三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

女子バレー 5連勝 北京行き決定

2008年05月24日 | Weblog
    

    

きのうは、韓国をセットカウント3:1で撃破した。

これで、きょうのタイ戦を残してはいるものの、アジア圏で第一位となり、北京オリンピックへの出場権が確定した。

オリンピックへの出場はとても嬉しいことであるが、きのうの大会で思ったことは、第三セットを韓国に取られたことで分かるように、韓国チームは決して侮れないチームであるということ。

韓国チームは、今回若返りを図り、まだ経験が浅く未完成であるが、これから4年後のことを考えると、全日本チームがいまだ若返りを図っていない点がとても気になるということである。

河合選手のような見習い選手を北京へ連れて行き経験だけでも積ませようとしている点は評価できるが、若い選手ではそのほかには木村、栗原選手がいるくらいで、現在チームの原動力である竹下、高橋選手たちは、果たして、4年後にも残っていることができるかは甚だ疑問である。だから是非とも、北京後は全日本女子チームの若返りを早期に図り、将来に備えて欲しいと感ぜざるを得ない。

でも、現在の全日本女子チームの各選手は素晴らしい選手ばかりである。是非、北京では頑張ってきてもらいたい。


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きのうのヒーローは、全員である。

栗原、高橋、荒木、それに杉山の各選手も良くやったと思う。
しかし、敢えて挙げるとすれば、目立たないけれども、態勢を崩しながらもいつもナイストスを上げた主将の竹下選手、それに、特筆すべきは、毎回、素晴らしい活躍をしているリベロの佐野優子選手であろう。

佐野選手は、多分、世界一のリベロである、と言ったら褒め過ぎであろうか。159cmという小さな体で実に良くコートの中を縦横無尽に動き回り玉を拾う。実に素晴らしいアスリートであると思う。4年前に代表からはずされ苦い経験を持つ選手だけに、その頑張りには最大の敬意を表したい。きょう載せた写真でも佐野選手の守備の位置を是非注目していただきたい。実にいい位置にいるではないか。

さて、今日の相手はタイ、そして、あしたの最終日に対戦するのは今大会最も恐ろしいヨーロッパの強敵・セルビアである。セルビアは日本と同じく現在5連勝しており、ともにオリンピック出場を決めている。

問題は、セルビアを破るくらいでないとオリンピックでは上位入賞はおろか、メダルは狙えないということ。

去年、既にオリンピック参加を決めているロシア、キューバ、ブラジルなどの8チームは、高さ・攻撃力ともに勝る全日本女子チームとは格の違う強敵ぞろいである。

全日本チームには、最終日のセルビア戦をオリンピックの前哨戦として戦って欲しい。

全日本女子チームの奮起を期待したい。


※以下に、きのう現在の順位表を掲げておきます。セルビアと日本が、オリンピック出場を決定しました。

※なお、17日17時現在、ポーランドがセルビアを破ったことからポーランドが3番目の出場枠を獲得したことになり、残るはあと一つ。果たしてどこがこれを取るのか、最後まで熱い戦いが続きます。