4月21日(金曜日)、カルピスの創業者である三島海雲(みしまかいうん)の出生地である箕面市に、カルピスのパッケージになっている水玉模様があしらわれたカルピスラッピング自販機が設置されました。それに伴い、自販機の設置場所である阪急箕面駅前にて除幕式が行われ、会場には箕面市PRキャラクターである滝ノ道ゆずるも駆けつけ、除幕式を盛り上げました。
カルピスラッピング自販機は、アサヒ飲料株式会社と阪急電鉄株式会社が地域活性を目的に、箕面市に全面協力の末、今回の自販機設置が実現しました。4月21日(金曜日)から4月30日(日曜日)の期間は、自販機のラインナップがカルピスのみとなり、また自販機のデザインにも今回だけの特別なものとなっているため、普段見ることのできない光景を見ることができます。
今回、箕面市に設置された自販機のデザインは1922年に包装紙にデザインされた現在の原型となる水玉模様が施されました。この水玉はドットのように整列されたものではなく、ランダムに配置されており当初から現在でも受け継がれているルールであり、自販機を訪れた際には是非ご覧ください。
さらに、滝ノ道ゆずるや、販売当初から現在までのボトルデザインの歴史、販売当初の広告ポスターなどあまり見ることのない貴重な資料も側面にデザインされており、どの角度から見ても楽しめる自販機となっています。
また、カルピスの生みの親である三島海雲について書かれた看板も設置されます。看板には、三島海雲の生涯やカルピスの誕生秘話についても書かれているので、滝道散策などで箕面駅をご利用の際は是非ご覧ください。
当日、自販機の前で挨拶をした、教学寺の18代目住職である塚田博教(つかだひろのり)さんは、「カルピス創業者の三島海雲氏は、教学寺の14代目住職を継ぐはずだったが、カルピスが国民飲料となった時に、両方の職務を続けることができないため、私の曾祖父に住職を譲ったことにより、現在は私たちがお寺を守らせていただいている。仏教の教えは、心と体は1つのものと考えており、心が健康であれば体も健康、体が健康であれば心も健康、その中で生まれてきたのがカルピスという皆様にとって馴染みの深い飲み物になったと思います。」と話されました。
また除幕式後、アサヒ飲料株式会社 近畿圏本部 清水博之(しみずひろゆき)本部長は、「三島海雲さんが箕面市出身でカルピスの生みの親であることを知らない方に向けて、アピールできる場を設けていただき、皆様に感謝しております。」と話されていました。
<お問い合わせ先>
・箕面市 地域創造部 箕面営業室
電話:072-724-6905(直通)
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