みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『船弁慶』後場の稽古開始

2009年11月23日 | お稽古
 来年3月に参加させていただく会にて『船弁慶』の後場を打たせていただくことが決まりました。ということで今回から『船弁慶』をみていただくことになりました。とはいえ・・・言い訳にしたくはありませんが、ここ最近忙しくて、本当は『芦刈』もみてこなくてはいけなかったのでしょうが・・・『船弁慶』だけで・・・(^^;。

 やっぱり打っていて楽しいのですが、しんどい部分もありますし、ある程度のところまでいくと、これを打てばこの手がくるというパターンがあって、ノリが良いと、ついついしてしまう間違いも・・・。まあ、覚えていないというのが最大原因なのですが(汗)早笛も二段なので先日習った『玄象』よりも長いし、次回までにきちんと整理して覚えていかないと・・・。そして「次回は『芦刈』“も”お願いします。」と先生にお願いしてしまったので・・・言ったとおりがんばりましょう・・・。

 いつも、大変な曲を挑戦することになると、「引き受けなければよかった」なんて思ってしまいますが、今回も(苦笑)でも話しの流れ上(?)いまさら引き返すこともできないですし、先生が与えてくださるステップアップのチャンス、そして好きな曲を打てるチャンスだと思って、がんばります!

『玄象』仕上げ。そして次なる課題は・・・

2009年10月25日 | お稽古
 今日は久しぶりのお稽古。着物を着ても、ちょうど良い季節になってきたし、久しぶりに着物を着て出かけようと思ったのですが、雲行きが怪しいので却下(苦笑)今日は『玄象』3回目のお稽古です。とりあえずOKはいただきました。絶対に今日は怒られる・・と覚悟のうえでしたが・・・。以前つけていただいた2度のお稽古日記にも書いていますが、これはかなりしんどいです。出端・早笛・早舞・・・・。「打込」と「打込打返」がたまに混乱してしまうし・・・(^^;。こういったテンポの良いものは打っていて楽しいし好きですが、間がずれると大変。

 そして早くも来年の3月や5月の話しも・・・・(5月なんてつい最近終わったと思ったのに~!)3月の会は『芦刈』がまず決定。もしかしたらもうひとつ打つかもしれません。早笛つながりで、『船弁慶』の後!!です。いつかやりたいと思っていた曲でしたが、具体的な話をいただくとは。『船弁慶』のお能は前場の静御前の舞もとても好きなのですが、対照的な後場の平知盛の場面もかっこよくて好きなんですよね~。
 次回は『芦刈』と『船弁慶』後の2曲のお稽古になります。どちらも初めての曲ですので、大変になりそうですが、やってみたいと思っていた曲を打てるチャンスでもありますので、前向きにがんばりたいと思います。既習の曲と新しい曲の2曲を会で打つので同時稽古というのはありましたが・・・。まだ、決定というわけではないのですが、先生がくださったチャンスです。ありがたく受け止めて、挑戦していこうと思います。

 あと、今日のお稽古は先日買ったiPod nanoのボイスレコーダー機能を使って録音してみました。師匠の謡の声は前のものよりも綺麗に録音できているのですが、鼓の音と自身の掛け声の音が・・・イマイチ・・・。音割れというのかなぁ・・・。甲の音はいいのですが、「ポ」の音が・・・(^^;大きい音はだめなのかなぁ。もうちょっと研究してみよう。置く位置を変えてみるとか・・・(笑)

 というわけで、さっそく明日から(今日ではなく・・・^^;)、予習を開始します。

『玄象』 2回目は通してお稽古

2009年07月20日 | お稽古
 先週のお稽古日が今日に変更されたので、あらかじめ予定していたスケジュールに間に合うように帰るために、早くお稽古をつけていただいて帰らなくては、と早めに出発。いつもは自分の番が終わった後も勉強のためにだいたい最後まで残っているのですが・・・今日は早々に失礼させていただきました。でも先日の花祥会に用事のために行けなかったお稽古仲間のおばさまにしっかりと『道成寺』の観能報告をしてまりいました~。

 さて、今回も前回に引き続き『玄象』のお稽古です。盛りだくさんの内容なので大変です。さらに男舞の前はテンポが変わるところもあるので・・・。前回は男舞の前までのお稽古でしたが、今回はロンギから最後まで。盛りだくさんだからこそ面白い曲ではあるのですけれどね。まだ早舞に慣れていないのと、早舞の後のキリの最初の打ち出しの間がどうにもこうにもだめで間抜けになってしまいました。太鼓や大鼓に頼れない部分もありますので・・・ちゃんときっちり自分の間を取っていかないといけません。早舞は久しぶりに打ったのですが・・・あらら・・・太鼓につられてはいけない部分がすっかり頭から抜けていて、しっかりとつられてしまいました・・・。

 次回は仕上げです。お稽古もサマーバケーションになってしまいがちな今の季節ですが(去年は緊急事態が起きたためにそんな暇はありませんでしたが・・・)、会の直前のようなテンションまではもっていかなくても、だれないようにしないといけませんね。といいつつ・・・毎年この時期はお稽古中だるみ期間になってしまいます(爆)

久しぶりのお稽古 『玄象』

2009年06月28日 | お稽古
 先月は体調不良のためにお休みしてしまったお稽古。基本月1のお稽古なので、1回休むとかなり久しぶり・・・になってしまいます。先月の3日の会以来でしたので、ご挨拶をした時に「顔を忘れそうになります。」と師匠の毒のある(苦笑)言葉に迎えられました(^^:ご心配をおかけしました。私だけ約2ヶ月前の本番の反省会を別個にやるかと思いましたが・・・スルーされました(爆)いいような悪いような・・・。

 さて肝心のお稽古ですが、久しぶりだったのか・・・かなり鈍ってました。自主稽古不足というのもありますが・・・。『融』と同じ早舞の曲で『玄象』です。拍子に合わないところの部分は『融』よりも簡単でしたが・・・・こちらは「早舞」だけでなく、「出端」や「早笛」など盛りだくさん!!「早笛」は竜神や鬼系などの役の登場の囃子事なので、かっこよくきまれば超カッコイイんですけどね~・・・。これは一段ですが、一段の場合と二段ある場合と両方お稽古したので、少し迷ってしまってうまくいきませんでした。今日は早舞への入り方のところまでお稽古をつけていただきました。次はうまくいくように仕上げてこなくては。

 あと、他のお仲間で次に『猩々』に入る方のために「下がり端」の部分を私も一緒にお稽古させていただきました。これ・・難しい・・・。色々とやることが増えてきました。

 さて、そろそろ浴衣の季節・・・と先日も書きましたが、今の季節は浴衣でお稽古です。洋服OKのところの方が多いと思いますけれど、うちは本番は着物だからその動きに少しでもなれるように、と基本的になるべく着物(浴衣)でお稽古・・というところなので・・・今日も浴衣です。といっても浴衣は稽古場で着替えます。真夏はたまに着て出かけることもあるけれど・・・。
 最近の定番の稽古着。稽古の時にしか着ないような浴衣です。



 一歩間違えるとかなり年寄り臭くなってしまいますが(と実際祖母に言われました・・・^^;)「蜻蛉柄」です。これまた渋いといわれますが、私は甲州印傳も好きでして、赤地に白の蜻蛉柄の印傳ストラップもつけています。かわいくて好きだからというのもありますが、「決して後ろ向きに飛ばない」ことから武将に好まれ「勝ち虫」とも呼ばれました。そんな由来の柄を自分のお守り代わりの柄に・・・と思っているのです。他にも好きな柄はありますけれどね(^^;

稽古合宿&本番

2009年05月04日 | お稽古
 3日の本番の前夜に一泊合宿稽古を行い、そのままその足で会場へ向かいました。合宿は静岡の山奥の梅ヶ島温泉。ここ4~5年毎年お世話になっている宿に今回もお世話になりました。ここ何年かは大所帯で夜は宴会~でしたが・・・今回は泊まるメンバーは私含めて弟子が二人(爆)なので食事は食事で楽しみましたが・・・その後が濃密お稽古なのでした。

 特に私が今回打たせていただく『融』は拍子に合わないところが大変難しく、シテ謡の感じで太鼓がどういう風になるか、それにあわせて打ち方を変えて行くので、「ここは稽古のしようがないんだよね・・・」ということで・・・本当にポイント中のポイントだけ頭に叩き込む・・・。ということでなんとかなりました・・・。山奥のせせらぎと鳥のさえずりしか聞こえてこない環境での集中度は、普段とは比べ物にならないのでしょう。


 食事も温泉も楽しみ・・・いざ会場へ。といっても、この会は私たち主催なので、当然裏方仕事も私たちが・・・・いつもなら集合時間より早めに会場入りをして準備しますが・・・やっぱりこういうときって余裕がないんですよね・・。それでも前日の帰宅組の方たちが私たちより早く会場入りされて、いろいろしてくださって助かりましたが・・・。


 申し合わせ(リハーサル)で、初めて太鼓と大鼓、地謡などと一緒に会わせ・・・正直「やばい!!!」と思ったんですよね(爆)太鼓の人にもいろいろアドバイスいただいて・・・本番はなんとかなりました・・・・。拍子に合うところは、言葉や笛などに合わせればいいのですが(暗記で・・・)、拍子に合わない見計らいのところも、まだまだうまくいかないですが、ピタッと囃子方、シテ、地謡に合うと楽しいですよね。本当はもっと颯爽とした融の大臣の舞になればよかったのですが・・・・。いずれまた再挑戦したい曲です。他にも連調がありました。こちらは私がリーダーなので、見えない力でみんなを引っ張って行く責任感が要求されているなぁ・・・と感じ・・・。具体的に声に出して、どうのというわけではなく・・・こういうのって難しいですけどね~(^^;自分も初心の方と一緒に同じ曲を打つことは勉強になりますね。何でもそうだけど。

 けど、やっと皆さんにも認めていただけるようになり・・・とにかくあとは「場数を踏むこと」だそうです・・・。反省点もありますが、とりあえず頭が真っ白になるというような最悪の事態はなかったので自分ではまあよかったとは思います・・・。(今までそういう状態にはなったことはなかったけど)

 あ~あ・・・今日こそ梅ヶ島温泉に行きたいヨ・・・この2日間はあっという間でしたが、充実した日になったと思います。

『融』・・・なんとかいけそう?!

2009年04月19日 | お稽古
 今日はお稽古。初めての本格的な太鼓もののお稽古。拍子に合わないところも多くて大変・・・(能に使う楽器は笛、私が習っている小鼓、大鼓、太鼓がありますが、太鼓は使わない曲も多いので・・・)もうすぐこの曲の発表が迫っているというのに・・・全然覚えられないというか、つかめない・・・1月に「やります」と宣言してしまった自分に多少なりとの後悔、そして「無謀だよな・・・」と思ったものの・・・がんばろうと・・・

 でも今日お稽古をしていただいて・・・・何となくつかめてきたかな~という感じです。太鼓があがってきたところで打つ決まりの手が、そのままついていっていいところとつられてはだめなところがようやく分かりました・・・。とはいえ・・・この部分って単なる暗記だけではいけないので・・・謡の詞章をしっかり覚えるのと・・・外せないポイントを覚えて・・・あとは・・・応用が利くかどうかでしょうかね。


 あ・・・・連調で『船弁慶』もあったけど、こっち全然やってなかった・・・。でもクセの部分は何回かお稽古しているのですぐに思い出せるはず?!?本番直前(本当に直前!!^^;)に合宿稽古もありますので・・・本当に残りの短期間で仕上げようと思います。思います・・じゃなくて・・・「仕上げます」です。

『融』・・・難しい!

2009年03月20日 | お稽古
 先日の名古屋の会が終わり・・・会が終わるとボーっとしちゃう悪い癖がある私・・・でもまた5月までに『融』を仕上げねばならない。1月にがんばります宣言をしてしまったのを少し後悔しつつ・・・。

 今回の『融』で本格的に太鼓が入った曲のお稽古。お能の囃子は笛、小鼓、大鼓はどの曲にもありますが、太鼓が入る曲は限られています。太鼓がこう打ってきたらこうなるというようなルールもあるのですが、つられてしまったり、慣れていないので、ここで太鼓があがってきた?勘違いしたりしてしまいました。早舞は笛の調子も今までのものよりも高いので戸惑うところもありますが、それでも今までの舞の応用編なのでまだなんとかなると思いますが・・・問題は舞の前の拍子に合わないところ。先生もここが一番難しいとおっしゃっていましたが・・・本当に難しい・・・あるところまでは地が2つか3つ入るけれど、そこの部分では絶対にコイ合になるから、と拍子に合わないとはいえ、帳尻を合わせないといけないことも・・・難しい。

 あと一ヶ月半できっちり仕上げられるように、本気でがんばります。そして以前からの課題である“掛け声”ですが、今日は前回の会のことの反省含め・・・・かなりダメだしされました。今までは大きい声を出せばよかったけれど、もうちょっとしっかりした掛け声を掛けられるように・・・と。難しいですよね・・・情けない掛け声なのは重々承知ですけどね・・・男性とは声が違いますから、先生のような掛け声は無理かもしれませんが・・・でも私なりにしっかりした掛け声を練習しないとなぁ・・・。実はこれが一番難しいかもしれません・・・。


 今日は出かけるときは雨。着物で行くつもりでしたが雨だったので却下したら・・・着いたら晴れていた。同じ静岡県でも静岡市はこちらよりも暖かく、桜もかなり咲いていました。↑のは稽古場の桜。

「松虫」を打ってきました

2009年03月08日 | お稽古
 7日は名古屋某舞台で行われた会に参加させていただきました。この会に参加させていただいて早いもので5年目になります。やっと「しっかり舞を打てるようになったね」と声をかけていただき・・「今までごめんなさい。」と思いましたが・・・「今日もごめんなさい」です・・・。不安だった男舞の中よりも・・・キリで失敗してしまいました。大鼓と途中合わなかったり・・・自分の中で拍子が取れていなかったのかなと・・・反省。今後はこの反省を生かして5月の『融』に向けてお稽古をしていきたいと思います。

 ということで、『融』の勉強を始めなくては!!そのために3月は舞台観劇予定はなし。けれど4月、5月・・とお能のスケジュールを入れてしまいました(^^;。『融』は太鼓もの。太鼓のもののお稽古はあまりしたことがないので・・・テンポよく邪魔にならずに打てるようにがんばりたいと思います。

「松虫」仕上げ

2009年03月04日 | お稽古
 先週もこんなことを書いていたと思いますが・・・今週末に「松虫」を打つので、今度こそ最終的な仕上げの稽古をつけていただきました。拍子に合わないところ、シテ謡のところなど、難しいですけれどね・・・ようやく「松虫」の面白さが分かってきたかな・・・と。

 気がつけば・・・もう土曜日に本番ですよ・・・。これでまた実際に笛や大鼓と一緒になると、いつものお稽古と違う雰囲気がありますからね(当たり前!)。間違えないように打つのはもちろんですが、間違えてもすぐに取り戻せるように・・・あともう少しですが、自主稽古しています。

 でもこれが終わったら5月に向けて『融』だ・・・全然やってないよ・・・・。ということで、今月は都合につき観劇予定なし。見たい能とか歌舞伎もあるんだけどねぇ・・・。

「松虫」最終確認

2009年02月24日 | お稽古
 今日はお稽古。先生に最終的に「松虫」をさらっていただきました。お稽古仲間の方が、「松虫」を舞ってくださるので、ちょっとした申し合わせも兼ねてといった感じのお稽古となりました。普段の先生との差し向かいのお稽古とは違って、小鼓を聴いてシテが謡いはじめたり、舞がこうなるという箇所は、お互いの間が重要性というものを痛感。もちろん私も関わる曲ですが、人のお稽古を見ているのも自分の稽古ですね。これにまたお笛と大鼓が加わると・・・・ものすごい緊張感が・・・。

 手組みなどは覚えていることは覚えているのですが、舞の中身などつられないように、普段の自主稽古も最終的に仕上げられるようにしていきます。

バレンタイン稽古♪

2009年02月14日 | お稽古
 昨夜半から明け方にかけてものすごい雨風が・・・。春一番が吹いたとはいえ、夜中3時過ぎにひどい雨音で起きてしまった。それだけならいいんだけれど、雨音にまぎれて聞こえてくる我が愛犬の鳴き声・・・キュンキュン系でしたので心配になって小屋のあるテラスへ。おなかでも悪くなったかなぁと思ったら
 犬小屋が倒れて、ワイヤがその小屋に絡まり身動きが取れない紅が。。。
 もうパジャマが濡れようが構わず慌てて救出。怪我はなかったからよかったけれど・・・びしょぬれで身動きが取れなくて、私の部屋に向かって助けを求めていたんだね・・・気がつくのが遅くてごめんね。台風でも大丈夫だし、こんな天気になるとは思わなかったから油断していたよ・・・今度から気をつけるね。対策もしなくちゃね・・・。


 こんなことが明け方に起こって、午前仕事をして、今日の午後はお稽古でした。来月初めに会で打つことになっている『松虫』を久しぶりにみていただきました。早舞といってもバンシキなので、男舞とほぼ変わらず・・・といっても、二段の途中が少し変わってきたり、キリは緩急がついていて、とても早く自分にとっては大変な曲。通しで稽古をした12月のときよりは若干ましにはなってきたとは思いますが、キリは先生が張り扇で打ってくださる大鼓がないと、打てなかったりする・・・こういうのではいけないんだよな。でもキリは緩急があって大変だけれども好き。とくに「きりぎりす~」のところとかテンションあがります(笑)けれど、一旦間をどこかで外すと1~2クサリ捨てて次にすすんだりしてしまう自分。早い曲ってテンポはよいけれど、一旦躓くと・・・という怖さもあります。なるべくなら間をはずすという文字通り間抜けなことはしたくはないですが、もし間違っても自力で回復できるようにしないと。
 あと一ヶ月もないので、きっちり謡と手組みを覚えなければ。あと一度、月末に稽古をつけていただきます。

 『融』も自主稽古をしておかないとなぁ・・・(^^;きっちりやるのは『松虫』以降ですが・・・。


 そして、今日はバレンタインなので、先生にチョコをプレゼントしました♪って当日じゃなくても、毎年欠かさずプレゼントしていますがね~。手作りにしようかなと思いましたが、前日はなんだかんだで自主稽古に勤しむ弟子ですので(笑)結局、買ってプレゼントです。とはいえ自分がチョコが好きだから、自分が欲しくなってしまうのよね(^^;

初打ち新年会&初稽古

2009年01月12日 | お稽古
 今日は鼓のお稽古の初稽古。その前に、新年会で打ち初めの発表会とお食事会をとあるおすし屋さんのご好意で、そこのお店のお座敷で行いました。独鼓や連吟などの番組です。私は『小袖曽我』のキリを打たせていただきました。こちらは以前にも何度かキリや舞囃子でお稽古していたので、何とかなりました・・・。少し忘れているかな?と慌てて稽古したのですがね・・・やはり積み重ねは大事だと思いました。

 さて、みなさんドキドキの新年会の後は本番のお食事会です(笑)こちらは美味しいものがたくさんあって、お腹いっぱい胸いっぱい・・・。その後移動してお稽古へ。

 稽古中の『松虫』をみていたのですが、師匠に「大小物ばかりで太鼓ものやっていないから、次は早舞やってみる?できる?」・・・ということで予習なしでいきなり太鼓もの稽古(笑)太鼓入り中之舞のお稽古を始める方と一緒に太鼓入り中之舞の稽古をさせていただき、その後個別に早舞の曲『融』を一通り稽古・・・予習なしで・・・・とはいえ、先生もそれはご承知でしたので、謡または唱歌を謡ながら手の名前を新説に教えてくださいましたので、所々全く分からないところがあっても何とかなりました。というかこれからこちらを勉強・・・なのですがね。今までの積み重ねがあるので、手の名前は分かりますが、謡も何もかも頭に入っていないので、言われるがままに打っていたという(苦笑)
 拍子に合う部分はともかく、前半は見計らいの部分が多いので、それが大変そう。ましてや、太鼓が入るものの曲を本格的にお稽古するのは初めてなので・・・。先生に「大丈夫?」と言われると、不安になりますが、「なんとかなる?」じゃなくて、やらなければいつまでたってもできないので、がんばって挑戦してみようと思います。

 これから『融』をみて、次回のお稽古では少しましな状態にしたいと思います。あと、もちろん『松虫』も同時進行ですよん♪

 そして、今日は『融』は1時間正座しっぱなしでお稽古。さすがに足が痛くなりました・・・。お腹いっぱい、部屋が暖かい、帯が苦しいというのもあり・・・最後はかなり苦しかったです。修行が足りませんね・・・(--;。

 画像は師匠からお年玉としていただいた手ぬぐいです。今年も、お稽古がんばります!!

『松虫』通して稽古

2008年12月21日 | お稽古
 今日は『松虫』をサシからキリまで通してみていただく。舞は黄鐘早舞。鼓の手自体は今まで習った男舞と変わらないのですが、二段の中が笛がオロシを吹いてこないので、普通に打てばいいのにつられてしまう・・・。つられないように冷静に考えて打つのが今後の課題です。

 後半もテンポが良すぎる故に、手(この場合は自分の手ね。)がついていかず、終盤もたついてしまいました・・・。ちゃんとできたらカッコイイのでしょうね。しかししんどい~(^^;。

 さて来月は新年会。皆でお食事会・・・・・の前に少しだけ社中ミニ発表会。『小袖曽我』キリを独鼓で打つことになりました。前にもやったところだけど、思い出さないとな・・・。

『松虫』 サシ・クセ・キリ

2008年11月16日 | お稽古
 先月のお稽古はお休みさせていただいたので、久しぶりのお稽古。前回ぼろぼろでした『松虫』クセ・・・。今回は前回よりはbetterだったかな・・・。3月にこの曲を人前で発表するので(内輪の会ですが)それに向けてのお稽古となります。今日はまずキリを見ていただきました。これがすごい早いけれど、うまくいったら面白いだろうなぁ・・・と思いました。「りんりんりんりんとして夜の声。冥々たり。」のあたりが「草ぼうぼうとたる」もついていくのが大変ですけれど面白いですね。あまりにも思っていたよりも早くて混乱しちゃって・・・先生が張扇を放られ「落ち着け~」って・・・(扇は飛んできませんよ・・・)

 サシなども難しいですが、謡をきっちり覚えないと・・・。キリはテンポに合うように稽古していこうと思います。師匠曰く「覚え方が甘い」ということなので・・・・。次回は舞も入れて通して稽古です。

羽衣など

2008年09月21日 | お稽古
 今日は久しぶりのお稽古でした。また来週に人前で演奏する機会があるので、そのお稽古を。連調ですが、年数を重ねると段々と引っ張られる側からリードしていく側に・・・。このメンバー中最年少なんですけど最古参です(苦笑)今回は初心の方たちとご一緒なので、先生がおっしゃるには私が手綱を引っ張ったり緩めたり・・・という調整役をしていく・・・ということらしい・・・。ただ単に打っていればいいというわけではないので、責任重大。来週のこともそんなに詳しく書けませんが、いつものような発表とは違うので、あと一週間、崩れないようにしていきたいです。

 あと『松虫』もサシ・クセを・・・。こちらは少し難しく・・・あまり頭に入っていないこともあり・・また次回・・・。やっぱり謡は大事です(当たり前)。