春のアニメが出揃ってきたようですが、今回は一風変わった作品も多く、面白いラインナップになってきています。
※『文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~』から、カッコ良すぎる芥川龍之介。
文豪を題材しにた作品も2つ出ています。『文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~』は『作品世界への浸食をかつての文豪たちがスーパーヒーローに変身して食い止める』というもの。でもせっかくの設定がただのアクションに堕しているようでイマイチでした。私のオススメは『啄木鳥探偵處(きつつきたんていどころ)』です。『石川啄木と金田一京介のコンビ(ありえないでしょ!)が難事件の謎を解く』というストーリー・・・レトロな雰囲気にタップリ浸れます。エンディングの『ゴンドラの唄』もグッドですぅ。
※『啄木鳥探偵處(きつつきたんていどころ)』では(あの!)石川啄木が難事件を解決!?
※啄木鳥探偵處ED「ゴンドラの唄」Music Video(YouTube Ver.)こっ、このイメージは志村喬(!?)
『かくしごと』マンガ家であることを自分の娘に徹底的に隠そうとする父親の涙ぐましい努力の数々・・・『そこまでしますか!?』の連続。『隠し事』は『書く仕事』でもあるンです。マンガ家あるある満載でこれは笑えます。
※ホノボノの楽しい『かくしごと』の世界。
※TVアニメ『かくしごと』ノンテロップED映像・・・大滝詠一の名曲が甦る!
ここまでがランキング外。では、いよいよトップ3の発表です。
第3位『無限の住人 -immortalー』は一風変わった時代劇です。・・・武士というものがまだ生きていた江戸時代、町道場の娘、凜は殺された父母の仇を討つため旅に出る。旅の用心棒として選んだのは、百人斬りの異名を持つ不死身の男、万次。狙うは憎き男、逸刀流統主・天津影久・・・ってえんですが、この万次の設定に驚きます。『謎の老婆、八百比丘尼に究極の延命術・血仙蟲を埋め込まれ、不死の身体となった』というのですから、いわば『体内に修復用のナノマシンを大量に蓄えていて斬られても傷がスグに治ってしまう』というズルい設定になっています。チャンバラで負けても死なないのだからこれは反則ですよねー。でも面白い。
※一風変わった時代劇『無限の住人 ーimmotalー』は設定が反則技!?
第2位は『LISTENERS リスナーズ』・・・これはストーリーを説明するのが難しいです・・・少年エコオと祈手(プレイヤー)のミュウの二人が旅をする。危機に陥ると、エコオの持っているアンプが巨大人型ロボットに変形し(絶対ムリでしょ!)、ミュウがそれを操縦して立ち向かう・・・全編がロック用語で構成される不思議な物語になっています。
※『LISTENERS リスナーズ』・・・旅を続けるエコオとミュウ。
そして栄えある第1位は『ULTRAMAN』です!これも斬新な設定で、『かってウルトラマンだったハヤタ隊員は体内にウルトラマン因子を受け継いでいて、その息子進次郎も超人的な体力を生まれながらに有してしたのだった』と言う設定です。イデ隊員がひそかに開発していたウルトラスーツを着れば、スーパーヒーローに変身!(巨大化はしません)。
※等身大のウルトラマンが活躍する『ULTRAMAN』は特撮世代には涙ナミダの作品です!
ウルトラマン世代には涙ナミダです。『戦え!ウルトラマン』・・・って等身大なのでサイヤ人同士の戦いみたいな展開、フル3DCGのヌメヌメした動きに慣れれば、これは楽しめます。
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