撮れたて箕面ブログ

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箕面市北部の止々呂美地区で「実サンショウのたる漬け」が行われました

2020年05月27日 | こんなことがありました!

箕面市北部の止々呂美地区で、実サンショウを長期保存するためのたる漬け作業が、たるの中に入り、足で踏んで漬け込んでいく昔ながらの伝統的な方法で行われました。

同地区では、「朝倉山椒」という大粒になる品種を栽培しており、同種は実が大きく香りも良いことから、高級品として古くから重宝されてきました。

実サンショウは収穫時期が短く、少しでも収穫が遅れると実の中の種が黒くなり、味が落ち出荷に適さなくなります。しかし、黒くなる前にたる漬けを行うことで、実サンショウの味や香りを損なうことなく長期間保存することができます。

収穫された実サンショウは、JA大阪北部止々呂美特産物センター(下止々呂美424)で、直径約1.6メートル、深さ約2メートルの大きな木製のたるに入れられ、塩漬けにされます。

止々呂美地区のたる漬けは、実サンショウと塩を足で踏んで漬け込んでいくという、昔ながらの方法が用いられています。

1回につき60キロの実サンショウと20キロの塩をたるに入れて、約45分程度踏みしめます。実サンショウを踏みしめていくと、周囲にサンショウの良い香りが広がります。

このたる漬けの作業は、5月27日から始まり、5月29日まで行われる予定です。

JA大阪北部止々呂美特産物センターによると、大阪北部(止々呂美、豊能、能勢)の各支店から集められた実サンショウの集荷量は、5月26日現在、約670キログラム程度で、そのうち約530キログラムの実サンショウがたる漬けされる予定となっており、注文に応じて順次出荷していきます。

また、たる漬けしない生の実サンショウは1キログラムあたり3,240円(税込)で販売しています。販売は5月末までですが、商品が無くなり次第、終了となります。

実サンショウのたる漬けを行った農家のかたは、「実をつぶさないように気をつけなければいけない作業なので、実がつぶれにくい足で踏み込む方法でたる漬けを行っています。止々呂美の実サンショウは特に香りが良いと評判ですので、茄子のおひたしや昆布の佃煮と一緒に食べてみてください」と話しました。

 

 

■お問い合わせ先
JA大阪北部止々呂美特産物センター
住所:箕面市下止々呂美424
電話:072-739-0193

JA大阪北部萱野支店(購買店舗)
住所:箕面市萱野4-3-16
電話:072-722-5451

〈さわやかな香りの実サンショウはどんな料理でも合うよ!


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