吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

W.A.S.P. 『REIDOLIZED』(Napalm Records / 2018年2月リリース)

2018-08-16 06:09:40 | 洋楽邦楽を問わず音楽はイイ
 LAメタルの仇花『W.A.S.P.』が新しいアルバムをリリース!・・・とはいっても25年前のアルバム『クリムゾン・アイドル』を新メンバーの演奏で焼き直した・・・いってみれば往年の名曲の復刻アルバム。これだけでは物足りないので未発表曲や映像特典を付けて発売というもので、新しいファン獲得にはナラナイだろうけど根強いファンには『ウケる~!』アルバムです。



 長い付き合いだから仕方ナイ。大枚4,000円をハタいてみました。

 聴き比べてみると『アレ?』昔のアルバムの方が繊細!?
 どうでしょう?

【新】W.A.S.P. - Chainsaw Charlie (Official Video) | Napalm Records


【旧】W.A.S.P The crimson idol, song nr 4 ''chainsaw charlie''


 チェインソー・チャーリーとはハリウッドの大物プロデューサー(もちろん架空!)で、契約したミュージシャンの全てを搾り取る怪物として描かれています。

 このアルバムは架空のロックスター『ジョナサン』の生涯を描いたもので『厳格な両親のもとに生まれた主人公が、優秀な兄と比べられて虐待を受け、兄の死をきっかけに家出し、ギター一本でスターダムにのし上がり、成功を掴むも、両親には認められず、クスリに溺れ、孤独にさいなまれて自殺する』というストーリーに基づいて構成されています。
 曲を作ったブラッキー・ローレス自身もいつしか『ジョナサンは自分だ』と思い込んで自分の世界に籠るようになり、バンドメンバーが次々と抜けていき、とうとう『W.A.S.P.』はソロ・プロジェクトになってしまいました(今ではバンドといっても毎回「今回限り」のメンバーです)。

 今回は付録のDVDが思わぬ『儲けもの!』。曲だけだったジョナサンの生涯を映像で観る(しかも日本語訳付き!)ことができるので、今まで湧かなかったイメージがハッキリと認識できるようになります。


※ブラッキー・ローレスとジョナサン・アーロン・スティール

 しかし、ジョナサン(=ブラッキー)役を演じるこの主人公はいささか美化し過ぎだと思いますねー。


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3 コメント

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2つとも聴いた (あんとく)
2018-08-16 13:31:16
73のボリュームで、
絶対音感と、相対音感にかけて最後まで聴いてみた。
結果、、、
きなこママちゃんの降臨を待つ。
(チェンソーが2度と使えない気持ちにはなった…。)

ああ、ストーリーに救いがない。http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/16/news031.html

これじゃダメかな?
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うーん・・・🐵。 (管理人)
2018-08-17 13:30:46
昔の方が音が『立ってる』かナ?
ドラムスは繊細で、ギターがよく響く。
でも最近は打楽器でドンドコやるのが流行りみたいdeath。
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ママちゃん気付けってばw (あんとく)
2018-08-17 18:51:28
私、ロックが一番苦手なんだけど、
それ以外ならいいのに、くそっ。

でわ、本当に真面目に、わからないなりにwww
昔の方が自然にエコーかかっているような音、
ストリングスの演奏部分がね、きわだっている、
新しいやつより綺麗さがあるとは思うよ。
あと音に透明感がある。新しいのは濁っている。

新しい方はリズム重視、
パンチが効いているとは思う。
違いは、オケで言うと、
ファーストバイオリンの重要部分を7割以上ドラムスが音だしているのだと。

古い方はドラムスが3割。こちらはドラムスはどっちかというとセカンドバイオリンの立場なのよね。
だからストリングスが綺麗に聞こえる。

管理人はの好みは、透明感のある高音域。そこからの変調も好む。
それとアップテンポ、賑やかでなくてはいけないのは、殆どのの曲に共通しているわ。拝見していて。

あ、いけない、
課題曲「インドの虎狩り」練習する時間だわw
私、怒っているのよヽ(`Д´)ノプンプン
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