11月18日(月曜日)箕面消防署西分署において、令和6年度箕面市消防本部警防錬成会を実施しました。
この訓練は、火災現場における消火活動や人命救助の技術向上を目的に隔年で実施しています。
「耐火造3階建て一般住宅の2階から出火し、逃げ遅れた人がいる。」という想定で訓練を開始し、救出、消火までの技術を競いました。
今回は箕面市消防本部6隊のほか、豊中市消防局1隊、池田市消防本部1隊にご参加いただき、計8隊で実施しました。
訓練は現場に到着したところからスタートします。
隊長の指示で一斉に下車し、隊長の指示により各隊員が活動を開始します。
ホースを延長し、消防車から水を出す準備を迅速に行います。
放水準備が整えば、地上から標的(2階部分の火点に見立てたもの)に向かって放水します。
火点が制圧できれば、消防車に積載してある三連梯子を使用して2階へ進入する準備をします。
三連梯子を2階ベランダへ立て掛けて進入します。
三連梯子に乗った状態で建物内への放水を行い、2階へ進入します。
屋内進入後、放水をしながら進み、要救助者を発見。
要救助者に怪我はないか、他に逃げ遅れた人はいないか、などの様々な情報を迅速に収集し、三連梯子を使用して救出します。
「ゆっくり降りてください!」
ロープを用いて要救助者の安全を確保しつつ、声かけによる誘導を行いながら地上へ救出します。
要救助者を地上へ救出後は、さらに建物内を放水しながら進み続け、3階の最後の火点を制圧し終了します。
訓練中は、審査員が各隊員の動き、無線要領及び制限時間を厳しく審査し、最優秀消防隊(総合タイム1位)、優秀消防隊(総合タイム2位)を決定しました。
訓練を通して現場経験の少ない若手職員の育成にもつながり消防力強化が図れました。
また、今回は初めて豊中市消防局、池田市消防本部と合同で実施することができ、交流を深めるとともに、今後の連携した活動にも繋がる非常に有意義な訓練となりました。
今後もこのような訓練を定期的に行い、市民の安全・安心のために技術の向上に努めます。
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<消防隊員のみなさん、すごくかっこよかったモミ~!!