5月18日(土曜日)、箕面市新稲にて農業体験「サツマイモの苗植付け」がありました。
新稲地区は、古くからの田畑が山すそ沿いを中心に残り、
旬の露地野菜や花木、
特産の菜ボタンで有名です。
畑は、地元農家さんのご好意により、農業体験用に開放していただきました。
晴天の下、農家さんが事前に畝きりされた区画に自由に植え付けを行いました!
集合時間より早くから、たくさんの参加者のかたが来られ、畑の場所を品定め…!
「どこにしようかなあ」・・・皆さん思い思いに区画を選んで、サツマイモの苗を植え付ける準備に入ります。
思いきり土まみれになって学び遊び育つ。
畑の土は命を育む力も持っています。
【当日植え付けたサツマイモ(ベニアズマ)の苗】
毎年来られるリピーターさん、農業がまったくの初心者のかた、親子だけでなく親子孫の三世代参加のかたがたと、色んなかたが集まり、わきあいあいとにぎやかに植え付けが進んでいきます。
「なにをどうしたらいいか全然わからない」
でも、大丈夫!
地域のボランティアである農業サポーターさんが、苗の植え付け方から今後の世話の仕方まで、手とり足とり丁寧に教えてくれるんです!
農業未経験で初参加の方は、サポーターさんの説明を聞いて、楽しみながらも熱心に没頭していました。
「表札」が立っているのがチラホラと・・・。
大人も子どもも一緒になって、「ここは自分たちの畑!」という印を立てられていました。
皆さん思い入れを持って育てていきたいという気持ちが伝わりますね!
初参加のかたからは、「この苗って、植えてからしばらくしたら様子を見にきたり世話をしないといけないんですよね?」といった質問が出ていました。
そうなんです!
イモの根が畑の土にしっかり付くまで、少しの間は毎日もしくは一日おきの水やりが必要なんです。
まめにお世話をするのは楽なことではないですが、苗が日に日に育っていくのを観察するのは楽しみですね。
小さな苗が大きなおイモになるように、10月の収穫時期まで大切にお世話をして見守っていきましょう!
収穫までの長~い道のりを知ったら、きっと心の底から「いただきます」と言えますよ。
実際に体験してみることで、農業をすることの苦労だけではなく、
自分たちが普段あたりまえのように食べているものが
『 どうやってつくられていくのか 』
ということについて改めて考えさせられます。
幸せは「なる」ものではなく「気づく」もの、とよくいわれます。
身近な大地の恵みに気づけること。それが農業体験です。
体験を通じて、農業により一層関心を持ち、自分たちが育てたものを
食べる喜びを感じてもらいたい・・・
そして、箕面の農業を応援しつづけてもらいたい・・・ですね。
6月には田植え体験を実施します。なお、サツマイモと田植えについては、
(5月20日現在)まだ少し定員枠に空きがありますので、
興味がわいたかたは、農業振興担当(072-724-6728 直通)までお問い合わせ
ください!!
<どんなおイモができるか今から楽しみだワン!