三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

向島百花園

2008年05月30日 | Weblog
      
    


梅雨入り直前のある晴れた日、東京は下町、墨田区向島にある「向島百花園」を、初めて訪れてみた。

    
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向島百花園(むこうじまひゃっかえん)は、江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(19世紀初頭)に、骨とう商を営んでいた佐原鞠塢(さとうきくう)が、交遊のあった江戸の文人墨客の協力を得て、旗本の元屋敷跡に、花の咲く草花鑑賞を中心とした「民営の花園」を造ろうとして開園したものです。

 
 「百花園」の名称は、一説では、「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたということです。

    
    
さすが、当時の一流文化人達の手で造られた、庶民的で、趣味豊かな粋人たちの作った庭園らしく、自然そのままの姿を大事にしていて、植えられている木々、草花たちも刈り込みなどの剪定は一切されず、なるべくその意思を引き継ぎ自然そのままの姿にされているところが嬉しい。

だから、他の名園である小石川後楽園や六義園(りくぎえん)などの大名庭園とはまた異なった美しさをもっている。


当日は、桜やフジの最盛期はすでに過ぎ、鳥たちの鳴き声とともに、うっそうとした木々が出迎えてくれたが、そろそろ、梅雨の時期が近いことを思わせるアジサイが咲き始めていた。


そんな光景を、今日はご覧ください。

    


なお、向島百花園への行き方は、電車ですと、東武鉄道伊勢崎線「東向島駅」下車徒歩約8分、又は京成電鉄押上線「京成曳舟駅」下車徒歩約13分です。(駐車場はありません。)

入園料は、一般150円、65歳以上70円です。(休園日は年末年始)