新年明けましておめでとうございます。
『めでたい』に通じる祝鯛は新年にはつきものです。私はこれを見ると亡くなった父のことを思い出します。『鯛の目の下にある身を「顔肉(がんにく)」と言うて、ここがイチバン美味しいんじゃ』と、父はよく言ってました。『お殿様はここしか食べんのじゃ』と言ってこの身を食べるのが常でした。
本年も相変わりませず宜しくお願い申し上げます。
さて、新年といえば祝鯛ですね。
『めでたい』に通じる祝鯛は新年にはつきものです。私はこれを見ると亡くなった父のことを思い出します。『鯛の目の下にある身を「顔肉(がんにく)」と言うて、ここがイチバン美味しいんじゃ』と、父はよく言ってました。『お殿様はここしか食べんのじゃ』と言ってこの身を食べるのが常でした。
『こんなところがホントに美味しいんか~❔』と私はいつも疑問に思っていました。『それはご家来衆に下げ渡すとき、鯛の身に箸を直接つけない工夫だよ』と、今なら分かります。お殿様は『食べたシルシ』だけを鯛に付けて家臣たちに振る舞ったのでしょう。きっと。
今は父のことを思い出しながらお正月には鯛の顔肉を食べるようにしています。今年は亡父の13回忌になります。
『うん、美味しいよ。お父さん』
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