三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

小石川後楽園

2008年05月31日 | Weblog
    
             現在の入り口(西門)↑


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今日で5月も終わりですね。

きょうは最高気温が13度くらいしか上がらず、冬に逆戻りです。


そして、朝から雨が本降りです。

三浦の海は、かなり強い風が雨のなか吹いています。予報では日中さらに上がってくるようです。

ソロソロ、梅雨の走りでしょうか。

    


そんな梅雨入り前の、ある曇り空の一日、東京ドームの隣にある小石川後楽園を初めて訪れてみました。

この小石川後楽園は、あの助さん、格さんをお供に全国行脚の旅を続けた水戸のご老公・徳川光圀さんが完成させたという名園です。

    
    
    

訪れた日は、スイレンが丁度身ごろでしたが、アヤメは少し早かったようです。

広大な庭園からは、近くにある高層の、東京ドームホテル・文京区役所ビルが木々の間から覗いているのが見えるほか、東京ドームの丸い屋根の一部分が、スイレンが満開の池の水面に影を落とし、また、隣にある遊園地のジェットコースターの最上部が生い茂った木々の上に見え、修学旅行の女生徒達でしょうか、キャー、キャーという悲鳴のような声が、ジェットコースターのごう音とともに、時たま遠くに聞こえていました。

    

光圀公は、作庭に当たっては、明の儒学者の意見を取り入れ、また、中国の教えである、「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」ということから、「後楽園」と名づけられたといいます。
    

この庭園は、光圀公の儒学思想の下に築園され、明るく開放的な六義園と好対照をなしているといわれています。

庭園は、池を中心にした「回遊式泉水庭園」になっており、中国趣味豊かなものになっています。また、各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されているのが特徴です。

        

そんな光景を今日はご覧ください。

なお、小石川後楽園への行き方は、電車ですと、都営地下鉄大江戸線飯田橋駅下車が一番近く、徒歩2分で着きます。東京メトロの丸の内線・南北線からは約8分です。(駐車場はありません。)

入園料は、一般300円、65歳以上150円で、年末年始が休園です。