしいマオリ語の単語は「Aotearoa(アオテアロア)」です!
日本でいう鎌倉時代末期に、船で海を渡ってきたマオリ族によって初めてNZは発見されました。彼らが船から土地を見たとき、「長い、白い雲」に見えたようだったので、その意味を持つ、マオリ語で「アオテアロア」と名付けました。現在、NZに住んでいる人々誰もが「ニュージーランド」の代わりに「アオテアロア」や「アオテアロア ニュージーランド」と呼ぶことが多いです。


「pepeha(ペペハ)」

人前でスピーチをするとき、始めにマオリ語で挨拶することが多いです。マオリ語で「挨拶」は「mihi(ミヒ)」と呼ばれ、その中で独特な「pepeha(ペペハ)」(自己紹介)があります。私はマオリの部族とその集会所がありますので、私のペペハはこちらです:

tēnā koutou katoa
皆様、こんにちは(3人以上への正式な挨拶)

ko trees toku ingoa

私の名前はトレースです

ko te ātiawa te iwi

私の「イゥイ」(部族)は「テ アティアワ」です

ko waikawa te marae

私の「マラエ」(部族の集会所)は「ワイカワ」(地名)にあります

tēnā koutou, tēnā koutou, tēnā tātou katoa
改めまして誠にありがとうございました(3人以上への正式な挨拶)

ペペハには様々な種類がありますが、ほとんどの場合は先祖の出身地が含まれていて土地との繋がりがよく感じられます。

9月中、マオリ語の教室に通っている友達が同級生と一緒に毎週マオリ工芸の体験を行いました。(左上:マオリ舞踊に使われている「Poi(ポイ)」、右上:亜麻織物、左下:集会所の「Marae(マラエ)」、右下:ジャケットにマオリの旗を手描で描きました)

マオリ語の簡単なフレーズを練習しましょう!

  • こんにちは = Kia ora(キヨォラ)
    ※「ありがとう」や「またね」としても使えます!
  • おはようございます = Mōrena(モーレナ)/Ata Mārie(アタ マーリエ)
  • またね = Ka kite(カ キテ)
  • ようこそ = Haere mai(ハエレ マエ)
  • 家族 = Whānau(ファーナウ)
  • ※友達や周りの皆さんでも「ファーナウ」と言えます!
  • お元気ですか? = Kei te pēhea koe?(ケイ テ ぺヒア クェ?)
  • 元気です = Kei te pai(ケイ テ パイ)
  • 頑張ってください = Kia kaha (キア カハ)
  • マオリ語 = Te reo Māori (テ レオ マオリ)

初めてマオリ語の挨拶を使ってみたら、マオリ語ウイークが終わっても年中に使い続けられます!このようにNZで色んな言語の「~語ウイーク」が増えていて、楽しく他の人々の文化について勉強になれます。皆さんはどんな言語で挨拶できますか?

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンからご覧ください!箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があり、国際交流員の私とオーランドさんがそれぞれの国の文化を紹介しています。それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)
(1・3・4番目の写真提供:www.reomaori.co.nz(外部リンク))



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  コ モミジ~ヌ トク インゴア
 (私の名前はモミジ~ヌ)モミ~


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新しいメキシカンCIRなのです

2023年09月06日 | 国際交流員から

¡Hola! 初めまして。Orlando Zamora(オーランド サモラ)と申します。メキシコシティから来ました。スペイン語で私の本名はLuis Orlando Zamora de la Cruz  (ルイス オーランド サモラ デ ラ クルス)ですが、「オーランド」と呼んでください。

令和5年(2023年)8月9日から箕面市役所人権文化部文化国際室で、国際交流員(CIR)として働いていて、主に箕面市の国際関係についての業務をしています。たとえばメキシコ・クエルナバカ市との国際友好都市に関わることや事務などの仕事です。クエルナバカ市は、自然と人々の優しさという点で、快適な雰囲気で知られています。

日本に興味を持ったのは大学時代で、国際関係学を専攻していたこともあり、東アジア研究に興味を示すようになりました。日本語の勉強を始めてから、少しずつ日本文化への関心が高まり、メキシコで祭りに関わる活動にも参加するようになりました。

日本語を勉強しているうちに、この国の文化をもっと知りたいと思うようになり、また、日本企業についてもっと知りたかったので、JETプログラムのことを聞いたとき、箕面市とクエルナバカ市の国際友好都市関係を通じてメキシコと日本の二国間の関係について学ぶ良い機会だと思いました。

箕面に来た初日から、この街の人たちの温かさを感じました。また、住みやすく、興味深い多くの場所を訪れることができました。ここに到着したときに「なんて美しい街なのでしょう」と思いました。そして、市民について、彼らがどのように生活し、互いに、そして外国人と共存しているのか学びました。

さらに、市民が自分たちの街を守るために多大な努力と苦労をしているのを目にすることができました。この街にいることは、私にとっても新しく豊かな経験となっていると思います。

CIRの仕事は本当に重要なので、自分の仕事にさらに励み、両国の関係がより強固なものになるよう努力したいです。

 

<¡Hola!(オラ!「こんにちは」)モミ~

 

 

 

 

 

 

 

箕面市では、4月1日から9月30日まで、統一キャンペーン「令和5年度末ついに北急が箕面へ!!」を行っています

 


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4年間お世話になりました!

2023年08月04日 | 国際交流員から

皆さん、こんにちは!¡Hola!私はメキシコ クエルナバカ市出身の国際交流員クラウディアです。暑くなりましたね、熱中症を防ぐためにもこまめに水分補給してください!あっという間に来日してから4年が経ちました。私は8月で丸4年になり、退職します。今まで市のホームページのブログではメキシコについて、様々なことを紹介してきました。

この度、国際交流員として最後のブログになりますので、箕面市での思い出や経験について、話します。
ブログを始める前に、皆さんには長い期間お世話になりまして、本当にありがとうございました。感謝しています。

私は平成14年(2002年)モレロス大学箕面研修生として初めて来日して、箕面の豊かな緑や箕面市民の優しさや温かさに感動しました。そのときは箕面市に1ヶ月しかいませんでしたが、まだ箕面市や日本の空気を味わいたい気持ちがありましたので、17年後国際交流員としてやっと日本に戻ってくることができました。来日するまでに長い期間待ちましたが、夢が叶うまで諦めなくて良かったです。

この4年間で素敵な人と知り合って、いろいろな友だちができて、私はとても幸運な人だと思います。クラウディア、ラッキー!また、日本で人生初のことをいっぱいしました。例えば、寺社巡り、登山、パン教室への参加、ヨガ、アラビア語の勉強、キックボクシング等をしました。その中でもスキーで滑ったことは一番大変な経験だったかなぁ~!私にとって、あれほど積もった雪を見たのは初めてだったので、感動しました。スキーをするのは大変でしたが、すごく楽しかったです。

国内でよく旅に行って来ました。様々な場所のあふれる魅力を感じました!箕面以外で一番訪れたところは長野です。私は自然が大好きなので、山で囲まれたところに結構行きます。長野で初めてかき氷を味わえました。味が最高!

箕面の市民団体との関わりとしては、まず箕面メキシコ友の会の会員のみなさんと共に、いろいろな文化体験ができました。ありがとうございました!例えば文楽や歌舞伎、宝塚歌劇の公演、都をどり等です。それぞれのパフォーマンスが素晴らしくて、驚きました!日本の文化や社会のことについて、もっと深く理解しました。

箕面市ハット市友好クラブのいろいろなイベントにも参加ができて、とても楽しかったです!会員のみなさんは優しくて、いろいろお世話になりました。ありがとうございました!

箕面市役所国際交流員として私が一番長く勤務したことになりました。8月末に帰国します。箕面市役所に来てから人権文化部文化国際室に勤めていて、毎日いっぱい勉強になっています。職場の同僚について、特に苦情がありません。(笑)皆が同僚というより家族になりました。私が知らないことを丁寧に教えてくれたので、仕事がスムーズにでき、良かったです。職場以外の職員とも友だちになれて、良かったです。それぞれの方から多くのことを学びました。いろいろありがとうございました!。

もう一つ国際交流員としての体験について、話したいです。多文化交流センターにあるコムカフェで初めてメキシコ料理を作りました。その時は大人数分の料理を作った経験がなくて、しかも、最初からメキシコ料理が大人気で、ある時は110人分以上を超えました!今までで一番作ったと思います。大変だったけど、皆さんのお陰で上手くできました。私は皆に少しでもメキシコ家庭料理を食べてもらえて嬉しかったです!

皆さん、いろいろ教えてくれて、すごく助けてくれて、それを何度書いても感謝の気持ちが足りないです。この4年の間に、いろいろな怪我もして、その時に助けてくれた友だちもいましたので、本当に、私は世界一幸運な人だと思う!

一瞬で時間が経ちましたね。皆さん、本当に4年間お世話になりました。心から感謝します。それでは、また、会える日に楽しみにしています!
Muchas gracias por todo! (いろいろありがとうございました)!

また、来てください!モミ~


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姉妹都市の文化紹介とクラフト体験をしました!

2023年07月24日 | 国際交流員から

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服


皆さん、こんにちは!
ニュージーランド(以下NZ)出身の国際交流員トレースです。
今月の15日(土曜日)「アートフェス@箕面船場ひろば」というイベントを初めて開催しました。その中の「みんなのお楽しみひろば」で国際交流員のクラウディアさんと私がブースを出店しました。

そこに、箕面市の姉妹都市であるNZの「ハット市」とメキシコの「クエルナバカ市」についてチラシを置きました。それがこちらです。ご覧ください!

その他にも、二つの国の文化的なものを作るクラフト体験も行いました。国のシンボルである、メキシコの「ピニャータ」とNZの「飛べない鳥」をフェルトで作りました。

メキシコの「ピニャータ」とは紙や張り子で形を作っていくものです。中にキャンディーを入れて棒で叩く、夏のスイカ割りみたいな遊びです。メキシコの文化として有名ですが、様々な国で子どものパーティゲームとしても人気です。

フェルトでNZの在来鳥も作り、有名な「キウイ」の他にも「タカへ」や「カカポ」といった飛べない鳥を紹介しました。ちなみに去年のブログ「「キウィ」の他にも・・?彩りの鳥調査!」」にもNZの鳥について書いていますので、またご覧ください。

暑さの中でイベントにご来場いただいた皆さん、どうもありがとうございました!私は芸術が大好きですから、芸術を通して多くの人に自分の国の文化を紹介することができてとても嬉しかったです。皆さんの創造力にも感動しました。またクラフト活動を行いたいと思っていますので、その時は一緒に作ってみましょう!

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンでご覧ください!箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があり、国際交流員の私とクラウディアさんがそれぞれの国の文化を紹介しています。

それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)



ピニャータもキウイも作ってみたいモミ~

 

 

箕面市では、4月1日から9月30日まで、統一キャンペーン
「令和5年度末ついに北急が箕面へ!!」を行っています


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メキシコと日本では類似点や違いがあるの?

2023年06月20日 | 国際交流員から

世界中にはそれぞれの国の文化、また歴史があります。国が近くても、遠くても距離に限らず何か違いがあります。メキシコ・日本は直行便で約14時間離れていますが、少し似てるところや全く似てないところがあります。一緒に調べてみましょう!

私はメキシコ クエルナバカ市出身の国際交流員クラウディアです。Buenas tardes a todos!「皆さん、こんにちは!」スペイン語の挨拶です。あっという間半年が経ちましたね!これから、滝道などでは、ホタルを見ることができますので行ってみてください!

 

クラウディア オセゲダ
国籍:メキシコ
職業:箕面市国際交流員
趣味:登山、寺社巡り、コーヒーを飲むこと
スペイン語の一言:Gracias (グラスィアス)ありがとうです

 

4月のブログでは、メキシコの伝統的なお菓子を知っていますか?を紹介しましたので、まだ読んでいないなら、是非読んでみてください!

上:クエルナバカ市、下:日本

メキシコはアメリカ大陸に位置し、世界で大きい面積の国ランキングで13位で日本は61位です。メキシコは、世界で一番スペイン語を話せる人が多く、約1200万人(満員の京セラドーム大阪約220回)です。メキシコの人口の中では、約90%の人がスペイン語を話せるし、残り10%の人々は、メキシコに存在する68種類の先住民言語のいずれかを話します。

メキシコの通貨単位はペソ(peso)です。メキシコでは1540年頃にスペインの征服の間流通硬貨は銀で鋳造されました。現在の硬貨は銀ではなく、鉄で鋳造されています。メキシコの硬貨は5、10、20、50セント(一番小さい単位)、また、1、2、5、10、20ペソが一般に良く使われます。紙幣には、20、50、100、200、500、1000札があります。1ペソはだいたい8円です。

メキシコの硬貨

http://www.geocities.ws/cuadros40/conomonetario.htm

メキシコの紙幣

https://www.infobae.com/america/mexico/

日本もメキシコも料理は美味しいですが、違いがたくさんあります。同じ料理でも作り方が変わったら、味も変わります。例えば、主食は日本ではお米、メキシコではトルティーヤです。メキシコにもお米はありますが、日本の形と比べると長細いです。メキシコ人は米をよくご飯を食べますよ!しかし、毎日ほどではないかもしれません。日本とお米の炊き方や味付けが異なります。メキシコでは味付けに野菜を入れたりしますが、日本の場合、味付け無しで食べる人が多いです。面白い点はメキシコ人はデザートとしてご飯を炊くこともあり、Arroz con leche(アロス コン レチェ)と言います。Arroz con lecheは砂糖とミルクを入れて作りますよ!とても美味しいです!また、Horchata(オルチャタ)というお米を使って美味しいジュースも作れます。

上:メキシコ風のご飯 下:Arroz con leche(デザート)

他にも、日本では、小豆(あずき)は、デサートとして食べますが、メキシコの場合小豆を食べるときに、塩で味付けします。面白いですね!

メキシコにも温泉がありますか?・・・ありますよ!メキシコの温泉は家族と一緒に過ごしに行って、水着を着て入りますが、日本では裸で入ることが普通です。メキシコの温泉にはぬるいお湯や熱いお湯があります。日本より温泉は少ないです。

最後に質問があります。メキシコでは果物に唐辛子(chile)をかけて食べることを知ってますか?食べますよ!全ての果物ではなく、特に酸っぱい果物は唐辛子をかけて食べます。例えば、マンゴー、スイカ、オレンジ、キュウリ、リンゴ、パイナップル等です。

毎月、交際交流員からメキシコ・ニュージーランドについて、私たちのいろいろな国の文化等を紹介しています。私「Claudia」とトレース「Trees」の名前を市のホームページで検索したらブログを読めますので、良かったら見てください!

<果物に唐辛子をかけてみたいモミ~


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ニュージーランドから箕面市の大ファンが到着!

2023年05月19日 | 国際交流員から


「When I lived in Minoh, I walked to the Waterfall every weekend!
(箕面市に住んでいた頃、毎週末箕面大滝まで歩いていた!)」
ミシェルさん

Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服


ニュージーランド(以下NZ)出身の国際交流員トレースです。ゴールデンウィーク中、皆様ゆっくりできましたか?旅行に行ったとしても、家で過ごしたとしても、たくさんゆっくりできたように願っています!

先月、友だちのミシェルさんが3年ぶりに箕面市に来られました。ミシェルさんはNZのハット市(箕面市の姉妹都市)に住んでいます。ミシェルさんは2016年に「箕面市ハット市教員人事交流プログラム」で2週間箕面市に滞在し、2018年から1年間とどろみの森学園でALT(外国語指導助手)として勤務されました。もしミシェルさんの英語授業を受けた方がいれば、覚えていますか?

私が来日する前にNZでミシェルさんに会い、箕面市が大好きな彼女から話を聞いて、とっても盛り上がりました!今、ミシェルさんはハット市の保育園で先生として勤務されています。
それとは別に、日本文化や姉妹都市関係のことで色々と大活躍しています!その一つは「鳴神(なるかみ)太鼓」という太鼓グループのメンバーとしての活動です。鳴神太鼓のメンバーが「初・中・上」級に分かれていて、元ALTも多いです。いつか彼らの演奏を箕面市でも聞きたいです!

NZでの「鳴神太鼓」グループの初級メンバー

ミシェルさんが箕面市にいた間、箕面市ハット市友好クラブ(以下:ハットクラブ)が4月21日の夜にウエルカムパーティーを開いてくれました。参加者の中で、ハットクラブの会員である河野さんは今年2月にNZへ旅行した際、ミシェルさんに会うことができたそうです。

河野さんがウェリントン市で撮ってきた人気な歩行者天国「Cuba Street」

パーティーでハットクラブの会員で結成されたバンドが演奏し、私も彼らと一緒に、マオリの歌2曲を歌いました。
1曲目は「Pokarekare ana(ポカレカレ アナ)」という曲でした。この曲はマオリ神話に基づき、離れている恋人への思いが歌詞に込められています。神話では、恋人の「テゥーターネカイ」(男)と「ヒネモア」(女)が湖で離れていて、ヒネモアが湖の中の島にいる彼に会いに行くために湖を渡っていきます。「ポカレカレアナ」という言葉は「揺れている」という意味で、湖(=恋しい気持ち)で「そわそわしている」と解釈できます。

人前で歌うのは恥ずかしかったですが、日本のカラオケのおかげでできるようになりました

2曲目は、「Hoki Mai(ホキ マイ)」という曲でした。「ホキ」は「帰る」という意味で、「マイ」は「こちらへ」ですので、「お帰りなさい」といった意味です。ノリがいいアップビートな曲ですが、元々第2次世界大戦の頃に作られた曲だと言われています。曲調は「Goldmine in the Sky」という1940年代の洋楽曲から来たらしいです。
会場の皆さんと一緒にマオリ語で歌えて、とっても感動しました。マオリの曲を聞くと心和みますし、同じルーツがあるハワイの音楽の響きと似てる所がありますので、是非聞いてみてください!

ミシェルさんがNZに帰国する時飛行機から撮ったNZの景色
私が通った高校がここのすぐ近くにあります!

私はゴールデンウイークの間、海を渡って韓国に行ってきました。久しぶりの海外旅行で緊張しましたが、無事に観光を楽しめて、良かったです。そこで日本で売っていないNZの好きなお菓子が見つかったので、お土産として持って帰りました!

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンでご覧ください!箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があって、国際交流員の私とクラウディアさんがその国の文化を紹介しています。
それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)



 旅行も行きたいけど、
  夏になると冷房の横がええモミ~

 


箕面市では、4月1日から9月30日まで、統一キャンペーン「令和5年度末ついに北急が箕面へ!!」を行っています


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メキシコの伝統的なお菓子を知っていますか?

2023年04月12日 | 国際交流員から

¡Hola a todos!「皆さん、こんにちは!」スペイン語の挨拶の意味です。もう春になりましたね!これから、多くの花が咲いていきますので、楽しみにしています!私はメキシコ クエルナバカ市出身の国際交流員クラウディアです。


Hola! (スペイン語でよく使う挨拶)
国籍:メキシコ
氏名:クラウディア
職業:箕面市国際交流員
趣味:登山、コーヒーを飲むこと


2月のブログでは、メキシコに行ってきました(旅の思い出)!を紹介しましたので、是非読んでみてください。

さて、今月のブログでは、メキシコにある伝統的なお菓子を紹介します。下記の写真のようなとてもカラフルな甘いものを味わってみませんか?
ブログを始める前に、皆さんは3月末から咲いた桜の魅力を楽しんでいますか?桜の種類によっては、もう葉桜になってしまいましたが、まだ咲いている桜もあるので、早めに見に行かないといけないです!メキシコにも桜が咲いていますよ!モレロス自治大学にも桜が植えられています。もう一つ桜の木と似ている木はジャカランダと呼ばれていて、花の色が薄いむらさきです。ジャカランダの木について、興味深い事実があります!例えば、第二次戦争の頃にメキシコに住んでいた日本人「まつもと たつぐろ氏」がその時のメキシコ大統領に提案してから、メキシコシティに多くのジャカランダが植樹されました。

(上段)箕面の通り、(左下)モレロス自治大学の桜
(右下)ジャカランダの木

では、始めます!メキシコのお菓子といえば何種類もあり、それぞれの地域により変わりますので、多くの味を味わうことができます。甘い、酸っぱい、甘酸っぱい、甘辛い等の味があり、鮮やかな色や形も特徴的です。どのお菓子を先に食べようか本当に迷う!

メキシコのお菓子をご覧下さい!

マザパン「Mazapán」

   

https://www.cachina.eu/products/de-la-rosa-mazapan-candy-12-5g

マザパンは1950年代にメキシコで流行しましたが、マザパンの起源は不明です。スペインのトレド県かペルシアかイベリア半島等から生まれたという意見があります。マザパンの味はいろいろあり、例えばピーナツやアーモンド、かぼちゃの種、ナッツ、ピスタチオ、米等の味があり、美味しくてあっさりしているので、皆が良く食べます。1月12日は「世界マザパンの日」です。

アレグリア「Alegría」

https://www.directoalpaladar.com.mx/ingredientes-y-alimentos/el-amaranto-la-alegria-de-mexico

アレグリアと言う言葉はスペイン語で「幸福/幸せ」の意味です。アマランサスの植物で作られていて、アステカ文明時代から栽培されていて、その時に主食として大事にしていました。アマランサスの植物は葉っぱと実が食べられますよ!アマランサスは米やトウモロコシより栄養価が高いと言われています。ビタミンA、B、B1、B2、B3、葉酸、ナイアシン、鉄、カルシウムが含まれます。実は乾燥させた後に、はちみつや黒糖、レーズン等と混ぜて、好きな形にしています。
栄養が高いので、朝ごはんに食べる人が多いです。とても美味しい!

オブレアス「Obleas」

https://pixabay.com/es/

この丸い駄菓子はスペインからメキシコに入り、人気になりました。カトリック宗教の中でオスティアと呼ばれて、良く使われています。日本のミルクせんべいとよく似ています。
材料は小麦粉や水、卵、砂糖、ひまわり油で、たまにアマランサス粉も使われています。薄味で、鮮やかな色付けがされており、中にははちみつや、アマランサス、ミルク、チョコが挟まれています。
近年、あるオブレアス製造会社が、いろいろな味を革新して、ココナッツやマザパン、リンゴ、クルクマ(ウコン)、ヒマラヤ塩、抹茶味等を食べることができます。食べてみませんか?

タマリンド「Tamarindo」

Dulces artesanales Rubí

タマリンドと言うお菓子は、タマリンドの木の実で作られています。作り方はタマリンドの茶色い長い木の実をゆでて丸めたもので、味は甘い、酸っぱい、甘酸っぱい、塩辛い等の味を付けることができます。タマリンドの木は元々アフリカの木で、メキシコではスペイン人によるアメリカ大陸の植民地化が起こった時にメキシコに持ち込まれました。 
タマリンドは様々なメキシコ料理に利用されており、年齢関係なく皆がタマリンドを味わえます!

タマリンドの実

コカダ「Cocada」

Cocadas. c Ediciones Larousse / Federico Gil.

コカダと言う伝統的な甘いお菓子はすりおろしたココナッツで作られていて、季節を問わず食べることができます。すりおろしたココナッツは、砂糖かきび糖、水と混ぜて丸い形にします。地域によりコカダを作るときに牛乳、卵の黄身を使います。黄色、白、薄い黄色等の色があり、特に海岸の辺りで買うことができますが、海岸以外にもあります。幼い頃何回か食べましたので、懐かしい味です。

メキシコの伝統的なお菓子は特徴的で、歴史的や伝統的な作り方等に満ちており、それは現在でも存在しています。メキシコに行ったら是非いっぱい味わってください!
さて、ブログを終わる前に久しぶりにスペイン語の言葉を少し学びましょう!

Dulce「デゥルセ」は甘い・お菓子です。

Picoso, picante「ピコソ」「ピカンテ」は辛いです。

Sabor「サボル」は味です。

Sal「サル」は塩です。

Azúcar「アズカル」は砂糖です。

Agua「アグア」は水です。

毎月、交際交流員からメキシコ・ニュージーランドについて、私たちのいろいろな国の文化等を紹介しています。私「Claudia」とトレース「Trees」の名前を市のホームページで検索したらブログを読めますので、良かったら見てください。

それではまたね!Adiós「アディオス」!




 

<全てのメキシコのお菓子を食べてみたいモミ~!

 

箕面市では、4月1日から9月30日まで、統一キャンペーン「令和5年度末ついに北急が箕面へ!!」を行っています


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