みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』 (DVD)

2012年06月10日 | 映画(DVD含む)
 先日のテレビ放映の時、すっかり忘れていて、気が付いたら最後のほう。よくわからないまま終わったので、DVDを借りてきました~。

【あらすじ】映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦 - goo 映画より引用。
ある日、春日部でのんびり暮らすしんのすけの前に、国籍不明の少女レモンが現れる。彼女がしんのすけに見せたものは、しんのすけのヒーロー、アクション仮面からのメッセージ。「しんのすけくん、君も今日からアクションスパイだ。正義のために一緒に戦おう!」 すっかりその気になったしんのすけは、レモンの指導のもと、スパイ訓練を開始。訓練が終わればアクション仮面に会えるというレモンの言葉を信じ、いつになくがんばるしんのすけだったが…!?


 映画のクレヨンしんちゃんは、適度なラインの(?)お下品具合や笑いと野原一家の家族の繋がりなどの感動が絶妙にミックスされて、時に泣いてしまいます。でも、今回は野原一家ファイヤー!もかすかべ防衛隊もそんなに活躍はせず、その代わり、謎のスパイ少女レモンちゃんとしんのすけのミッション(というか友情?)メインでしょうかね。
 まあ、面白いには面白いのですが、感動部分はそんなでもないかな~と。「メガヘガデル2」「ヘーデルナ王国」「スカシペシタン王国」「ナーラオ」など・・・お下品なネーミングから連想されるように、メインテーマ(?)は・・・上記3つの言葉から想像してみよう!(自粛・笑)まあ、お子様ってこの手のネタ好きでしょうね・・・。ということで、やはりその“音”がすると、クスッと笑ってしまいます(汗)その悪い人(?)が企んでいることもそのきっかけ(しかも実際にありそう・・というか目撃経験アリ・笑)も・・・あまりにもくだらない~!!(笑)けど、くだらないけど、「人に向けてしない」「人前でやたらとしない」などのマナーは学習できるんじゃないんでしょうか?(笑)

 けど、レモンちゃんの家庭環境と、野原家を比べると・・・家族のあり方についてもちょっと考えてしまいます。レモンちゃんのような“よい子”、たくさんいるんじゃないかな・・?

 あと、スパイなので、しんちゃんは随所でトム・クルーズを意識した発言をたくさんしています(笑)(あ、トムのスパイもの最新作も借りてこなきゃ~!)

 ひたすらくだらなかったですが、たまにはいいかもしれません(笑)まあ、でも今回の個人的ツボは家政婦のエツハラさんですね(笑)あと、エンドロールで、ちゃんとシロのうんちをお片づけしているしんちゃんがよかったな

【余談】 
 先日アニメソングの番組で、しんちゃん役の声優矢島晶子さんが、素で「オラはにんきもの」を歌っていました!びっくり!というか不思議な感じでしたが、素の姿であの歌を聴いて、なぜか感動しました(笑)

『ロック ~わんこの島~』 (DVD)

2012年06月10日 | 映画(DVD含む)
 最近多い犬映画。これもそのひとつです。公開時は特に興味がなかったのですが、実話を元にした映画ということで借りてみました。

【あらすじ】ロック ~わんこの島~ - goo 映画より引用。
太平洋の小さな島、三宅島。そこで民宿を営む野山一家。小学生の芯は、生まれたばかりの子犬に“ロック”と名付け、愛情を注ぐ。2000年8月、三宅島・雄山が大噴火する。島外避難をすることになった野山一家だが、その矢先、ロックがいなくなる。慣れない東京での避難生活が始まるが、必ず島に帰る、ロックは生きてる、という希望を胸に、一家は毎日を懸命に生きていく。そんなある日、芯たちは噴火災害動物救護センターでロックと奇跡の再会を果たす。しかし、避難住宅では犬は飼えない。どんどん体調を崩し弱っていくロック。島にはいつ帰れるかもわからない。様々な不安と葛藤の中、芯はある決意をする……。


 うーん・・・正直に言うと、話の内容は悪くないし、昨年の大震災でこのような動物たちがたくさんいたので、テーマ的(災害のこと、家族やペット、故郷への思い)にもちょうど良いと思います。が・・・・・何か残念というか・・・。もうちょっと、なんとかならなかったのかな?と思いました。
 役者陣も結構良い人ばかりですし、佐藤隆太のお父さんぶりとかぴったりだと思うのですが、なぜかちょっと残念なお母さん(いや麻生さんは結構好きなんだけどね)のあまりにも子どもっぽいお母さんなので、ちょっとイラっとしたり・・・明るいのはいいんだけどね・・・。避難途中に逃げ出して、島にいたわんこも、いなくなったのも見つかったのも唐突すぎるし・・いろいろ唐突すぎる・・・。
 
 この話は、めざましテレビの「きょうのわんこ」で取り上げられたそうなのですが、こういう映画にするよりも、きょうのわんこスタッフで作った映画『わんこザ・ムービー』的な映画にしたほうがよかったのではないかな?と思いました。

 でも、これを見て、去年の震災でも漂流がれきの上にいて助かったわんこのことを思い出したり、報道はされなくても、保護されたり、あるいは残念なことになってしまった動物たちもたくさんいることを痛感しました・・・。なんだか映画についてはイマイチなんて書いてしまいましたが、この映画でよかったところのひとつは、避難先で一緒に犬と暮らせない子どもが、自分で里親に出すことを決断するところです。まだこのように、飼い主が分かっていて、ちゃんとした里親さんに預けられることは、災害にあってしまうことや一緒に暮らせないのは辛いことですが、まだ幸運なほうかもしれませんね。
 私も、いつ大地震が来てもおかしくない地域(そんなこと言ったら日本中どこでもそうかもしれませんけど)、そして箱根も富士山も近くですからね・・・いつこのような状況になるか分かりませんし、東北ではたくさんの“ロックたち”がいることを忘れてはいけませんね。