静浜基地航空祭～基地開庁５５周年記念～ その４・ブルーインパルス（２）

　続いて、レター・エイトという課目。参考資料（『自衛隊おでかけぴあ』）によると、「会場後方から１～４番機がダイヤモンド隊形で進入。１～３番機は右旋回をスタートし、残る４番機が最大性能で左に３６０度旋回する。３機が大きく３６０度旋回している間に、４番機は旋回の内側を飛行して隊形に合流。最後はまたダイヤモンドで会場左手に抜ける。結果、スモークは“８”」というものです。８の字のスモークは撮れませんでしたが（笑）４番機がすごいですね！合流できるか？とドキドキしてしまいます！




　これは４番機が単独で○を作っているところ。ついつい４番機を追ってしまいます（笑）



　４番機が合流すると１番機がスモークオフして、４番機がスモークオン！（４番機が３機を追いかけている時はスモークオフ）




　これ・・・凄すぎて撮れない５番機と６番機が向かい合ってすれ違うオポジット・コンテニュアスロールというものですが・・・すれ違った後です（笑）これ、本当にすごいんです！「ぶつからないの？」と思ってしまいます。５、６番機のソロ課目ってヒヤヒヤしながら見るすごい課目ですよね。そこがカッコイイのです～～！！




　４シップ・インバードでは、４機が途中で背面になり、ダイヤモンドで背面飛行をします！！




　おなじみのキューピッド

　５・６番機がハートを描いて・・・




　４番機の矢がハートに刺さり・・・



　そして４番機の矢がハートを貫きました

　やっぱり、これは一番キュートな課目ですよね♪（これに限らずですが、やっている方はハードでしょうが）見ているこちらのハートにも見えない矢が刺さってしまいましたああ・・・カッコイイ～～！！

　
　つづく。

静浜基地航空祭～基地開庁５５周年記念～ その３・ブルーインパルス（１）

　午後は一番のお目当てであるブルーインパルスです！プログラムのタイムスケジュールには１３時４５分くらいからを予定していましたが、静岡空港との空域調整のために約３０分くらい遅れてのショー開始となりました。・・・まあ、事故が起きてはいけませんから、仕方ないことですが・・・内心「滅多に飛行機が来ない空港のくせに・・・」と思ったのは私だけではないはずです（笑）

　それはともかく・・・静浜基地でのブルーは、浜松基地で離発着というリモートになりますので、「どこからくるんだ？」とワクワクしながら待っています。もちろんアナウンス（この日は５番機見習いの澤村さんだと思われます）で会場のどちら側から進入してくるかはわかりますが・・・いきなりそこから来たか～～！！という１～４番機のファンブレイク（ダイヤモンド隊形で進入）でした！！もちろん撮る余裕もなく「かっこいい～～～！！」と言うだけでした（笑）続いて５番機、６番機もそれぞれソロで進入。ああ、かっこよすぎる開始からしばらくの演目は、ロクな写真ないので載せられません（笑）あと、目の前に背の高い女性もいるので、写りこんでしまっていますが、お許しを。




　レインフォール・・・下向きに降下・・・



　開き始めました・・・



　私はちょうど会場のど真ん中にいたので、１番機がすぐ頭上を飛んでいきました！大迫力です！！ちなみに１番機のパイロット友田３佐（飛行班長）は静岡県出身！！翌日の静岡新聞には「部隊を率い“凱旋”」という友田さんの記事が載っていました！静岡の誇りですね～！

　続いて５番機のソロ演技バーティカル・クライム・ロールです。日本語に訳すと・・「垂直、昇る、転がる」？（笑）やっぱり５番機は、すごいな～～！！



　まっすぐ進入してきて・・



　太陽に向かって一気に垂直にぐるぐる回転しながら急上昇！！！（まさにバーティカル・クライム・ロール）もう、本当惚れ惚れしちゃいます



　６番機のソロ演技スロー・ロールゆっくりと３６０度回転しながらの飛行ですが、ゆっくりというのが難しいとのこと。これはたまたま背面になっているところを、画面ギリギリに収められました（笑）




　トレイル・トゥ・ダイヤモンド・ループ・・・トレイルというのは↑の写真のような隊形。手元資料（『自衛隊おでかけぴあ』）によると、１番機が先頭で、そのやや後方下方に２番機、そのまたやや後方下方に３番機・・・という隊形。そのトレイル隊形から・・・



　ダイヤモンド隊形になっての上昇！！・・・からの・・・



　ループ！！（ああ・・・ちょうど良い感じに収められませんね・・・トリミングしようかと思いましたが、敢えてそのままで載せます）







　５番機と６番機によるハーフ・スロー・ロールです。切れていますが、載せます（笑）密着しながらの飛行は、信頼も必要でしょうが・・・日々の努力の賜物ですよね。（もちろん元々持っている才能もあるのでしょうが）

　つづく。