アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

下鴨神社「さるや」でかき氷

2015-07-22 | おやつ


御手洗祭のおかげさまで汗もひき、爽快ではありますが
楽しみにしていた「かき氷」は外せません。
屋台も出て、境内は大変な賑わいです。
青年会?会議所?で、ちりめん山椒を買い、
写真を撮っていただいたのですが。


チョー恥ずかしい、堂々と、帯留めが横っちょに。


全く気付かず満面の笑み。
あぁ恥ずかしい。
ご親切に、ありがとうございました。

そしてそして、外気は真夏であります。
糺の森の手前にある「さるや」も賑わっています。
注文して桟敷に座って出来上がりを待ちます。
「鴨の氷室の氷」に由来するとのことで
体に悪いはずがありません。


来たよ!
こちらの氷、素晴らしいです!
何と表現したら良いのでしょうか、サラサラのふわふわの、
今まで食べたことがありません。

黒蜜は別容器で提供されます。
エイコさんと琴さんは、イチゴみるくです。
イチゴシロップがゴクゴク飲めるほどの絶品とのこと、また行かねばなりません。

バスで四条河原町まで戻り、
四条寺町のリプトンで休憩して、大阪へ帰りました。


本当は祇園祭の後祭を徘徊しようと思っていたのですが
思いのほか、下鴨さんで長いこと過ごしていたので
ここで力尽きました。

着て行った浴衣は、
ちょっと寂しいからむし浴衣。
昭和の反物を仕立ててもらいました。
少し麻が混じっているのでしょうね。
貝絞りの半幅帯に東風杏さんのガラス帯留め。


来年足つけ神事ではあわてないように、
クリップ持参、ステテコの裾にはゴムが良いかも知れませんね。
お土産はご神水を頂いた鴨のくぼてという茶器。
帯飾りに可愛い双葉葵の根付け。


井浦さんの写真展も入替があるらしいし、
抹茶のカキ氷も食べてみたいし。
あれ?今夏中にもう一回かな?







下鴨神社「御手洗祭(みたらしまつり)」へ

2015-07-22 | キモノ


毎年ニュースで見る足つけ神事へ初めて行きました。
井浦新さんの写真展「御生(Miare)」も見なければ。
出町柳駅に集合し、まずはみたらし茶屋さん近くの喫茶店でランチ。
(行くつもりだった下鴨デリは満員~)
ビーフシチューとワッフルのひと皿をいただきました。


ドリンク付きで満腹に。



「京の夏の旅」
 21年に一度の「上賀茂神社・下鴨神社 式年遷宮」と「お屋敷・庭園」などをテーマに、
 建築・庭園など普段は見学できない文化財が特別公開。

チケットを買って建物に入ると、ガイドさんが詳しく説明してくださいます。
とても丁寧でわかりやすくて、フムフムです。
最後に「神服殿」の中で、井浦新さんの写真展です。

御簾の間から吹いてくる風の心地良さ!
会場に流れる井浦さんの写真と声に癒されました。

というわけで、いよいよ足つけ神事へ向かいます。
足袋と下駄を脱いで(はちきれそう)


300円でろうそくをいただいて
ちゃぷちゃぷと厳かに・・・
たいるちゃん、エイコさん、琴さんと道連れ。


背後から見知らぬ女性がカメラを向けている恐怖の写真。




なんと、今までテレビでは確認していなかったのですが
「ひざ」まで水につかります。
この時点で、右手は浴衣とステテコを握りしめており、
左手にはバッグとろうそくを持っています。


浴衣が濡れてますよ!と言われても、もうどうにもこうにも動かしようがありません。
ひたすら泣き笑いです。
やっとの思いでろうそくに火を灯します。
風で消えます。
また点けます。
また消えます。

焦る心の中を嵐が吹き荒れます。

なんとか最後の岸辺に到着しましたが、棒からろうそくを外す手が足りません。


もう必死のぱっちでしたが、勝ち誇ったような爽快感!
水から上がると、どうぞ体の中からお清めを~
と、お神水を飲ませていただけるんですね。


もうこの時は汗も引いて、このうえない心地よさに包まれております。
浴衣もステテコも、気が付いたら乾いております。
何なんだこの清々しさは!
そういえば、素足で水につかるなんて何年ぶりだろう。
なぜ今まで来なかったのかなぁ~
来年からも達者な限り、行きます!行きましょうね~



『御手洗祭』
平成27年7月19日(日)~26日(日)
  金・土・日・祝日は午前5時30分~午後10時
  平日は午前5時30分~午後9時