みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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『おまえうまそうだな』 (DVD)

2011年03月08日 | 映画(DVD含む)
 絵本の存在は知っていましたが、読んだことはなく、なぜ興味を持ったかというと、公開当時、私の通うシネコンで原作者の宮西さんの読み聞かせ会や親子鑑賞会などが行われて、そこのシネコンではかなり宣伝されていたからです。宮西さんがシネコンがある町のご出身ということでこのようなイベントが行われていたのですが、子供向けだったり親子向けだったり・・・さすがに独り身は参加は控えます(笑)ということでDVDで早速鑑賞。

【あらすじ】おまえうまそうだな - goo 映画より引用。
草食恐竜マイアサウラに育てられた肉食恐竜ティラノサウルスのハート。ある日自分が母親とは違う“肉食い”だということを知り、家出してしまう。立派な肉食いに成長し、草原を歩いていたハートは、ある日たまごを見つける。そのたまごから生まれて来たアンキロサウルスの赤ちゃんに「おまえうまそうだな」と声をかけると、赤ちゃんは自分がハートの子どもで、“ウマソウ”という名前なのだと思い込み、ハートになついてくる…。


 ポケモンは微妙に世代が違うため分からないのですが、なんか・・・ピンクの恐竜がポケモンみたい(ウマソウ)と思ったのが第一印象(笑)大人目線で見ると、「本当ならこの段階で絶対喰われちゃうだろうな」とか邪なことを考えてしまいますが・・・でも純粋に良いアニメだったと思います。小さい子どもも楽しめると思いますし、特に小さいお子さんを持つ親御さんは泣いちゃうかもしれませんね。実の親子関係でない親子関係。草食竜に育てられたハートが自分が肉食竜であることに本能的に気がついてしまう場面や、食べられそうになったウマソウを助けたり、そしてラストもベタかもしれないし単純かもしれませんけれど、もしかしたら奥深いのではないか?という内容でした。

 声の出演は最初は気にしていなかったのですが、あの有名子役君が出ていたのね!あと別所さんもなかなかよかった!

 絵本も機会があれば読んでみようと思います。

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14 コメント

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大変申し訳ありませんが個人的にはこの映画は絵柄、内容、スタッフで色々気になった所がありました (JH)
2012-06-07 03:44:22
この映画は絵柄、内容、スタッフで色々気になった所がありました。気分を害すかもしれないので覚悟してください。

映画版は原作者の人が「絵本とは違うのを」と頼んだと知りましけど気になりました。

絵柄については「あまり子供向け作品に詳しくない人が考えた」か「子供向けならこんな感じで良いかな?」感が強くて残念たと思いました。子供向けに詳しい人なら、子供向けなりに魅せるデザインにしそうです。アンパンマンとかは上手く魅せてると思います。アンパンマンなんかもアニメは原作絵本と絵柄は違いますがあっちのアニメはシンプル、動かしさ、より幼児受けを重視していながらも魅せるような感じが出てます。
おまうま映画のキャラデザ・総作画の人は後にマジックツリーハウスもやってますが、そちらでは良い感じなんですけどね。

内容については、誰向けなのか良くわかりませんでした。子供向けメインとして見るには過激ですし、中高生~大人向けメインとして見るには子供っぽいと思いました。捕食とか戦闘とかその他の描写は規制多い最近(ここ2,3年)の子供向けとしては頑張ったかと思います。自然界の厳しさもライトとハートが生まれる前から出てたと思います(卵がライトとハートの以外全滅)。世界観や設定や戦闘等は結構厳しい感じです。しかし、それ以外がよくある子供向けって感じがしたので何だか中途半端かな?と思いました。 (自分が完全子供向け、完全中高生以上向けとはっきり分かれてる物でないとすっきりしないタイプかもしれませんが)

スタッフについては、脚本家はわかりませんが監督は過去の履歴を見ると最近はあまり子供向けらしい仕事はしておらず、「おまえうまそうだな」が初監督?みたいですね。その辺も、「あまり子供向けに詳しくないのかな?」「誰向けか中途半端」と思わされる部分かもしれません。

ギャグとシリアスの気合が違ってて、シリアスシーンの方が上手くてギャップすら感じました。推測ですが「描きたい物」(中高生~大人っぽさ)と「描くべき物」(子供っぽさ)で混乱したんじゃないかとすら思いました。

この特徴は2011年の忍たま映画でも感じられました(監督がおまうま映画と同じj藤森さん)。

藤森さんはたまにTVシリーズの忍たまに演出、もしくは絵コンテとして来る事があるのですが最近はあまり子供向けらしくない回を担当してます。
17期で演出として来た時は普段の10分アニメの単発話とは思えないアクションシーンも目立ちました。19期で絵コンテとして来た時は、普段の10分アニメの単発話とは異質の全体的に静かな雰囲気でした。
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Unknown (みゆみゆ@管理人)
2012-06-07 20:08:53
★JHさん
原作があるものなどはもちろんそういう方もたくさんいらっしゃるでしょうが、いろいろご意見もあることだと思いますし、当然だと思っていますので・・・。

私はまだ原作を読んでないし、事情にはあまり詳しくないのですが・・・(^^;
子ども向けって、子どもに伝えたいことなどもあるから大人目線もくわわるのかな?とも思っていますし、
多々、子ども向けだな~とは思っても、自分が子どもを持つ立場になったら、一緒に見たいな~というものもあります(^^)
線引きって私はあまり気にしないかもしれません。

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補足してすみません。 (JH)
2012-06-16 17:30:39
子供向けとか大人向けにも色々あると思います。なのでまとめて言う事は出来ません。
子供向けが得意と言っても「単純、簡単なもの、荒唐無稽が得意」な人と「子供向けだからこその真剣なものが得意」な人がいます。
大人向けが得意といっても「萌え、エロ、腐向けが得意」な人と「高度でマニアックなものが得意」な人がいます。

映画は全体的に子供向けに向いてない又はそれに詳しくないメインスタッフに無理矢理「子供向けの物」を作らせたら
大体あんな感じになるんのでは?って思いました。
それに「子供向けの物」と言っても最近(ここ2,3年)のものと数年前までのものとは違うと思います。
最近は昔より規制が厳しくなっていて平成ライダーでも今の明るい感じになっています。
また以前なら朝・夕方に放送してそうなものでも今なら深夜放送になる事もあります。

映画はギャグとシリアスの気合が違ってて、シリアスシーンの演出の方が上手くてギャップすら感じました。
個人的にシリアス演出の方にグッと来た事から、「作り手は描きたい物と描くべき物で混乱したのでは?」と思ってしまいまいした。
ここで言う「描きたい物」は中高生~大人向けのバトルや弱肉強食や捕食や死亡?キャラ描写等で「描くべき物」は映画版は映画版で親子向けのほのぼのや有り触れたお涙頂戴部分を指しています。
(自分が子供向け、中高生~大人向けとはっきり分かれてるものでないと落ち着かないタイプなのかもしれませんが)
死亡?キャラはモブの恐竜(冒頭の潰された卵、中盤?の三本ツノとそれに倒された恐竜、タマゴ山が噴火した後に倒れてる恐竜)と「ゴンザ」という肉食恐竜です。

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Unknown (みゆみゆ@管理人)
2012-06-17 23:12:55
★JHさん
私は原作も読んでませんし、1年以上前に一度きりしか見ていませんので、忘れているところもありますし、あまり詳しいコメントをできませんが、いろいろなご意見があるでしょうね。
うまくコメントできませんし、完全なる子どもむけアニメもありますし、あるべきだと思いますが、うーん・・一緒に楽しめるというか、子どもも楽しめるものは大人もきっと楽しめる・・と私は思ったりもします。
なんか前のコメントと被った内容になってしまいました(^^;
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この映画の本当の面白さ (会館)
2012-07-28 02:05:18
本当に面白い所はバトルとか美術とか食物連鎖に基づいた描写だと思います。しかし、残念な事にこれらはあくまでも味付けレベルで、本当の主軸は絵柄通りの単純なハートフル親子物語ですからね~。

この映画の違和感は「主軸よりも味付け部分のが面白い」ことと「その味付け部分が絵柄と主軸に全く合ってない」という事だと思います。バトルとか弱肉強食に基づいた描写という硬派な要素は、単純な絵柄と主軸と相性が良くないと思います。

そしておまえうまそうだなはスーパーアクションアニメに選ばれた事もあります。絵柄や主軸だけみたらそういう映画じゃないんですけどね。
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この映画はだめですね (むぎちゃ)
2012-08-25 12:24:15
作り手は多分、「幼児の映画なんだからこれで十分だろう」って見くびって作ったんだと思います。
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今更だけどおまうまは (絶太)
2012-10-06 01:43:56
去年のアニメージュの8月号のこの人に話を聞きたいでおまうまの藤森監督のインタビューが載んでたのを見たのでがぶっちゃけ、ただの親子物っていうのは監督に失礼な気もしました。2011年アニメージュ8月号はAMAZONで中古販売しています。

上層部の意向はどうだか知りませんが、監督としては「捕食する側とされる側のテーマの話だったから、やっぱりそこから逃げて作る事は出来ない」「自然描写も含めて、ちょっとリアルに世界観を作らなくてはいけない」「人の生き死についてはあまり嘘をついちゃいけないと思う」 と寧ろ客観的とも言える発言もしていました。生き死に関しては、忍たまの映画についても「そこのギリギリのところをどこかなどこかなと探りながら作ったという部分はありますよね」と言っていました。

プロデューサーからは「とにかく女の人が泣ける話を」と言われたようですが、それについても「人が死ぬか別れるかと言う小手先のテクニックで泣かせたくない」って言ってるんであって”可哀想な話”が嫌だと言ったわけではありません。実際、キャラが死ぬシーンで泣かせるより虚しさとか冷徹さを表してる漫画アニメドラマはあります。ゴンザが倒れる所も泣ける演出というより、無常さを感じられる演出だったと思います。(悪い意味ではなく)
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一応続きです。 (絶太)
2012-10-07 06:22:33
いずれも子供向けという媒体上、表現規制の問題があっただろうというのは考慮しています。

個人的にプロデューサーの「とにかく女の人が泣ける話」という要望や企画や宣伝の「心温まる」を強調が無茶だと思いました。大人の事情は知りませんが。仮にも恐竜世界で捕食者と非捕食者の問題も出てくる映画なのに「女の人が泣ける」「心温まる」路線ばかり押し付けられても・・・と思いました(作品にある要素の1つとしては良いのですが)。子供だって場合によってはシビアだし媚びられるのを嫌になる事はあると思います。子供向けの作品や書籍でも子供にわかるように伝えた、ハードな話のやつもありますし。

「女の人が泣ける」というのは死の描写についても綺麗事のイメージがありましたので。本当にハードなものは死の描写についても「泣ける~」ってよりも冷徹さを表す事が多いと思います。昭和時代にあったやなせたかしさんの「チリンの鈴」も死が出てきますが、泣かせる為のシーンではなく厳しさや虚しさを表したものでした。

そしてインタビューの画像はURL先の「今更だけどおまえうまそうだな」というタイトルのコメントの部分の画像です。
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おまえうまそううだなは企画段階で (絶太)
2012-10-12 11:17:44
原作については知らないので何とも言えませんが、映画のプロデューサーの「とにかく女の人が泣ける話」という要望や企画や宣伝の「心温まる」路線の強調は無茶だと思いました。野生の恐竜の話を「心温まる」「女の人が泣ける」路線を全面に押し出そうとした映画の企画は無理があったと思います。そして、そういう意図を受け入れて作るとなると、どうしても中途半端な出来になってしまうのでは?、と思います。

仮にも恐竜世界で捕食者と非捕食者の問題も出てくる映画で、ショートアニメや漫画でもないのに「女の人が泣ける」「心温まる」路線ばかり与えられて、それを受け入れながら作るスタッフも苦労したのでは?と思ったのも事実です。

作品にある要素の1つとしては良いのですが。例えば恐竜物ならハードな世界があってその中で、生まれる愛や友情が良いのです。なのでやたら、「女の人が泣ける」「心温まる」ばかり強調するとハードな世界の中で生まれる愛や友情の良さも半減しますし、作品としても抑揚のないものになると思います。子供だって場合によってはシビアだし媚びられるのを嫌になる事はあると思います。子供向けの作品や書籍でも子供にわかるように伝えた、ハードな話のやつもあります。

おまえうまそうだなのスタッフは「捕食する側とされる側のテーマの話だったから、やっぱりそこから逃げて作る事は出来ない」「自然描写も含めて、ちょっとリアルに世界観を作らなくてはいけない」「人の生き死についてはあまり嘘をついちゃいけないと思う」 と寧ろ客観的とも言える発言”も”していました。お母さん恐竜がまた子供を生んだ所についても「お母さんにも普通の女性としての性がある」「生々しい感じが出るといいなとは思っていました。」と発言していましたからね。ちなみに2011年アニメージュ8月号の「この人に聞きたい」というインタビューで発言していました。このような発言を見て上層部の拘りとスタッフの拘りが多少なりとも違ったのかな、と思いました。いずれも子供向けという媒体や企画の都合もあって、表現規制の制約は強かったのでしょうがその枠の中で表現しようとしたのかもしれません。

プロデューサーからは「とにかく女の人が泣ける話を」と言われたようですが、それについても「人が死ぬか別れるかと言う小手先のテクニックで泣かせたくない」って言ってるんであって”可哀想な話”が嫌だと言ったわけではありません。実際、キャラが死ぬシーンで泣かせるより虚しさとか冷徹さを表してる漫画アニメドラマはあります。

インタビューの画像はここに載せています。http://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493
2011年アニメージュ8月号はAMAZONで中古販売してるかもしれません。

大人の事情とはいえ、上層部とスタッフのやりたい事が違ってくると大変だと思いました。

企画段階からして間違ってると、どんなスタッフが作ってもまともなもにはならないと思いますね。
料理に例えると、「例えどんなシェフでも材料が悪かったらまともな料理にはならない」という事と似てます。

ただ、おまえうまそうだな映画は最近でもどこかで上映会をやったそうです。先月の9月でもやったそうなのでどこかで需要はあるのだと思います。
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おまえうまそうだなという映画はどうなんでしょう? (AMA)
2012-11-24 10:12:18
この記事やコメントを読んで割り込んですみません。

おまえうまそうだなの映画ですが
子供は大人の考えた子供騙しを嫌う事もあると聞いた事ありますしねえ。偉い人達も「子供を馬鹿にしてはいけない」と言っていました。”子供が見たい物”と”親御さんが安心して子供に見せたい物”は必ずしも当てはまりません。

おまえうまそうだなも映画は少なくとも企画というか販売サイドは本当に大切なものよりもただキャッチーを優先したかったのかもしれません。アニメや映画だとそういう上辺のキャッチーさばかり優先される風潮があります。上述のコメントでもあった映画のプロデューサーがスタッフに注文した「とにかく女の人が泣ける」というのも子持ちの親御さん受けを狙いたかったのかもしれません。ただ、スタッフとしてはそれは本意でなかったのかもしれませんね。上述のスタッフのインタビューで、予告とか紹介であれほど触れていた「心温まる」の部分についてあまり語ってなかったという事を考えると。

例え子供がシビアなものを受け入れたとしても親の方が勝手に「子供向けじゃない」と判断されることもありますからねえ。昨今は特に少しでも過激なものがあると文句言われそうで大変ですね。
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