12月18日(月曜日)、12月10日(日曜日)に行われたバレーボール「FIVB 世界クラブ男子選手権大会2023」の3位決定戦でハルクバンクスポーツクラブ(トルコ)に逆転勝利し、見事3位に輝いたサントリーサンバーズが、表敬訪問とあわせて市長への報告会を行い、市長表彰を受けました。
サントリーサンバーズは、昭和48年の結成当時からサントリー箕面トレーニングセンター体育館(箕面市石丸2-11-1)を本拠地としているバレーボールチームです。
今年5月に開催された国際大会「2023アジアクラブ選手権大会」で見事優勝したサントリーサンバーズは、アジアクラブチーム代表として、令和5年12月6日から同月10日までの5日間にわたって、インド・バンガロールで開催された「FIVB 世界クラブ男子選手権大会2023」に出場しました。
大会の予選ラウンドでプールBに属するサンバーズは、他2チームと総当たり戦で争い、上位2チームが駒を進めることができる決勝ラウンドの進出を目指しました。
大会初日の6日に行われた予選ラウンドでは、ヨーロッパの強豪クラブ「ハルクバンクスポーツクラブ」(トルコ)を相手にセットカウント3-0でストレート勝ちし、アジア代表として見事な勝利を収めました。続く予選ラウンド2戦目は、「サダクルゼイロバレー」(ブラジル)と対戦し、セットカウント2-3で試合は落とすも、メダル獲得に望みをつなぐ予選ラウンドを1位で通過することとなりました。
9日に迎えた準決勝では、「イタンベミナス」(ブラジル)と対戦し、フルセットにおよぶ激戦となりましたが、セットカウント2-3ともう一歩のところで決勝に進むことがかないませんでした。
連日の疲れと、悔しさが残るなか迎えた大会最終日3位決定戦、1セット目では普段は見られないようなミスが続き点差をひろげられセットを取られたサンバーズ。2セット目は、一時は逆転に成功しましたが、惜しくもセットを取られてしまいました。後がなくなったサンバーズでしたが、3セット目から一気に巻きかえし、3セットを連取して逆転勝利を収めました。
このFIVB 世界クラブ男子選手権大会2023での銅メダル獲得は、日本バレーボール史上初の快挙であり、上島市長はサントリーサンバーズに表彰状を贈呈し、選手の栄誉を称えました。
今回の大会を終えたサントリーサンバーズの監督である山村 宏太(やまむらこうた)さんは「3位決定戦で勝った瞬間は安堵の気持ちがとても大きかったです。勝てば銀メダルが確定した試合を落としてしまったプレッシャーであったり、対戦相手が、予選で一度対戦した相手であることから、勝って当たり前という気持ちや、周りからのプレッシャーもあるなかでの試合だったので簡単でないことは分かっていました。その中でも苦しみながら徐々に自分たちのパフォーマンスを発揮して勝つことが出来た時はホッとしました。」と笑顔で話しました。
また、キャプテンの大宅真樹(おおやまさき)選手は「自分自身もチームとしても初めての経験だったので、どのような結果になるのか全く予想もつかない状況ではありましたが、しっかり自分たちのバレーボールを見せながら結果もついてきて、自分自身はもちろんチームとしても大きな自信と財産になりました。これからも自信を持ちつつも天狗にならず、謙虚に頑張っていきたいと思います。」と話しました。
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