アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

祇園祭のおみやげと着ていった浴衣

2015-07-16 | キモノ


昨年は「山伏山」で粽と手拭いをいただきました。
「うちの粽はゆがいたら食べられます」
と言われたジョーク紳士には会えなかった。

そして今年は、ふくろうが印象的な「放下鉾」で。
茅の輪をくぐって厄落とし、
こちらの鉾は女人禁制、会所建物の2階の展示を見せていただきました。
その昔は、今の長刀鉾のように生き稚児さんが存在していたとのことで
やんごとない衣装やお飾りを拝見出来ました。


手拭いにもタペストリーのふくろうがいます。
粽にも。


そして、あちこちの企業さんも安売りを開催中。
鳥獣戯画のガーゼハンカチと、パールトーンの前掛け(金太郎型)を購入しました。
300円と300円なり。
前に祇園祭りに来た時、
激安で買った浴衣をネット販売で見つけて爆笑しました。
お買い物のチャンスでもありますね。

昨年、さくさくさんに仕立てていただいたゴシック浴衣と
麻の半幅帯、夏足袋にゴマ竹の下駄で行きました。


少し衿元を詰め過ぎたようです。
現地では祭りの揃いの浴衣だけでなく、たくさんの方が浴衣をお召しでしたし、
それが町の風景に溶け込んで、素敵だなぁとうっとりしました。
梅田まで帰ったら、襲われたのか?!と思うような着くずれマダムに遭遇して
あぁ、大阪に帰ってきたわ・・・と現実に戻ったのでした。

今年は帽子をかぶってみましたが、
ダメだ、暑い。焼ける。
やはり日傘の方が強力です。

今年も行けて本当によかった、ありがとうございます。
お天気が気になるところですね。
また来年も元気で行けますように









菊水鉾でお茶そして甘味あれこれ

2015-07-16 | おやつ


昨年は、タイミング悪く行けなかった「菊水鉾」のお茶席に
今年はうまく入らせていただくことが出来ました。
空いていたので、お手前の様子もゆっくり見せていただきました。
お揃いの浴衣でお接待される様子は、祇園祭ならではですね。
「したたり」という不老長寿の銘菓とともにいただく熱いお薄。
黒糖の風味が良いですね~。
もちろん、お皿はお土産にいただいて帰りました。


これもまた昨年は1日違いで買えなかった、永楽屋の「水あずき」
祇園祭の期間限定販売なのです。
最初の一吸いを強く!と教えてくださいます。
こあらちゃん写真ありがとー♪
ちゅるちゅる、ズボズボとストローで吸う、軟らかい水羊羹、
冷たくて甘い、暑いさ中に嬉しいおやつです。

ギブミーかき氷~~とたどり着いた「マエダコーヒー」
ですが、無い! かき氷が! 無い!


ここで運が尽き果てたのでしょうか。
でもミックスジュース美味しかった。
かき氷は夕方からのメニューのようでした。
なんで言ってくれないのよ・・・

ま、汗もひいたし、良かったですね!
よかった、よかった!






7/14「祇園祭」まずランチ。

2015-07-16 | ご飯


今年は宵々山の14日に行くことになりました。
暑いんだこれが。
わかっちゃいるけど、これは行ったものにしかわからない
楽しみがあれこれとあるのです。

あまりの暑さに、多くは歩きませんでしたけれど、
それでもいくつの鉾と山を見たでしょうか。
角を曲がったら見えてくる姿に感動します。

今年は、琴さん、Kさん、こあらちゃんと。
お祭りなので、なんとなくウキウキそわそわしますね。

毎年の悩みの種は、お昼ご飯です。
と言いながら、毎年行き当たりばったりで失敗もありません。
私が言う失敗とは何でしょう。
値段の割に量が少ない。まずい。無愛想。
あ、当たり前ですね。

やはり京都といえば「鱧」でしょう!
占出山近く、通りすがりに目に留まった「はも」に惹かれて暖簾をくぐりました。
いやいや、それでもペラッとあれば良い方なのかな・・・
と思いつつ、鱧入り御膳を注文しました。

大当たり~
お膳とは別に提供される別皿のお刺身、量がハンパなくて
一皿を取り分けるのか、お店の方に確認してしまったぐらいです。
とても新鮮でいかってます(新鮮でぴちぴちの意)


天ぷらもたっぷり上々、熱々のサクサク。
こちらにも鱧、ちゃんとありました。


そういえば昔、京都出身大阪在住の友人が
大阪のスーパーの鱧なんて!とお怒りだった。
京都でいただく鱧はやっぱり美味しいのか。

お祭りなのにゆっくりさせていただけて、良かったです。



お腹もいっぱい。
水分も摂った。
次は甘味だ、見物だーおおぉー!

到着するなり飯食って元気元気