4月10日(月曜日)、心肺停止状態になった高齢男性を路上で発見し、119番通報や、応急手当を行った方々に対し箕面市消防長から表彰状が贈られました。
この事案は、令和4年9月26日(月曜日)、箕面市粟生外院地内の路上で高齢男性が倒れ、心肺停止状態に陥る救急事案が発生しました。偶然近くを通りかかった看護師である前野さんと山中さんが高齢男性の状態を観察し、直ちに119番通報と心肺蘇生法が行われました。また、お二人の求めにより近隣のほそいクリニック(粟生外院1丁目)のスタッフ数名がAEDを持って駆けつけ、装着後、到着した救急隊の指導のもと電気ショックが実施されました。([写真]代表授与された、ほそいクリニックの松井さん)
※前野さん及び山中さんは、ご都合により、ご出席いただくことができませんでした。
AEDによる電気ショックが実施された2分後には、高齢男性の心拍と呼吸が改善したことが確認できました。そして、救急隊は速やかに病院へ搬送することができました。その後、高齢男性は搬送された病院で専門的な治療を受けて、後遺症もなく回復して退院されています。
このような最善の結果に繋げることができたのは、前野さんと山中さんによる迅速かつ的確に実施された119番通報と応急手当、そして、ほそいクリニックのスタッフ皆さんによる適切なAEDの装着と早期の電気ショックの実施という、“救命の第一走者”である皆さんの活躍によるものです。
代表授与された松井さんも「医院のスタッフとして勤める中で、心肺蘇生法を学ぶ機会があります。その学びを生かして救命に繋げれたことに対し、応急手当に携わったスタッフを含め、職員一同も大変嬉しく思っております。」と、話されていました。
市民の皆さんも、もしかしたら今回のような場面に遭遇するかも知れません。その時に、救える命を救うためにも救命講習の受講をお願いします。
<みんなも一緒に救命講習を受講するモミ~!