没後30年で記録映画製作等さまざまなイベントが目白押しのフレディー・マーキュリーの今日が命日です。
映画『ボヘミアン・ラプソディー』の大ヒットで今ぢゃ知らないヒトはいないと思いますが、伝説のロックバンド『Queen』でヴォーカルとして活躍、エイズに罹患しカリニ肺炎の悪化で亡くなりました。享年45歳(なんて若い‼️)。
※ありし日のフレディー・マーキュリー
やっぱり髪が長かった頃の写真を飾りたいワタシです。この頃からのファンだったワタシは『ザ・ゲーム』でいきなり短髪口髭のスタイルを見て『ゲッ‼️(これじゃスーパーマリオぢゃん‼️)』と思ったクチです。
さあ、今回はベスト盤なんかに収録されない初期の曲を聴いていただきましょう。
『グレイト・キング・ラット』です。
※Queen『Great King Rat』
聴きなおしてみると、歌詞が実に意味シンなのです。
🎵
偉大なネズミの王が今日死んだ
5月の21日に生まれ落ち
四十四の誕生日に梅毒で死んだ
始終憎まれ口を叩き続けた
アイツはそうさ
淫売の息子で
いつだって『お尋ね者』だった
いま聴くとエイズで45歳で亡くなったフレディー自身と重なってくるものがありますね。
さあ、今日はみんなで御冥福をお祈り致しましょう‼️
あれは私のような長年のファンでも『ゲッ‼️』と思いました。それまで、まんま少女マンガから抜け出したようなスタイルでしたからね~。演奏も歌詞もスタイルも実にリリカルなバンドだったのですよ。
当時はフレディーの声はかなり高音まで伸びやかに出ています。短髪になってからは声量こそは凄まじじかったですが、高音域が出なくなりロジャーが専ら担当するように変わっています。
グレイト・キング・ラットを歌っていた頃のフレディーはまだ20代だったので、きっと40過ぎの自分なんて想像できなかったでしょう。歌詞にもある通り『汚ならしい老いぼれ』だと感じていたはず。
当時ロック・ミュージシャンは総じて短命でした。酒とヤクに溺れてだいたい30代で死んでます。その意味では45までよく生きられた方なのかも。なお、歌詞は発表当時からは少し変わっているようです。『梅毒で死んだ』はある時点で変更されたのかもしれません。
どうぞ安らかに。R.I.P.
今年が没後30年目になるとは、未だに実感がありません。私もフレディは長髪時代が好きですが、初めて見た時は短髪口髭スタイルだったし、第一印象が悪すぎた。
もし長髪時代であれば印象は違っていたと思いますが、フレディよりもロジャーの方に目が釘付けになったかもしれません。初めて見たクイーンのPVは『ラジオ・ガガ』だったし、その時も何で隣りの美形が歌わないのか?と思ったほど(笑)。
『グレイト・キング・ラット』はあまり放送されない曲ですが、「四十四の誕生日に梅毒で死んだ」の歌詞には驚きました。まるで自分の将来を予知していたかのような内容にドキッとさせられます。
中学生になってラジカセなるものを買ってもらったとき、深夜放送で流れていたのは、アルバート・ハモンド『カリフォルニアの青い空』、ミシェル・ポルナレフ『哀愁のグローリア』そしてクイーン『ボヘミアン・ラプソディー』でした。
数あるミュージシャンの中でもクイーンはオペラの要素を取り入れたコーラスとギター・オーケストレーションの華麗な音色で一遍にファンになりました。当時のレコードには誇らしげに『ノー・シンセサイザー』の文字が記されています。
以来クイーンの曲を聴き続け、口づさんできました(いつもワケわからん歌詞を歌っているアブないヒトでした)。
フレディーが亡くなった後、何かいいバンドは、と探してたどり着いたのがジューダス・プリーストでした。同じ英国のバンドでハイトーン・ヴォイスのヴォーカルという共通点がありました。
映画は真っ先に観に行きましたが、主演のラミ・マレックにはやや不満です。フレディーはあんなにチンチクリンぢゃねえ❗出来は良かったのですが、やはりフレディーはもう死んでしまったのだという感を新たにしましたねー。
さようならフレディー。安らかに。R.I.P.
『ボヘミアン・ラプソディー』がこちらでも2018年11/上旬に封切られ(映画の封切という言い方をすると 若者は笑いますがね)
最初は混むだろうと 年明けの2019年/1月に観に行きました。3ヵ月上映し2019年/2月上演の最終週に もう一度あの感動をと劇場へ行くと 平日なのに満員で驚きました。
アカデミー作品賞受賞はまちがいないと思っていましたが『グリーンブック』が受賞しました。これもいい作品でした。
フレディーは確かに歌がうまかったです。45歳の若さで惜しいですね。メアリー・オースチンとの 恋愛を超えた友情は彼が死ぬまで続き メアリーの存在はフレディの心のよりどころでした。
モバさまは以前からフレディー・マーキュリーのファンでしたか。↑この歌詞は確かに意味シンです。