¡Hola a todos!「皆さん、こんにちは!」スペイン語の挨拶の意味です。もう春になりましたね!これから、多くの花が咲いていきますので、楽しみにしています!私はメキシコ クエルナバカ市出身の国際交流員クラウディアです。
Hola! (スペイン語でよく使う挨拶)
国籍:メキシコ
氏名:クラウディア
職業:箕面市国際交流員
趣味:登山、コーヒーを飲むこと
2月のブログでは、メキシコに行ってきました(旅の思い出)!を紹介しましたので、是非読んでみてください。
さて、今月のブログでは、メキシコにある伝統的なお菓子を紹介します。下記の写真のようなとてもカラフルな甘いものを味わってみませんか?
ブログを始める前に、皆さんは3月末から咲いた桜の魅力を楽しんでいますか?桜の種類によっては、もう葉桜になってしまいましたが、まだ咲いている桜もあるので、早めに見に行かないといけないです!メキシコにも桜が咲いていますよ!モレロス自治大学にも桜が植えられています。もう一つ桜の木と似ている木はジャカランダと呼ばれていて、花の色が薄いむらさきです。ジャカランダの木について、興味深い事実があります!例えば、第二次戦争の頃にメキシコに住んでいた日本人「まつもと たつぐろ氏」がその時のメキシコ大統領に提案してから、メキシコシティに多くのジャカランダが植樹されました。
(上段)箕面の通り、(左下)モレロス自治大学の桜
(右下)ジャカランダの木
では、始めます!メキシコのお菓子といえば何種類もあり、それぞれの地域により変わりますので、多くの味を味わうことができます。甘い、酸っぱい、甘酸っぱい、甘辛い等の味があり、鮮やかな色や形も特徴的です。どのお菓子を先に食べようか本当に迷う!
メキシコのお菓子をご覧下さい!
マザパン「Mazapán」
https://www.cachina.eu/products/de-la-rosa-mazapan-candy-12-5g
マザパンは1950年代にメキシコで流行しましたが、マザパンの起源は不明です。スペインのトレド県かペルシアかイベリア半島等から生まれたという意見があります。マザパンの味はいろいろあり、例えばピーナツやアーモンド、かぼちゃの種、ナッツ、ピスタチオ、米等の味があり、美味しくてあっさりしているので、皆が良く食べます。1月12日は「世界マザパンの日」です。
アレグリア「Alegría」
https://www.directoalpaladar.com.mx/ingredientes-y-alimentos/el-amaranto-la-alegria-de-mexico
アレグリアと言う言葉はスペイン語で「幸福/幸せ」の意味です。アマランサスの植物で作られていて、アステカ文明時代から栽培されていて、その時に主食として大事にしていました。アマランサスの植物は葉っぱと実が食べられますよ!アマランサスは米やトウモロコシより栄養価が高いと言われています。ビタミンA、B、B1、B2、B3、葉酸、ナイアシン、鉄、カルシウムが含まれます。実は乾燥させた後に、はちみつや黒糖、レーズン等と混ぜて、好きな形にしています。
栄養が高いので、朝ごはんに食べる人が多いです。とても美味しい!
オブレアス「Obleas」
https://pixabay.com/es/
この丸い駄菓子はスペインからメキシコに入り、人気になりました。カトリック宗教の中でオスティアと呼ばれて、良く使われています。日本のミルクせんべいとよく似ています。
材料は小麦粉や水、卵、砂糖、ひまわり油で、たまにアマランサス粉も使われています。薄味で、鮮やかな色付けがされており、中にははちみつや、アマランサス、ミルク、チョコが挟まれています。
近年、あるオブレアス製造会社が、いろいろな味を革新して、ココナッツやマザパン、リンゴ、クルクマ(ウコン)、ヒマラヤ塩、抹茶味等を食べることができます。食べてみませんか?
タマリンド「Tamarindo」
Dulces artesanales Rubí
タマリンドと言うお菓子は、タマリンドの木の実で作られています。作り方はタマリンドの茶色い長い木の実をゆでて丸めたもので、味は甘い、酸っぱい、甘酸っぱい、塩辛い等の味を付けることができます。タマリンドの木は元々アフリカの木で、メキシコではスペイン人によるアメリカ大陸の植民地化が起こった時にメキシコに持ち込まれました。
タマリンドは様々なメキシコ料理に利用されており、年齢関係なく皆がタマリンドを味わえます!
タマリンドの実
コカダ「Cocada」
Cocadas. c Ediciones Larousse / Federico Gil.
コカダと言う伝統的な甘いお菓子はすりおろしたココナッツで作られていて、季節を問わず食べることができます。すりおろしたココナッツは、砂糖かきび糖、水と混ぜて丸い形にします。地域によりコカダを作るときに牛乳、卵の黄身を使います。黄色、白、薄い黄色等の色があり、特に海岸の辺りで買うことができますが、海岸以外にもあります。幼い頃何回か食べましたので、懐かしい味です。
メキシコの伝統的なお菓子は特徴的で、歴史的や伝統的な作り方等に満ちており、それは現在でも存在しています。メキシコに行ったら是非いっぱい味わってください!
さて、ブログを終わる前に久しぶりにスペイン語の言葉を少し学びましょう!
Picoso, picante「ピコソ」「ピカンテ」は辛いです。
毎月、交際交流員からメキシコ・ニュージーランドについて、私たちのいろいろな国の文化等を紹介しています。私「Claudia」とトレース「Trees」の名前を市のホームページで検索したらブログを読めますので、良かったら見てください。
<全てのメキシコのお菓子を食べてみたいモミ~!