川本喜八郎作品集 PIBA-3032
先日、図書館でビデオを見つけて借りてきました。川本喜八郎さんは、人形アニメーションの作家として有名で、NHK『三国志』でおなじみの方。現在『死者の書』が公開されています。
この『道成寺』は、短編で20分くらいです。お能や歌舞伎でも人気の道成寺ですが、この作品は、鐘供養に来た白拍子(実は蛇体)が道成寺に来て舞う・・・のではなく、安珍清姫伝説の作品。wikipedia 安珍清姫伝説
台詞は一切無く、音楽と人形の表情で淡々と進んでいくのですが、先日見た文楽ともまた違った人形のお芝居に引き込まれました。やはり綺麗なお人形はとても素敵ですね。台詞がないので、基本知識があった方が楽しめると思いますが、なくても理解できると思いますし、こういうのもまた面白いと思います。琵琶の音(?)とにかく音楽も印象的です。
清姫が、それは怖い。蛇体じゃなくても・・・^^;。夜這いしようとするし(笑)安珍は綺麗で惚れられてしまうのですが、必死に逃げます。騙されたと知った清姫は蛇体になって、道成寺の鐘に逃げ込んだ安珍を焼き殺してしまいます・・・。と、ここまでが映像化されていますので、お能や歌舞伎の道成寺もののプロローグといった感じですね。なかなか面白かったです。
同時に収録されている『鬼』も文楽の三味線の方が音楽に参加されていて、印象的でした。こちらも10分足らずの短編ですが、これも面白かったです。『死者の書』も見てみたいですし(地元での上演は絶対ないだろうなぁ)、『三国志』『平家物語』も再放送してくれないかな?と思いました。
・・・で多分川本喜八郎さんの人形での『三国志』の公演を高校の芸術鑑賞会で見た気がする・・・・とこの記事を書きながら思っていたのですが。NHKと同じ人だったはず・・・じゃ多分川本さんの人形を見たのかな?・・・^^;と思い、ネットで調べてみると、川本さんの人形、ジェームス三木さんの脚本での舞台公演が現在も上演されているそうです。そうだ・・・確かに中国の方が人形を操っていた!!!記憶は確かだったようです(笑)あと、語りの日本人もいたような・・・。劉備の人形が他の武将よりも綺麗だったり、漢文の授業で読んだ「三顧の礼」のシーンや、「赤壁の戦い」のダイナミックさは今も記憶にあります。あれで、『三国志』に興味を持って、漫画『三国志』(横山光輝氏)とか読みまくりました(笑)はまりやすい性格は高校の頃から変わっていないようです。思い出したら、やっぱりまた『三国志』を見たくなりました(笑)
先日、図書館でビデオを見つけて借りてきました。川本喜八郎さんは、人形アニメーションの作家として有名で、NHK『三国志』でおなじみの方。現在『死者の書』が公開されています。
この『道成寺』は、短編で20分くらいです。お能や歌舞伎でも人気の道成寺ですが、この作品は、鐘供養に来た白拍子(実は蛇体)が道成寺に来て舞う・・・のではなく、安珍清姫伝説の作品。wikipedia 安珍清姫伝説
台詞は一切無く、音楽と人形の表情で淡々と進んでいくのですが、先日見た文楽ともまた違った人形のお芝居に引き込まれました。やはり綺麗なお人形はとても素敵ですね。台詞がないので、基本知識があった方が楽しめると思いますが、なくても理解できると思いますし、こういうのもまた面白いと思います。琵琶の音(?)とにかく音楽も印象的です。
清姫が、それは怖い。蛇体じゃなくても・・・^^;。夜這いしようとするし(笑)安珍は綺麗で惚れられてしまうのですが、必死に逃げます。騙されたと知った清姫は蛇体になって、道成寺の鐘に逃げ込んだ安珍を焼き殺してしまいます・・・。と、ここまでが映像化されていますので、お能や歌舞伎の道成寺もののプロローグといった感じですね。なかなか面白かったです。
同時に収録されている『鬼』も文楽の三味線の方が音楽に参加されていて、印象的でした。こちらも10分足らずの短編ですが、これも面白かったです。『死者の書』も見てみたいですし(地元での上演は絶対ないだろうなぁ)、『三国志』『平家物語』も再放送してくれないかな?と思いました。
・・・で多分川本喜八郎さんの人形での『三国志』の公演を高校の芸術鑑賞会で見た気がする・・・・とこの記事を書きながら思っていたのですが。NHKと同じ人だったはず・・・じゃ多分川本さんの人形を見たのかな?・・・^^;と思い、ネットで調べてみると、川本さんの人形、ジェームス三木さんの脚本での舞台公演が現在も上演されているそうです。そうだ・・・確かに中国の方が人形を操っていた!!!記憶は確かだったようです(笑)あと、語りの日本人もいたような・・・。劉備の人形が他の武将よりも綺麗だったり、漢文の授業で読んだ「三顧の礼」のシーンや、「赤壁の戦い」のダイナミックさは今も記憶にあります。あれで、『三国志』に興味を持って、漫画『三国志』(横山光輝氏)とか読みまくりました(笑)はまりやすい性格は高校の頃から変わっていないようです。思い出したら、やっぱりまた『三国志』を見たくなりました(笑)
やっぱり静岡はとばされるのですねぇ。だけど、そのうち回ってきて欲しい!!この時期に名古屋に行くことがもしあれば見たいですね。だけど過去の作品も上演だなんて素敵な企画ですね。
公開講座もとても気になります〜。
『三国志』全巻図書館にあったので、少しずつ借りて見たいです。
『死者の書』5月27日~6月16日
<川本喜八郎アニメーション>
『アサヒビールCM集』『鬼』『旅』他 5月27日~29日
『火宅』『道成寺』他 5月30日~6月2日
会場はともにシネマスコーレです。
シネマスコーレ
http://www.cinemaskhole.co.jp/
また、今月末には、川本監督作品の上映とトークイベントがあります。
同朋大学(名古屋市中村区)の公開講座です。
【同朋大学公開講座】
http://www.doho.ac.jp/kouza/20060428.html
映画の仕事師と語る② ~人形アニメーションと日本~
4月28日(金)16時 開場 16時30分開演
参加費無料
定員制(申し込みが必要のようです)
第一部 座談会 川本 喜八郎監督 他
第二部 映画『蓮如とその母』上映
確かに子供むけじゃないかも。『三国志』とかは子供も大人も楽しめるけど、道成寺はなぁ・・・^^;ちょっと過激かもしれません^^;確かにレンタルにはない類ですね。図書館映像コーナーへゴー!
映像ライブラリーとか行ってさがしてみたらあるかな~。なんせビデオ屋にはなかったもんで。
ご主人へのプレゼント素敵です。『三国志』も『タイムボカン』も!!!三国志は図書館辺りにありそうなので、今度探してみます(笑)
<若菜さん
『死者の書』ご覧になられたのですね。宮沢りえさんと、お能の人は観世銕之丞さんが出演だったような・・・。東京まで映画を見に行けませんが、ビデオとかになったら見てみたいな。若菜さんにとっては親近感ある映画なんですね(^^)
<asariさん
図書館には別の短編のビデオもあったのでまた借りてみたいと思います。
道成寺はテレビでも放送されていたのですか!!お人形も音楽も背景の美術もとても印象的で、私も引き込まれてしまいました。
先月ユーロスペースで川本喜八郎さんの作品を纏めて上演していたんですよ。行こう行こうと思っているうちに見逃してしまいました。
「道成寺」は偶然テレビ放映されているのを観たことがあるのですが、なんとなく観ていたのがいつの間にかすっかり見入ってしまった記憶があります。
図書館でも貸し出ししているところがあるのですね。今度探してみようと思います。
主人公の声=宮沢りえさんだったんですよ。お能の方も声のご出演していたような?
たまたま、お茶の先生の弟さんがこの映画に関っていて、前売り券を頂いたんです。
岩波ホールで見たのですが、ほぼ満員でしたよ。
『死者の書』の折口信夫先生は母校の先生なので、親近感湧きました。
でもストーリーはムズカシめです。
ちなみに次の年は『タイムボカン』を全巻(笑)。