『クジラの彼』に続いて、有川さんの書く自衛隊ラブコメ第2弾(?)です。前作は『海の底』『空の中』のスピンオフ作品もあったので、そちらも読んでから読んだほうがより楽しめるのかな?という感じでしたが(私は2冊を読んでから読みましたので)、こちらはスピンオフはありませんので、今まで有川作品を読んだことがない人でもこれだけでも楽しめると思います。スピンオフ的なものはないし、前作同様短編集ですが、最初のエピと最後のエピがナイス構成です!!
エピソードは「ラブコメ今昔」「軍事とオタクと彼」「広報官、走る!」「青い衝撃」「秘め事」「ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編」の計6編です。いずれも自衛官の恋愛(結婚)を描いた物語です。
やっぱり有川さんはベタ甘です。読みながら何度キュンとしたことか(笑)現実にありそうだけれども、でも現実だったら甘すぎるかもしれないし、ここまで奇麗事ではないかもしれない。(隊内結婚者の離婚率の高さなど現実的なことにもちらっと触れていたけれど)有川さんの書くお話は、みんな不器用でまっすぐで純粋で真面目で・・・「こうありたい」と思う理想かもしれない。だから、有川作品が好きなのかなと感じました。まあ、安心しながら読めるというのもありますし、最近自衛隊マニアになりつつある私にとってもツボなお話ばかりというのもありますけれど。
さて、どのエピソードも面白かったですが、とくに「軍事とオタクと彼」と「秘め事」には泣いてしまいました。泣いたポイントは、甘さの部分ではなくて、自衛官さんたちの使命感や覚悟について・・・。「軍事と~」はオタクな年下の彼は海上自衛官で、海外派遣され、「秘め事」で上官の娘と付き合っている彼は・・・というよりも、二人の内緒の恋を応援してくれていた彼の仲間がヘリコプターの事故で亡くなってしまいます。よく夫婦ケンカをしても、絶対に翌朝はそのことは忘れて(?)「いってらっしゃい」と声をかけるというのはよく聞きます。(自衛官だけではないけれど。)私の身の回りにも、ご主人が自衛官という方が何人かいるけれど・・・そういう気持ちでいるんだろうな~なんて思いました。ただのベタ甘ではなく、こういったこともちゃんと書いているのが有川作品の良さですね!!
それぞれのエピソードの若い主人公たちもよいのですが、「ラブコメ今昔」の今村二佐や「秘め事」の水田三佐など、ガンコで不器用だけど、一本気でまじめで、ザ・自衛官という感じのオジサマが萌えツボです(笑)
エピソードは「ラブコメ今昔」「軍事とオタクと彼」「広報官、走る!」「青い衝撃」「秘め事」「ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編」の計6編です。いずれも自衛官の恋愛(結婚)を描いた物語です。
やっぱり有川さんはベタ甘です。読みながら何度キュンとしたことか(笑)現実にありそうだけれども、でも現実だったら甘すぎるかもしれないし、ここまで奇麗事ではないかもしれない。(隊内結婚者の離婚率の高さなど現実的なことにもちらっと触れていたけれど)有川さんの書くお話は、みんな不器用でまっすぐで純粋で真面目で・・・「こうありたい」と思う理想かもしれない。だから、有川作品が好きなのかなと感じました。まあ、安心しながら読めるというのもありますし、最近自衛隊マニアになりつつある私にとってもツボなお話ばかりというのもありますけれど。
さて、どのエピソードも面白かったですが、とくに「軍事とオタクと彼」と「秘め事」には泣いてしまいました。泣いたポイントは、甘さの部分ではなくて、自衛官さんたちの使命感や覚悟について・・・。「軍事と~」はオタクな年下の彼は海上自衛官で、海外派遣され、「秘め事」で上官の娘と付き合っている彼は・・・というよりも、二人の内緒の恋を応援してくれていた彼の仲間がヘリコプターの事故で亡くなってしまいます。よく夫婦ケンカをしても、絶対に翌朝はそのことは忘れて(?)「いってらっしゃい」と声をかけるというのはよく聞きます。(自衛官だけではないけれど。)私の身の回りにも、ご主人が自衛官という方が何人かいるけれど・・・そういう気持ちでいるんだろうな~なんて思いました。ただのベタ甘ではなく、こういったこともちゃんと書いているのが有川作品の良さですね!!
それぞれのエピソードの若い主人公たちもよいのですが、「ラブコメ今昔」の今村二佐や「秘め事」の水田三佐など、ガンコで不器用だけど、一本気でまじめで、ザ・自衛官という感じのオジサマが萌えツボです(笑)
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