箕面市北部の止々呂美地区で、柚子の出荷が最盛期を迎え、生産農家は収穫に追われています。
止々呂美地区では約20件の農家が出荷用に柚子を栽培しており、11月下旬頃から12月の中旬頃にかけて収穫が行われます。今年は約4トンの収穫を見込んでいます。
大阪府内で唯一の柚子の出荷生産地でもある箕面では、昨年「ゆずともみじの里・みのおプロジェクト会議」を発足させ、全国に箕面の柚子を発信しています。今年は、人手が足りない等の理由により収穫や手入れが十分に行き届かない柚子農家を応援する“ゆず収穫サポーター隊”が、11月20日（土）に結成されました。
30日（火曜日）、止々呂美ゆず生産者協議会の会長でもある尾上喜治さん宅に、サポーター隊のメンバーのうち5人が参加して、柚子の収穫や切り取った枝の片付け作業などを手伝いました。
収穫を手伝った坪井由美子さんは、「元々、柚子が大好きで、普段から料理やお風呂に入れたりと、いろいろ使っています。今回の取り組みには楽しんで参加しています」と話しました。
尾上さんは、「収穫で忙しい時に同時に、切り取った枝の片付けをしないといけないので、こうして手伝っていただけると、たいへん助かります」と喜んでいました。
収穫された柚子は、JA大阪北部萱野支店・止々呂美特産物センターで主に予約販売されるほか、商工会議所や滝道のお店などで『ゆずポン酢』や『ゆずマーマレード』として販売され、家庭でも料理に使われるほか、形の良いものは料亭などで使われるということです。
【販売に関する問い合わせ】
JA大阪北部萱野支店・止々呂美特産物センター
電話：072-739-0193（転送先・萱野支店）
<止々呂美のゆずは、大きくていい香り。ゆず茶がイチ推しでーす。
