これ、紹介するのが躊躇(ためら)われるトンデモナイ漫画なんです。
※蒼伊宏海『渋谷金魚3』・・・『なんじゃこりゃー!?』な表紙。
渋谷の街に突如出現した空を泳ぐ巨大な金魚・・・その金魚が人を襲って食べる!(ンなバカな!)
気が付けば渋谷の街は何と巨大な金魚鉢の中に収まっていたのです。
渋谷は大パニック!絶望的な状況の中、主人公たちは生き残りを賭けて金魚の群れに闘いを挑む!
※ゲゲッ!グロい!人を襲う金魚!(作者に画力がナイのでかえって助かってます)。
第1巻では逃げ回るだけだった主人公が、第2巻では金魚への反撃を試み、ついに第3巻では渋谷の街を取り戻すべく金魚に闘いを挑むのです。
日常慣れ親しんだカワイイ金魚が凶暴化!?・・・ってよく見ると金魚って色は綺麗だけどアンマリ可愛くナイかも。
凶暴な金魚たちがナゼかカタコトっぽい日本語を(コトバの意味を知らずに)話すのが異様な不気味さを醸しだしてます。
※『渋谷金魚1』から・・・アナタも今日からイトミミズ・・・金魚って怖い!
コイツ等がまた凶暴!
金魚にとってはアタリマエなのかもしれないですが、エサとなるイトメメズの立場になってみればこーゆー感じに違いナイのです。
第3巻では捕らえた金魚を片っ端から解剖する科学者も登場して、ゾンビ映画 "The Day of The Dead" の様相を呈してきます。
※これもキョワイ!・・・"The Day of The Dead"
"The Day of The Dead" は2作ありますが、ジョージ・A・ロメロ監督作(邦題「死霊のえじき」)の方です。
この作者って日常を破壊したい願望あるンでしょうか?徹底した破壊ぶりで、気持ちワルイのになぜかクセになる、そんな漫画です。
(気持ち悪さに耐えられる人にだけオススメします。)