みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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『空へ-救いの翼 Rescue Wings-』 (DVD)

2012年09月21日 | 映画(DVD含む)
 公開時に気になっていたのですが・・・レンタルで目立つところにあるわけではなく、忘れていたのですが・・・たまたま、旧作のアクション時代劇コーナーで、忘れた頃にやっと見つけたので借りてきました。

【あらすじ】空へ-救いの翼 Rescue Wings- - goo 映画より引用。
航空自衛隊、航空救難隊のヘリを操縦する遥風(はるか)は、かつて母の命を救ってくれた救難団に憧れ、パイロットとなった訓練生。時に命を落とすこともあるという厳しい訓練を日々行っていた。ある日、嵐の海で漁船が座礁。遥風が初の任務に就いた。漁船は大波に翻弄され、救助は難航。そして目の前で漁船は海に飲み込まれてしまった。漁船に乗る人々を助けることが出来ずに落ち込む遥風を周囲は励ますが、現実は容赦しなかった。


 主演の高山侑子は、お父さんが航空救難隊の救難員でしたが、訓練中の事故で殉職されているそうです。そんな彼女の映画初主演作品が救難員の役とは、運命的ですね。それだけで、ぐっとくるものがあります。

 映画としては、地味という評価もあるそうですが、私はこういうのに興味があるから、面白く(funny的なものではなく)鑑賞しました。『海猿』シリーズはちゃんと見たことがないですが、海猿みたいな派手さ(エンターテイメント性)などはないかもしれません。けれど、航空機も基地も本物ですし、自衛隊のお仕事ムービーという感じで実直なつくりになっていたかな?と思います。ま、冷静に見ると、演技も拙い部分もありますし(若手さん)、映画としての面白さ(話の筋?)としては、今ひとつかもしれませんが、でも私は面白く最後まで見ることができました!主演もそうだけど、女性自衛官にもスポットが当たっているからというのもあるからかもしれません。
 (そういえば・・・某基地の管制を見学する機会があったのですが、熱心に見学&質問したりしていたのもあるのか、おねえさん自衛官に「女性でも活躍できる現場です!(キリッ)」と勧誘されたことがありますが・・・・年齢オーバーでしたので
・・・そのときのおねえさんを思い出しました!)

 航空救難隊の訓練のドキュメントは見たことがありますが、人を救うために極限まで挑む訓練は本当にすごい!そんな厳しい訓練を乗り越えた彼らが出動するときは「最後の砦」的な状況とのことですが、時には、全員の救助を諦めざるを得ないこともある。引き返さないといけない状況にもある・・。人を救いたいという強い思いで、女性パイロットになったのに、現実は厳しいものもある・・・。けれど、一歩一歩前進する遥風が良かったです!個人的には、めがねっ娘整備員のベタさ(あの事故もフラグといった感じで・・・)も良かったけどね。

 そして、UH-60もカッコイイですが、F-15も超かっこよかった!!!航空祭に行ってみたいなぁ・・・


 映画の感想とは違いますが、昨年の3.11の翌朝、我が家上空をUH-60が3機編隊で東の空へ飛んでいくのを見ました。青かったので、「救難団かな?東北に行くんだ・・・がんばってください!!みんなを助けてください」と思いながら、手を振りました。そんなことも思い出しながら、これを見ました。


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