大正時代の城見村のようすを転記する。
小田郡史(大正13年版)の城見村史より
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生業
本村は一般に農耕にて極めて僅少の商工者あるのみ。
農業は普通作にして傍ら果樹園芸除虫菊等の特用作物を栽培す。
副業としては麦稈及び真田紐製造養鶏等なり。
1・普通作物(大正4年調べ)
田 一毛作56町 二毛作27町
他
主要生産物
米 1567石 大麦4石 裸麦1936石 小麦496石
その他(栗、黍、蕎麦、大豆、小豆、そらまめ、ささげ、胡麻、甘藷。
特用作物
除虫菊は松浦岩蔵氏、明治25年東京学農社より種子購入栽培せし。
蚕業
明治22.23年頃より創起し、明治30年頃飼育せるもの10余戸を算せしが、麦稈青刈製造の勃興するにおよび跡を絶つに至れしが、やや養蚕に心を傾けんとする傾向あり。
家畜
牧畜は単に牛に止まり、農耕に供する為飼育するもの大部分。
家禽はほとんど鶏にして種類は多く、往昔より副業的に飼育し来たれり。
果樹園芸
本村の果樹栽培は殆ど大字茂平に属す。
大栽培に従事するものなし。
小田郡史(大正13年版)の城見村史より
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生業
本村は一般に農耕にて極めて僅少の商工者あるのみ。
農業は普通作にして傍ら果樹園芸除虫菊等の特用作物を栽培す。
副業としては麦稈及び真田紐製造養鶏等なり。
1・普通作物(大正4年調べ)
田 一毛作56町 二毛作27町
他
主要生産物
米 1567石 大麦4石 裸麦1936石 小麦496石
その他(栗、黍、蕎麦、大豆、小豆、そらまめ、ささげ、胡麻、甘藷。
特用作物
除虫菊は松浦岩蔵氏、明治25年東京学農社より種子購入栽培せし。
蚕業
明治22.23年頃より創起し、明治30年頃飼育せるもの10余戸を算せしが、麦稈青刈製造の勃興するにおよび跡を絶つに至れしが、やや養蚕に心を傾けんとする傾向あり。
家畜
牧畜は単に牛に止まり、農耕に供する為飼育するもの大部分。
家禽はほとんど鶏にして種類は多く、往昔より副業的に飼育し来たれり。
果樹園芸
本村の果樹栽培は殆ど大字茂平に属す。
大栽培に従事するものなし。